10年前、Jon von TetzchnerとGeir Ivarsoyは研究者としてノルウェー最大手の通信会社に勤務していたが、その企業の経営陣は2人が手掛けていたプロジェクトを中止してしまった。 しかし、von Tetzchnerらは会社との交渉の末、彼らが社内で開発したブラウザの権利を取得して、独立を果たした。それがOpera Softwareの歴史の始まりだった。 Netscapeのような一時的に景気の良かった企業とは異なり、Operaが大きな話題になることはなかった。しかし1995年に会社を設立した多くの経営者と違って、von TetzchnerとIvarsoyは経営者として自社の創立10周年を祝える立場にいる。しかも、同社はこの間に、インターネット企業の相次ぐ倒産、世界的IT不況、そしてMicrosoftという3つの困難を切り抜けてきたのである。 さまざまな困難を考えれば、これは
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