全国に神社は約8万社(81,166社)あるが信仰の対象は記紀神話などに登場する万物創造の関わる神の他、食物に関する神、七福神など中国・インド系の神、あるいは死後に祭られた人(英雄系として日光東照宮の徳川家康、明治神宮の明治天皇、怨霊系として太宰府天満宮の菅原道真、神田明神の平将門)と多種多様である。 全国に20社以上の神社がある信仰の合計は約5万社であり、そのうち全国に分布している八幡信仰が7,817社と15.9%を占め、最も多い。第2位の伊勢信仰は東日本に多いが中部地域にも浸透している。第3位の天神信仰は西日本で目立っている。 都道府県別には新潟県の神社数が最も多く、兵庫県、福岡県がこれに続いている。最も少ないのは沖縄県であり、和歌山県がこれに次いでいる。 全国の神社の多くは宗教法人である神社本庁に属しているが、宮司人事等の問題で神社本庁の支配から離れる神社もある(下表参照)。「離脱する