名古屋出入国在留管理局に収容中のスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が3月に死亡した問題で、弁護団は10月5日に記者会見を開き、これまで開示されなかった残りのビデオの一部が遺族側に新たに開示されたと明らかにした。 弁護団は民事訴訟の準備を進めており、今回の映像は証拠保全の手続きの中で10月1日に開示された。2月22日からウィシュマさんが亡くなる3月6日までの映像の一部で、合計で98分間視聴したという。遺族側代理人の指宿昭一弁護士は、「(開示しない対応から)一転したのは、入管の態度が変わったからではなく、裁判所の手続きで半強制的に出さざるをえないから出したという事情です」と説明した。
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