ディーオンは11月11日、テレビとしても使える23V型のマルチ液晶ディスプレイ「CLV2320V」の価格改定を発表した。同日から同社直販サイト(CANDELAダイレクトhttp://www.candela.co.jp)で受注を開始。同社直販価格は従来価格から2万円値下げとなる7万9800円。 「CLV2320V」は高付加価値ディスプレイ向け新ブランド「CANDELA」シリーズとして今年5月に発表されたもの。地上アナログチューナーを搭載しておりテレビとして使用できる。23インチWXGA(最大解像度1280×768ピクセル、適正解像度1280×720ピクセル)のワイドTFT液晶パネルを搭載。視野角は上下左右176度、輝度は最大500カンデラ/平方メートル、コントラスト比は600:1、応答速度は16ミリ秒、最大表示色は1677万色。3次元Y/C分離回路やSRSバーチャルサラウンド機能を搭載。ステ
米Amazon.comは,人類の知力を活用するサービス「Amazon Mechanical Turk」のWebサイト(ベータ版)を公開した。ソフトウエア開発において,単純作業だが人間の判断力を必要とする作業(HIT:Human Intelligence Task)をユーザーに実行してもらうというもの。 「例えば,ある写真にピザ屋が写っているかどうかをコンピュータが判断するのは困難だが,人間なら簡単に見分けることができる」(Amazon.com社) Amazon Mechanical TurkのWebサイトでは,ソフトウエア開発者が依頼するHITを紹介する。ユーザーはHITの一覧から作業を選び,「Accept HIT」ボタンをクリックする。HITが割り当てられたら,写真を選択するなどの作業を実行し,「Submit」ボタンをクリックして回答を送信する。回答がHIT依頼者に承認されると,対価がA
画面 Yahoo!検索の画面<BR>ロボットが収集した全文検索の結果を中央に表示する。上部には,カテゴリ検索の結果も提示する。併せて,そのキーワードと同時に入力されることの多い語も表示する。 ヤフーが提供するポータル・サイト「Yahoo!Japan」が,2005年10月3日に検索エンジンを一新した。これまで人手で情報を分類/登録しておく「カテゴリ検索」を中心としていたが,データを収集するプログラム(ロボット)がWebサーバーを巡回して集めたページを全文検索するスタイルに変えた(画面[拡大表示])。 Yahoo!といえば,カテゴリ検索の先駆者として知られる存在。それが検索エンジンを切り替えた背景には,Web検索をめぐる状況の変化がある。 インターネット検索は,1994年にYahoo!が始めたカテゴリ検索に端を発する。その後ロボット型の検索エンジンも登場し,網羅性の高さが評判となった。しかし検
11月2日付の「『仕事のやりがい,自由な時間,報酬』は両立できるか?」で告知した「ITプロフェッショナル意識調査」には,開始から5日間に約1300人の方が回答してくださった。調査に協力してくださった皆様,さらに本欄に意見や批判を寄せていただいた皆様に,まずはお礼を申し上げたい。 記者が特に驚いたのは,調査に寄せられた自由意見の多さだ。日経コンピュータでは過去に何回も同様の調査を実施しているが,これほど多くの方から意見をいただいたのは例がないように思う。 それぞれの意見には,最前線で活躍されているITプロフェッショナルの方々が抱いている現状や将来に対する不安や悩みが赤裸々に表れている。IT業界の労働環境がいかに厳しくなっているか,その中でプロとしてのキャリアをどう考えていけばよいか,意見をお寄せいただいた一人ひとりが真剣に考えている様子が伝わってきた。年末に予定している日経コンピュータの特集
マイクロソフトは11月11日,「Windows XP Tablet PC Edition」の機能を拡張するツール群「Microsoft 拡張パック for Windows XP Tablet PC Edition」の無償公開を開始した(該当サイト)。4つの追加ソフトと1つのデスクトップ・テーマで構成される。拡張パックを利用するためには,.NET Framework 1.1が必要である。 追加ソフトは,デスクトップ画面にメモを直接書き込める「インクデスクトップ」,タブレット・ペンで画面の任意の範囲を切り出せる「Snipping Tool」,WebページやPDF,画像ファイルなど印刷可能なすべての文書をOneNoteで扱うためのツール「Send to OneNote 2003」,ゲーム・ソフト「Hexic Deluxe」である。 インクデスクトップは,いわゆる付せんツールである。付せんの種類と
マイクロソフトは11月11日、「Windows XP Tablet PC Edition 2005」で使えるユーティリティ集「Microsoft拡張パック for Windows XP Tablet PC Edition」の無償配布を同社サイト上で開始した。 今回発表された拡張パックには、タブレットPCを効率的に利用するための4種類のプログラムと1種類のデスクトップテーマが収録されている。プログラムはデスクトップ上で直接メモを取り、後で簡単にアクセスできる「インクデスクトップ」、タブレットペンでWebサイトやドキュメントなどの選択・切り取りが可能な「Snipping Tool」、WebページやPDF、画像といったファイルをOneNoteに送信し、タブレットペンでコメントの書き込みやハイライト表示が可能な「Send to OneNote 2003」、パズルゲーム「Hexic Deluxe」だ
デスクトップ上のウィンドウを横長な仮想デスクトップへ横1列に並べて、マウス操作で左右へスクロールできるソフト「Deskloops」Beta v1.21 Build #70が、1日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 「Deskloops」は、デスクトップ上のウィンドウをカメラのロールフィルム風に横1列で並べ、マウス操作で左右へスクロール可能にする仮想デスクトップ兼アクティブウィンドウ切り替えソフト。仮想デスクトップは左右両端がループ状につながっており、その横幅はウィンドウの数に応じて伸び縮みする。 本ソフトを起動するとウィンドウが自動整列するようになり、デスクトップ画面の左右端で右クリックすると、横に並んだウィンドウ群がその方向へスクロールし始める。また、マウスカーソルを画面中央へ戻すとスクロールは停止し、画面中央に最も
政府機関ユーザーがMicrosoftデスクトップソフトウェアの代用となるオープンソース製品に関心を強めており、ソフトウェア業界の大手企業も大挙して「OpenDocument」の支持を表明している。 IBMとSun Microsystemsは米国時間4日、ニューヨーク州アーモンクで会合を開き、オフィス向けアプリケーションにおけるOpenDocument標準ドキュメントフォーマットの採用をいかに促進するかを討議した。「ODF Summit」と称されたこの会合には、一部の業界団体と、OracleやGoogle、Novellを含む、少なくとも13社のテクノロジー企業から関係者が参加した。 こうして大手企業がOpenDocumentに対する取り組みを強化しているのは、各州政府が同フォーマットに関心を示し始めていることによる。例えば、マサチューセッツ州は2005年9月、州政府機関の一部でOpenDoc
英国のソフトウェア販売業界に衝撃が走った。Microsoftがディスカウント販売店による中古ボリュームライセンスの販売を認めたことを受け、同社製ソフトウェアライセンスが英国の中古市場に流れ始めたのである。 Disclicは今週、Microsoftの承認の下、倒産もしくは事業縮小した企業から入手した中古ソフトウェアライセンスの販売を開始した。 DisclicのディレクターJonathan Horleyは、「確かにわれわれはMicrosoft製ソフトウェアの中古ライセンスを販売している。この計画は、1年半前から進められてきた。これまで、ソフトウェアライセンスを資産と考える企業は少なかったが、今後は状況が変わるだろう」と語っている。 Disclicがライセンスを合法的に販売できるのは、英国の破産法に抜け道があることのほか、Microsoftのライセンス契約書の多くに、未使用あるいは不要なボリュー
グーグルは11月11日、日本語の「Googleパーソナライズド検索」(ベータ版)の提供を開始した。Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で利用できる。 パーソナライズド検索は、ユーザーが検索した履歴を表示、管理、学習することで、ユーザーの嗜好に合わせ、より求めている検索結果であるほど上位に表示される。たとえば「アップル」を検索した場合に、ユーザーの過去の履歴から果物を求めているのか、コンピュータを求めているのか判断して、どちらかを優先的に表示させるというわけだ。 また、検索履歴は時系列で表示したり、特定の日の検索頻度を表示したりできる。履歴の記録は、Googleアカウントにログインしている状態でウェブ、イメージ、ニュース検索した場合だけだ。 このほか、ブックマーク機能もある。検索履歴を表示しているときに検索結果の横にある星印(スター)をクリックすると、そのウェブサイトをブックマーク
11月3日、お台場の日本科学未来館において、「HPスーパーサイエンスキッズ」カンファレンスが開催された。「明日のダヴィンチを探せ」というサブタイトルがつけられたこのイベントは、「Squeak」と呼ばれるメディアオーサリングツール(正確にはSqueakにより構築されたオーサリング環境であるSqueakToys)を使ったコンテストの発表と、Squeakを使った教育実践の発表およびワークショップを兼ねたもの。基調講演のスピーカーとして、ダイナブック構想の提唱者として知られるアラン・ケイ氏が招かれた。 アラン・ケイ氏は、Smalltalk開発にも携わったダン・インガルス氏と共に非営利のViewpoints Research Instituteを創設、代表をつとめている(開発環境としてのSqueak自身が、Smalltalkの新たな実装)。長期目標として、世界中の子供たちに与えられる教育の変革を標榜
米Googleは11月10日、「Google Personalized Search」の正式版を立ち上げた。 このサービスは、以前の検索クエリーに基づき、ユーザーの好みに合わせてGoogleの検索結果を調整するというもの。Googleアカウントを持つユーザーなら誰でも利用できる。 同サービスは検索履歴とクリックされた検索結果から学習し、ユーザーにとって重要と判断した検索結果を上位に持ってくる。例えば、最近iPodアクセサリを検索したユーザーが「apple」というキーワードを検索すると、Apple Computerに関連する検索結果がリンゴに関連する検索結果より上位に表示されるとGoogleは説明している。 またPersonalized Search正式版には、「Bookmarks & Searchable Labels」「Remove Results」という新機能が追加されている。前者は、
図5●複数のバージョンのAcrobat/Adobe Readerが同時に動作した<BR>サーバーの実環境にはAdobe Reader 7.0をインストールし,アプリケーション分離環境にはAdobe Reader 6.0とAcrobat Reader 5.0をそれぞれインストールした。サーバーの画面にはAdobe Reader 7.0,クライアントAの画面にはAdobe Reader 6.0,クライアントBの画面にはAcrobat Reader 5.0がそれぞれ表示されているが,いずれのAcrobat/Adobe Readerもすべて同一のターミナル・サーバー上で動作している。 ▼「MetaFrame」の名で親しまれているターミナル・サービス拡張ソフト「Citrix Presentation Server」最新バージョンの「売り」は,マルチユーザー非対応アプリケーションも利用可能にする「アプ
米GartnerはIT職の今後の展望について調査した結果を,フランスのカンヌで開催中のシンポジウム「Gartner Symposium/ITxpo」で,現地時間11月9日に発表した。それによると,2010年までに大企業と中企業におけるIT部門の規模は現在より30%縮小し,IT職の6割はビジネスとより深く関わることが求められるという。 ITの効率性に対する疑念,ITオートメーションの増加,世界規模でのアウトソーシング,さまざまなプロバイダを利用したマルチソーシングなどにより,IT職は専門知識以外にも,ビジネスに対する知識やリーダーシップなど,多面的な能力が必要になる。「業界,コア・プロセス,顧客ベース,規制など,ビジネスの実際を理解しなければならない」(同社)。 Gartner社リサーチ担当副社長のDiane Morello氏は,「過去10年間が“スペシャリストの時代”であったとすれば,今後
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