匿名・プライバシー・文学 高橋正子 05/04 23:17 ブログは、個人の日記の性格を持っていると言えるが、では、個人の日記の性格を持つ書き込みがインターネット上に公開されて問題はないのであろうか。つまり、プライバシーの問題はないのか、ということである。 もし、プライバシーに問題があれば、なぜ、匿名にしないかということである。東大の情報学の西垣通氏も「匿名は身の上相談などの場合に限るべきだ」と述べている。とくに文学で匿名は、文学の意味がない。それが、どういう意味か述べてみたいと思う。 私は「俳句日記/高橋正子」というブログをもっていて、ここには、その日の俳句、天気、その日にした水煙や個人的な仕事、また予定、また折に触れての新聞記事や読書の感想、料理のこと、メモの必要ある家族の動向など。公私にわたることも一つのブログに掲載している。水煙会員の女性の方から、「そこまで書いていいの。」
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/22/news133.html http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/22/news133_2.html http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0611/22/news133_3.html ブログの集客力というものを巡る大きな動きに関する記事ですが、確かに、ブログが広く読まれるようになれば、こういった動きはますます大きく広がって行くでしょう。 ただ、私を含め、普通の市井のブロガーは、お金とか人気などはあまり気にせず、変な欲は出さずに、マイペースでブログを続けたほうが良いと思います。
「書ける人」になるブログ文章教室 スポンサード リンク ・「書ける人」になるブログ文章教室 ブログの書籍化に取り組むアメーバブックスの取締役編集長で小説家の山川健一著。 ブログはしょせん日記だけれども日本の文学史は土佐日記や徒然草、枕草子などの日記、随筆に母胎を持つという分析からこの本は始まる。近代になって知識人が大衆に教え諭す上位下達式の難解な文学が流行ったこともあったが、今はその近代文学が力を失い、再び「女子供が平仮名でだらだら書く日記。オヤジのグチ。身辺雑記」の伝統に戻りつつある、ブログの爆発的広がりはその表れなのだと著者はいう。 ブログは高飛車に書くと炎上するし、謙虚すぎても嫌味になる。普通の人間である書き手が、どういう態度でのぞむべきか、作者のアドバイスがいい。 「大切なのは、自分の立ち位置をはっきり決め、優越感と劣等感の両方から自由になり、「普通の人間」として心を込めて文章を書
劇画古事記-神々の物語 スポンサード リンク ・劇画古事記-神々の物語 古事記の劇画化。 スサノオ、オオクニヌシ、アマテラスなど日本神話の物語が漫画で読める。 原典に忠実に描こうとしているので、原典を知らないとストーリーとしてはわかりにくいかもしれないが、愛好者にとっては満足度が高そう。古事記の前半は、八百万といわれるほど多数の神々が誕生する。名前しか記録にない神が多いので、特徴を持った絵にするのは苦労が多いはずだが、かなり丁寧に一柱一柱の姿を描いている。 今年読んでいる現代語訳は河出書房版。昨年読んでいた三浦 佑之の口語訳版よりも、アレンジ要素が少なく、かなり平易に原典に忠実に訳されている。 ・現代語訳 古事記 ・古事記講義 http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003755.html 何度かここで書いているが、古事記の漫画として最高峰は
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