どんな人にでも「なりたい自分」や「理想の人生」があるはず。そこに向かってあくまで突き進むか、諦めて自分の身の丈に合った生活を送るかは人それぞれで、どちらの生き方がいいという問題ではない。 しかし、もし「○○で日本一になりたい」「××で世界に出たい」という理想像がはっきりとあるならば、それは「身の丈以上の生き方」を求めるということ。どんな苦労があろうと、その理想の状態に到達するために訓練を続けるほかない。 では、想像を絶する努力によって「理想の自分」「最高の人生」を実現させてしまった人は、どのように考えて毎日を過ごしてきたのか。 「世界の誰も作っていない新しいものを作ってやる」という決心のもと、緑内障の原因遺伝子「ミオシリン」を発見、現在は「飲み薬による失明の治療」を目指している医学博士・窪田良さんは「理想の自分」を追い求める生き方を選び、成功を収めたといえる。 では、さまざまな困難に突き当