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今回、リリースされたPodman Desktop 1.9では、イメージまたはコンテナのtarアーカイブでの保存/復元が可能になった。また、KubernetesにおいてPodのターミナルに接続できるようになっている。 さらに、navigation APIへのnavigateToAuthenticationメソッドの追加や、extension APIのextensionContextにおけるシークレットの取り扱いの追加、認証セッションリクエストのみを備えた認証プロバイダサインインボタンの追加、WebViewにおけるrevealのサポートが行われるなど、数多くの機能追加・改善が行われた。 そのほか、デーモンレスのコンテナエンジンであるPodman 5.0.1がリリースされ、macOSにおいてQEMUに代わってApple Hypervisorが使われるようになったことから、パフォーマンスが向上する
Podman Desktop 1.5では、PodmanとComposeの初期セットアップのためのガイド付きフローを提供するオンボーディングフローが導入されるとともに、Windows/mac版インストーラにPodman 4.7.2が含まれている。また、新たに検索主導型のコマンドパレットが利用可能になり、Podman Desktopで使用できるさまざまなコマンドへの迅速なアクセスが可能になった。 Kubernetes Podでは、ネットワーク、ボリューム、環境変数、その他主要なメタデータを含むより包括的な情報が「Summary」タブに表示されるようになっている。 さらに、イメージリストからコンテナを作成する際に、新しいコンテナの環境変数を設定するための環境ファイルを提供するオプションが追加されたほか、Dockerとの互換性を有効または無効化するためのUXが向上した。また、UI内のコンテナ、ポッ
Pythonでの機械学習を学ぶ入門書『実務で役立つPython機械学習入門』(翔泳社)が発売中です。本書では実際にありうるビジネス課題を想定し、機械学習によるデータ分析を用いて解決する手順を解説しています。今回は本書から、回帰アルゴリズムを利用して不動産価格を予測する方法を紹介します。 本記事は『実務で役立つPython機械学習入門 課題解決のためのデータ分析の基礎』(池田雄太郎、田尻俊宗、新保雄大)の「2-2 回帰アルゴリズム:不動産価格を予測しよう」から抜粋したものです。掲載にあたって編集しています。 また、記事内ではPythonとpandasを利用します。 回帰アルゴリズム:不動産価格を予測しよう あなたは、とある不動産会社に勤務しています。あなたの会社は数百の不動産を保有し、賃貸物件を顧客に貸し出しています。ある日、あなたの上司から、「物件の賃貸価格決定を自動化したい」と要望を受け
米GitHubは、同社の提供するソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」におけるパブリックリポジトリを持つ管理対象組織の一部であるチームと、GitHub Enterprise Cloudのユーザーに対して、マージキューの一般提供を7月12日(現地時間)に開始した。 今回、一般提供が開始されたマージキューは、プルリクエストが先行する他の変更と互換性があることを確認し、何らかの問題が発生した場合は警告してくれるため、チームはコードの執筆や提出、コミットといったより重要な作業に集中できるようになる。 マージキューを使用すると、ベースブランチからの最新の変更点、すでにキューにある他のプルリクエストからの変更、自分のプルリクエストからの変更点を含む一時ブランチが作成される。その後、CIが開始されブランチ(およびプルリクエスト)がマージされる前に、必要なステータスチェックにすべて通過する必要が
Giuliano Bellini氏をはじめとする、ネットワークトラフィックをGUIでリアルタイム表示できるオープンソースのネットワーク監視ツールSniffnetの開発チームは、最新バージョンとなる「Sniffnet 1.2.0」を5月18日(現地時間)にリリースした。 Sniffnetは、PCのネットワークアダプタを選択可能で、インターネットトラフィックに関する全体的な統計や、トラフィック強度のリアルタイムでのグラフ表示や、リモートホストの情報取得、あらかじめ指定したネットワークイベント発生時の通知、ネットワーク接続の詳細情報を含むレポート保存などに対応している。 今回、リリースされた「Sniffnet 1.2.0」では、新機能として逆引きDNSルックアップ機能や、特定のIPアドレスを管理するエンティティを見つけるためのASNルックアップ機能が追加され、IPアドレスの表示だけでなく、ホスト
米Dockerはクライアント向けコンテナ基盤「Docker Desktop」の新バージョン「Docker Desktop 4.19」を5月2日(現地時間)に公開した。Docker DesktopはWindows、macOS(Intel/Apple Silicon)、Linuxで動作する。 「Docker Desktop 4.17」ではまず、macOS版でコンテナとホストの通信速度が5倍ほど速くなった。これは、オープンソースの「vpnkit」に代えてGoogleが開発したオープンソースのコンテナサンドボックス「gVisor」を採用したことによる。この改良により、Docker内のネットワークから外に出るネットワーク処理が高速化した。例えば、「npm install」や「apt-get」を実行してインターネット上にあるパッケージをダウンロードしてインストールするときなどに、高速化の効果を感じられ
git-simは、Pythonで記述されたコマンドラインツールで、gitコマンドがローカルリポジトリに与える影響を示す画像(またはアニメーション)を、すばやく簡単に生成できる。 同ツールの利用によって、実際にコマンドを実行する前に、ユーザーがコマンドの処理内容を確認することが可能になり、リセット/マージがローカルリポジトリにどのように影響するかが、確実にわかるようになる。なお、動作のビジュアル化はJPEG形式の静止画のほか、MP4形式の動画としても出力できる。 同ツールのおもな目標は、開発者ワークフローの中断を最小限に抑えつつ、gitコマンドの効果をすばやく簡単に作成して視覚化することであり、今後の機能強化としては、 コマンドラインインターフェイスを提供して、開発者がローカルGitリポジトリ内のターミナルで直接git-simを実行可能にする gitコマンド(サブコマンドおよびオプション/フ
米Circle Internet Servicesは、継続的インテグレーション&継続的デリバリ(CI/CD)プラットフォームであるCircleCIに対応した「CircleCI Visual Config Editor(VCE)」を、8月18日(現地時間)にオープンソースで一般公開した。 VCEは、CircleCIにおける構成要素の変更と構成ファイルの生成に使用可能なノードグラフエディタで、CI/CDパイプラインを構築し、効率的で使いやすいビジュアルインターフェースによって、CircleCIのプラットフォームとのスムーズなやり取りを実現する。 コンポーネントの定義と使用法の作成を含む、構成編集用のオールインワン環境を提供し、従来用いられてきたYAMLに代わってローコード(または適切なOrbによるノーコード)で開発できる。 YAMLの学習や記述が必要なく、ワンクリックでCircleCI Orb
本連載ではKubernetesの簡単な説明からはじまり、開発者の方にとってKubernetesを利用することで何が嬉しいのか、どのように開発フローが変わっていくのかについて、イラストを交えながら紹介します。今回は、Kubernetesとは何か、どんな特徴があるのかについて解説します。 はじめに はじめまして。サイボウズ株式会社のあおい(@_a0i)です。最近Kubernetesという単語を聞くシーンが増えてきましたよね。もともとインフラに関わっていなかった開発者の方でも、身近で聞くことが多くなってきたのではないでしょうか。 しかし、「最近Kubernetesについてよく聞くけれど、なんだろう?」「Kubernetesを使ってみたいけれど難しそう、どこから始めればいいかわからない」こう言った悩みを抱えている方もいると聞いています。本連載ではKubernetesの簡単な説明からはじまり、開発者
同調査は、2月16日~23日の期間に行われ、394名から回答を得ている。 調査対象者に、エンジニアとして仕事をする上でどのような情報をインプットしているかを尋ねたところ(複数回答)、「取得したいプログラミング言語に関する情報」(64.0%)がもっとも多く、「エンジニアの仕事に役立つノウハウや経験談」(54.3%)、「最新スキルに関する情報」(53.6%)がそれに続いた。 情報をインプットする上で、もっとも重視しているポイントを尋ねた質問では、「現在の仕事に活かせること」(61.7%)が最多となっている。 情報のインプット方法としては(複数回答)、「技術ブログ」(78.4%)がもっとも多く、「書籍」(61.2%)、「記者が執筆したIT、テック系の記事を見る」(50.0%)が続いた。 新しいスキルの情報収集の頻度は、「1週間に2~3回程度」が30.2%に達した一方で、「情報収集をまったくしない
対象読者 Linuxの基礎コマンドを少し知っている方 簡単にサーバーを構築したいインフラ技術者、開発者 httpdイメージを使ったWebサーバーを立てる 今回は、実際にApacheが入ったコンテナであるhttpdイメージを使って、Webサーバーを立てていきながら、Dockerの基本を習得しましょう。 コンテナの設計 ここでは下記の内容のコンテナを作ります。 1. イメージ名 Apache入りのイメージの名前は「httpd」です。ここではタグは省略し、最新版を扱うことにします。 2. ポートのマッピング httpdコンテナは実行時にポート80で待ち受けるように構成されています(これはDocker Hubにあるドキュメントに記載されています)。そこでこのポートをマッピングする指定をします。 3. バインドマウント httpdコンテナは/usr/local/apache2/htdocs/がドキュ
エンジニアであればデータベースに触れる程度にはSQLを扱えると作業が捗りますが、いまいち自信がない方もいるかもしれません。そんなときに勉強のお供にしていただきたいのが、累計2万5000部を突破した『SQL 第2版』(翔泳社)。データベースの達人であるミックさんが初心者向けに解説した本書で、SQLを学び始めてみませんか? 今回はSQLの概要を掴める「第1章 データベースとSQL」を抜粋して紹介します。 本記事は2016年6月発売『SQL 第2版 ゼロからはじめるデータベース操作』の「第1章 データベースとSQL」から抜粋したものです。掲載にあたり一部を編集しています。 1-1 データベースとは何か 大量の情報を保存し、コンピュータから効率良くアクセスできるように加工したデータの集まりのことを「データベース」と呼びます。 データベースを管理するコンピュータシステムのことを、「データベース管理シ
機械学習やデータ分析には、収集したデータを使いやすい形に整える前処理が不可欠です。その際によく利用されるのがPythonのライブラリ「pandas」。今回は『現場で使える!pandasデータ前処理入門』(翔泳社)より、pandasの最も基本的なデータ構造であるシリーズの概要と操作方法について抜粋して紹介します。 本記事は『現場で使える!pandasデータ前処理入門 機械学習・データサイエンスで役立つ前処理手法』の「CHAPTER 2 pandasのデータ構造」より「2.1 シリーズ」を抜粋したものです。掲載にあたり一部を編集しています。 2.1.1 シリーズの概要 シリーズはインデックス付けされた複数のデータ型(int、str、float等)を持つことが可能な1次元配列のオブジェクトです。 インデックスとはデータに対して付与されるラベルです。データの参照や様々な処理で使われます。インデック
プログラミング言語のトレンドは時代とともに移り変わっても、その考え方や利用されるアルゴリズムは変わりません。ソフトウェア開発においてアルゴリズムは効率化や高速化といった恩恵をもたらすため、できれば基本から押さえておきたいところ。今回は、ユーザーの多いPythonでアルゴリズムを学べる『Pythonではじめるアルゴリズム入門』(翔泳社)から、線形探索と選択ソートの手法を紹介します。 リストから目的の値を見つけられるようになる。 データ量が多い場合の問題点を体験する。 多くのデータの中から欲しいデータを見つけることを「探索」といいます。私たちの生活の中でも、欲しいものを見つけるために探す場面はよくあります。そして、その探し方は探すものや量によって変わってきます。 実際にどのような探索方法があるのか知っておきましょう。 日常生活における探索を知る 探索を行なうのはプログラミングに限った話ではあり
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