日本通信とU-NEXTは10日、個人向け格安SIM事業での協業について基本合意に達したことを発表した(日本通信のニュースリリース、 ITmediaビジネスオンラインの記事、 ASCII.jpの記事)。 日本通信はMVNOのパイオニアとしてさまざまな通信サービスを提供してきたが、最近では他社がより好条件のサービスを展開しており、個人向け格安SIM事業は激戦区となっている。さらに、VAIO Phoneを完売するために在庫を評価減したことなども影響し、2016年3月期は赤字に転落する見通しであると発表していた。 合意の内容としては、U-NEXTがMVNO、日本通信がMVNEとして両社が協力してMVNOサービスの提供を行うというもの。一般消費者向けの通信サービスはU-NEXTがMVNOとして引き継ぎ、日本通信がMVNEとして継続提供するという。