マイクロソフトのデータベース製品「Microsoft SQL Server」の日本におけるユーザー会である「PASSJ(SQL Serverユーザーグループ)」が2009年6月30日に無期限休会した。7月1日付けでWebサイトも閉鎖し、会員情報も削除する。事実上の解散である。 2000年5月に発足したPASSJは会員数が2万人で、マイクロソフト製品のユーザー会の中でも規模が大きい。2000年代半ばまではユーザー会主催のユーザーカンファレンスを毎年開催するなど活動も盛んだった。近年は活動規模も縮小しており、09年6月の理事会で休会を決めた。マイクロソフトは「ユーザー会が決めたことなので、われわれはコメントできない」(同社広報)としている。