6月9日、政府は、2017年の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太方針)の最終案を閣議決定した。骨太方針では素案にあった一般の外国人労働者の受け入れを巡る課題について削除され、今後「真摯に検討を進める」との表現に変更された。写真は安倍首相、5月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai) [東京 9日 ロイター] - 政府は9日、2017年の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太方針)の最終案を閣議決定した。骨太方針では素案にあった一般の外国人労働者の受け入れを巡る課題について削除され、今後「真摯に検討を進める」との表現に変更された。 また薬価の抜本的改革部分も、先発医薬品の実質値下げに関する部分が取り下げられた。 働き方改革について、高度外国人材は積極的に受け入れるとしながらも、「専門的・技術的分野とは評価されない分野の外国人材」の受け入れについては、当初素案にあった日本人の雇用