肉の加熱での温度の重要性を前回の実験で知ったのですが、 この温度の重要性を活かした調理テクニック「真空調理法」なるものがあるそうです。 真空調理法というと怪しい名前ですが、簡単にいうと、 真空パックした食材を、一定温度に保った水槽に沈めて低温調理することです。 こうすることのメリットは、 ・肉魚を最適な温度に保って調理できる ・水で煮るのと違い、肉魚中の水溶性の成分(旨味など)が外部に流出しない ことであり、ただ煮るのとは全く違う食味が得られるようです。 元々はフランスで1970年代に出来た方法らしいですが、最近これがアメリカでは流行り始めているようで、「これがあればもう高級レストランなんて行く必要ないよ!」というコメントをしている人までいたので、そんな魅力的な調理法を試さないわけにはいきません。 そこでこの真空調理法、試してみました。 温度を一定に保つ機材は、もちろん例の優秀なヨーグルト