コスメやアイドルのグッズショップが軒を連ねる、新大久保駅から大久保通り沿いのコリアンタウンエリア。週末になると若い女性を中心に多くの人々で賑わっている。 通りにあるレストランや露店に目を向けると、チーズハットグや、サムギョプサル、チキンなど、韓国ドラマで注目を集め、日本でもブームとなった食べ物が並んでいる。 そんな新大久保の街中で時折見かけるのが、中国語と韓国語が併記されている店だ。 北朝鮮と接する中国の吉林省には、少数民族である朝鮮族が多く暮らしている。中国語と韓国語を両方表記している店の多くは、朝鮮族が経営する店だ。 これらのお店では、羊肉串(羊肉の串焼き)、鍋包肉(酢豚)などの本格的な中国料理に加え、冷麺やスンデ(豚の腸詰め)などの朝鮮半島の料理も提供している。
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