土星の月「エンケラドゥス」、生命体存在の可能性が高まる。NASAから重大発表2017.04.14 22:1011,563 福田ミホ 氷の下の温かい海で、水素が大量生産されてる。 土星の衛星エンケラドゥスは、表面こそ氷で覆われているものの、その下には流れる海があると言われてきました。さらに今週NASAは、その海の底では生命のエネルギー源となる水素が大量に生み出されているらしいことを発表しました。つまりエンケラドゥスは今、地球以外で生命体が存在しうる可能性がもっとも高い星になったのです。 Scienceに発表された新たな論文によれば、エンケラドゥスの海では水素分子が大量に生産されています。何が水素を生み出しているのかというと、もっとも強く考えられるのは、氷の下の海で高温の岩と水が水熱反応を起こしていることです。とすると、エンケラドゥスには温かい水に有機物、ある種の鉱物に加えて、微生物の命を支え
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