「マスコミたらい回し」とは?(その96)奈良高槻妊婦搬送問題で報道被害 奈良県立医大産婦人科教室への研修希望者が辞退 ただでさえ人手不足の産科に打撃 これから書くことは、信頼できる人物から寄せられた情報に基づく。 今回の 奈良高槻妊婦搬送問題での行き過ぎたマスコミの奈良県立医大産婦人科教室叩き が原因となって 研修予定者が辞退を決めた という。 産科医不足は深刻 と、マスコミは報道する一方で、 医師を悪者に仕立てるために過剰な奈良県立医大産婦人科教室叩き をこの何日か続けた。その様子を見て これから研修を予定していた若手医師が辞退した のだ。 産科医療について、間違った方向での報道が過熱した結果がこれだ。 日本の産科医の52%が50歳以上だ。若手医師は産科を選ばなくなっているから、このままでいくと もう2、3年で日本のあちこちに産科崩壊地域が拡がる と言われている。少なくとも 奈良県立医大