CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
今回はAndroid L Previewも一部含めながら、前半はユーザ視点の新機能、後半は開発者視点のAndroid Lollipopの新機能について説明していきます。 ユーザ視点の新機能 Android 5.0 Lollipopでは、マテリアルデザインのサポートやNotificationの強化など多くの機能が追加されています。 マテリアルデザインのサポート マテリアルデザインがサポートされました。5.0からはウェアラブル、TV、車などプラットフォームでAndroidが動作し、それぞれスクリーンサイズも異なります。マテリアルデザインとは、これらの異なるスクリーンでも、ビジュアルやアニメーション、インタラクションなどはこうあるべきである、ということをまとめたデザインの総括ガイドです。 また、マテリアルデザインでは、紙と紙が重なる、オブジェクトが紙の上で動くなどのような振る舞いを意識しています
【記事内容の更新】 米国時間9月29日付けで発表されたMac OS X向け修正パッケージの公開に関する情報を追加しました(注記の[2])。 Bashは、LinuxやMac OS X等のUnix系システムにおいてOSとユーザの仲立ちをする「シェル」と呼ばれるソフトウェアの1つで、特にLinuxでは標準のシェルとして一般に使われている。また、原型のshシェルの拡張として、ユーザ対話だけでなくプログラムの一種としても広く利用される。 今回の脆弱性では、環境変数を経由した命令定義が、内容を問わずそのままBashで実行されてしまう。わかりやすい例はWebサーバのCGIプログラムで、そのやり取りではユーザのIPアドレスやユーザエージェント等の情報が環境変数で渡されるため、CGIプログラムがBashで記述されている場合、細工した情報を送ることにより、それを受け取ったBashが環境変数を経由して任意のコマ
この脆弱性は、環境変数の利用によってシェルを通さずに特殊な値を呼び出せるというBashの仕様に起因するもの。コードを埋め込んだ値を呼び出せば、シェルが問題に気づく前にそのコードを実行できるという。 これを悪用することにより、リモートユーザーへの不適切な実行権限の付与や、ApacheのCGI実行設定の変更、mod_php経由で実行中のPHPスクリプトの停止、DHCPサーバの設定変更、各種デーモンやアプリケーションに対する実行ユーザーおよび権限の変更、不正なシェルスクリプトの実行といった攻撃が可能になる。 【訂正とお詫び】 「mod_php経由で実行中のPHPスクリプトの停止」と記載しておりましたが、影響を受けるのはCGIモードで動作しているPHPで、mod_php経由で実行中のPHPは影響を受けません。訂正してお詫びいたします。 RedHatは、同記事において環境変数を経由した不正なコード実
CodeZineにて「MBaaSと連携するAndroidアプリを作る」を好評連載中の金宏和實さんの新刊、『作ればわかる!Titanium Mobileプログラミング SDK3対応』が発売されました。Webアプリケーションで広く使われているJavaScriptを使って、iOS/Android向けのネイティブアプリを作れる「Titanium Mobile」の入門書です。 著者からのコメント 読者のみなさんはもうスマホのプログラミングは始めていますか。 iPhoneやiPadのアプリは、Objective-C言語でプログラムを作成するのが主流です。Objective-Cはオブジェクト指向のC言語ですから、初心者にとっては簡単な言語ではありません。また、その書き方はかなり独特です。 一方、Android向けのアプリはJava言語で作成します。Javaもオブジェクト指向の本格的なプログラム言語で、使
また、Organization[1]の数も360を超え[2]、リポジトリ数もOrganizationのものだけでも2000近く作られています[3]。 新規のプロジェクトは基本的にGitを利用しており、既存プロジェクトもほとんどがSubversion(以下SVN)などからGitに移行しました。 本記事では、Ameba事業本部がどのようにGitを組織内に普及させていったか、その運用体制、現場でどのように利用されているのかをご紹介します。 [1] 複数アカウントをまとめるグループ機能です。リポジトリは個人単位だけでなく、Organization単位で作ることもできます。 [2] プロジェクト単位で1つのOrganizationを用意しています。 [3] 個人アカウントで作成したり、他からforkしたリポジトリは除いた数です。 GitHub Enterprise導入への道のり GHE導入以前の標準
東京メトロは、日本の鉄道事業者としてははじめて、全線の列車位置や遅延時間などの情報をオープンデータとして公開するとともに、これらのデータを活用したアプリのコンテスト「オープンデータ活用コンテスト」を、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所と協力して実施する。募集期間は9月21日~11月17日。 今回、東京メトロの創立10周年を記念して、新たに東京メトロ全線の列車位置と、遅延時間などに関する情報(方向、列車番号、普通/急行/快速などの列車種別、始発駅・行先駅、車両の所属会社、在線位置、遅延時間)をオープンデータ化した。列車時刻表、駅別乗降人員、バリアフリーなどの情報に関してはすでに公開している。 「オープンデータ活用コンテスト」では、これらのデータを活用して、東京メトロの利用者の生活をより便利で、より快適にするアプリを募集する。応募にあたって年齢、性別、職業、国籍は問わず、個人、グループ、
対象読者 GoogleのサービスやAPIに興味のある方、悩んだことがある方 Google Cloud Platformに興味のある方 GoogleではないAPIの経験がある方(推奨) 必要な環境 Googleアカウント Webブラウザ サンプルコードを実行する場合は、Javaの開発環境 Google APIの基礎知識 Googleが提供する大抵のプラットフォームやサービスは、それらのリソースへアクセスするためのAPI(以下、Google API)を提供しています。まずは、Google APIを理解するための基礎となる事項を押さえておきましょう。 APIとの通信方式とDiscovery Document Google APIと通信する方式には次の2つがあります。 OAuth1でアクセス許可を得て、ATOM書式で通信する OAuth2でアクセス許可を得て、JSON書式でhttpsを使って通信す
この連載は、Javaをいきなりやることになってしまった新卒の人や、Java以外の言語の使用経験しかない人など、Javaの初心者なのに業務アプリ(ビジネスで使われるアプリケーション)の開発で即戦力にならないといけない人達に向けての連載になります。標準のJavaでできることはもちろん、DB操作のためのSQLやよく使われるライブラリの使い方など、単なるJavaのみの紹介ではなく、Javaでの業務アプリの開発に必要とされる基礎知識全般について連載を通じて学んでいくことを目的としています。 はじめに 今回の記事では、Java(ジャバ)で業務アプリを開発するための開発環境の構築を行います。また、Javaのアプリケーションの開発では統合開発環境(IDE)を使って作業することがほとんどです。統合開発環境とはアプリケーションの開発をサポートする環境で、この連載では多くの現場で使われているEclipse(エク
編注1:「シェル芸」とは、UNIXシェル(主にbash)のワンライナーを駆使して文字列加工を自由自在に操ることです。また、そのような能力をもつ人をシェル芸人と呼びます。 「行」=「レコード」 デフォルトでAWKは「行」を「レコード」というものとして扱います。正しくは組込変数RS (Record Separater) で区切られたものをレコードと呼びますが、デフォルトでは、この組込変数RSは改行になるため、行がレコードそのものになります。また、このレコード単位の分割は、アクションでテキストファイルを読み込むと必ず行われるものとなっているため、ユーザーが特別に分割処理をしなくてもレコード単位で扱ってくれる、とても便利な仕組みです。 特殊なものとして、段落単位で読み込むために組込変数RSに空文字列を代入するものや、GNU AWK編注2ではファイル全体をひとつのレコードとして読み込む手法、組込変数
編注1:「シェル芸」とは、UNIXシェル(主にbash)のワンライナーを駆使して文字列加工を自由自在に操ることです。また、そのような能力をもつ人をシェル芸人と呼びます。 パターンとアクション AWKはパターンとアクションを組み合わせるプログラム言語です。日本語で「もし○○だったら、○○をする」という文章のうち、「もし○○だったら」という部分がパターンであり、「○○する」という部分がアクションです注1。このようにパターンとアクションで構成されるAWKの基本文法は直感的であるため、様々な機会で用いられます。これをAWKスクリプトで記述すると以下のようになります。 さて、「パターン」という名前から「正規表現にマッチする」ようなイメージを持たれるかもしれませんが、AWKのパターンは「条件式」そのものであり、その条件式の戻り値による「真偽」にしたがいアクションが実行されます。今回はこのパターンの真偽
KLabとIDCフロンティアは、2013年12月から共同で取り組んできた「モバイルオンラインゲームの海外展開向け配信ソリューション」に関する研究の中間成果として、実証実験向けに開発した海外との通信を最大50%以上高速化するソフトウェア「AccelTCP(アクセルティーシーピー)」を、25日にオープンソースソフトウェアとして公開した。 「AccelTCP」は、通信遅延が大きい長距離ネットワークにおけるTCP通信を高速化するプロキシサーバ型のソフトウェアで、日本国内のデータセンターに構築されたシステムから海外のユーザに対して、モバイルオンラインゲームの安定した品質での配信を実証する目的で開発した。 プロキシサーバ間で、あらかじめ確立されたTCPコネクションを再利用する「コネクションプーリング」を行い、プロキシサーバ間のコネクションプーリングによって、TCPコネクションの確立時に発生する3Way
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く