新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が、5月1日、新たな提言を出しました。 感染の状況が厳しい地域では、新たな感染者数が一定水準まで低くなるまでは、引き続き「徹底した行動の変化」が必要になるとし、新たな感染者が限定的になっている地域でも、感染拡大を予防する「新しい生活様式」に移っていく必要があるとしています。 専門家会議が示した状況分析と提言の「ポイント」と、「記者会見での主なやりとり」をまとめています。提言の全文も載せています。 専門家会議の「状況分析」と「提言」のポイントは 現在の全国の感染状況は? 【全国:感染者数の推移】 多くの市民の協力により、爆発的な感染拡大「オーバーシュート」は免れ、新たな感染者数は減少傾向に転じている。 緊急事態宣言をはじめとした一連の対策の効果が現れはじめていることは確かだと考えられる。 しかし、3月20日すぎから生じた発症者数の急増の