オランダのマルク・ルッテ首相が、国の価値観を否定するなら「出ていけ」と主張する意見広告が23日付で、同国の新聞各紙に掲載された。広告は、台頭する反移民政党に対抗するためだとみられている。 オランダで3月15日に総選挙が予定されるなか、反移民を掲げる政治家ヘルト・ウィルダース氏が率いる極右・自由党(PVV)と、中道右派の与党・自由民主党(VVD)の支持率は、ほぼ同率となっている。
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オランダのマルク・ルッテ首相が、国の価値観を否定するなら「出ていけ」と主張する意見広告が23日付で、同国の新聞各紙に掲載された。広告は、台頭する反移民政党に対抗するためだとみられている。 オランダで3月15日に総選挙が予定されるなか、反移民を掲げる政治家ヘルト・ウィルダース氏が率いる極右・自由党(PVV)と、中道右派の与党・自由民主党(VVD)の支持率は、ほぼ同率となっている。
西アフリカのガンビアでは、任期が切れたあとも居座り続けた前の大統領が亡命して緊張が和らいだものの、今度は、中央銀行に保管されていた現金などが、ほぼすべて無くなっていたことが明らかになり、ガンビア政府は、財政難という重い課題を突きつけられています。 その結果、ジャメ氏は赤道ギニアに亡命しましたが、23日、中央銀行に保管されていた現金などが、ほぼすべて無くなっていたことが明らかになりました。 総額など詳しいことはわかっていませんが、ガンビア政府によりますと、ジャメ氏は、過去2週間ほどの間に国庫から少なくとも日本円で12億円余りを引き出していたということです。 ほかにも首都の空港ではジャメ氏が亡命する直前、所有する高級車などが貨物機に積み込まれているのも見つかっていて、ガンビア政府は巨額の国庫の紛失にジャメ氏が関わっていると見て調べています。 ガンビアでは周辺諸国の軍事介入という最悪の事態は避け
フィリピンで昨年10月に警官に連行された後、行方不明になっていた韓国人男性が、マニラ首都圏の国家警察本部内で警官に殺害されていたことが判明した。容疑者の警官はドゥテルテ政権が力を入れる麻薬犯罪捜査の担当者だった。男性を「麻薬犯罪に関与している」と偽って連行し、殺害した後に家族から身代金を得たとみられる。 事件を受け、アベリヤ大統領報道官は24日の会見で、「ドゥテルテ大統領より心からのお悔やみを申し上げ、韓国政府と国民に謝罪する」と述べた。 警察発表や現地報道によると、殺害されたのはフィリピンに造船所をもつ韓国企業の幹部男性。昨年10月、「麻薬犯罪関与の疑いがある」として、マニラ郊外の自宅から警官に連行された。 男性はケソン市の国家警察本部内で窒息死させられていたことが発覚。警官3人を含む容疑者8人の関与が明らかになった。男性の遺体は元警官が運営する火葬場で焼かれ、廃棄されたという。 男性の
23日、ことしの春闘が事実上スタートしましたが、中小企業の多くも賃上げを行うと見られます。背景には人手不足があるという指摘もあります。 東京・武蔵村山市にある従業員20人余りの機械加工メーカーもベースアップとして去年と同じ水準の2000円ほど基本給を引き上げることを検討しています。 この会社では、取引先の大手電子機器メーカーからの受注が減り、売り上げは去年に比べて2割ほど減っていますが、少子高齢化で人手不足が見込まれるなか、人材を確保するためには賃上げが必要だと考えています。 藤元佳子社長は、「取り巻く経済状況は厳しいが社員が安心して働き、会社を担う人材を育て確保していくために、基本給を上げることは必要です。仕事の効率化を図り、売り上げと利益の確保に努めたい」と話していました。 日本商工会議所産業政策第二部長の小林治彦さんは「中小企業では必ずしも収益が上がっているからではなく、人手不足感か
ドナルド・トランプ氏の大統領就任式と、その後の大規模な世界的抗議行動は、現在の政治の有り様を具体的に示した。政治は1960年代以降初めて、真にグローバルなものになった。そして、1960年代の反動主義者や革命家には想像もできなかったようなテクノロジーによって結びついた。 抗議行動は「西」へと広がった。 よりによって旧体制の拠点であるブリュッセルのモネ劇場前広場で始まった。ここでは2000人の人々が、トランプ氏が就任の宣誓をする間に黙とうをささげるために集まった。 数時間後、抗議行動はシドニーとオークランドに飛び火した。太陽がのぼるにつれてヨーロッパ各国の首都で大きな抗議行動が始まった。ロンドン、ベルリン、そしてローマへ。その後、アメリカの多くの都市では、人々の記憶にある中でも最大級となる抗議集会が開催された。 トランプ大統領の側近であり、主席戦略官を務めるスティーブ・バノンが「新しいグローバ
過激な言動で物議を醸すドナルド・トランプ氏が超大国のトップに就いた。政権批判の映画を世に出し続けてきた米アカデミー賞監督が「トランプ大統領もあながち悪くない」と意外な「評価」をしている。かつてはトランプ氏に手厳しい発言もしていたオリバー・ストーン監督に、真意を聞いた。 ――米大統領選の結果はショックだったと米メディアに語っていましたが、ツイッターで「トランプを良い方向にとらえよう」とも書いていました。 「ヒラリー・クリントン氏が勝っていれば危険だったと感じていました。彼女は本来の意味でのリベラルではないのです。米国による新世界秩序を欲し、そのためには他国の体制を変えるのがよいと信じていると思います。ロシアを敵視し、非常に攻撃的。彼女が大統領になっていたら世界中で戦争や爆撃が増え、軍事費の浪費に陥っていたでしょう。第3次大戦の可能性さえあったと考えます」 「米国はこうした政策を変える必要があ
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