フィル・シラー上級副社長。写真は今年6月に開かれたアップルの開発者向けイベント「WWDC」でのもの。スティーブ・ジョブズCEOに次ぐ、ナンバー2の人物だ 年末商戦にさしかかるこの時期。アップルは、9月にiPodシリーズの全ラインアップを一新して(関連記事1)、さらに10月にはiMac、MacBook、Mac miniというMacの新製品も投入している(関連記事2)。 ASCII.jp読者の中にも、そんなアップル製品を買ってみようと検討している人がいるはず。では、その製品の作り手側はパソコン/音楽/ケータイの業界をどう見ていて、ユーザーにどういったメッセージを送りたいのか。 来日した米アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当上級副社長、フィリップ・シラー氏(フィル・シラー)にアップルの「ものづくりの姿勢」を聞いた。 Macは価格だけがゴールではない ── 過去、アップルはiMac