2022年入試において、京大へ最多の合格者を出したのは北野高校(大阪府)で90名。一方で、京大に進学する生徒のほとんどいない高校から、京大受験に挑む受験生もいる。その双方から見える景色は大きく異なるはずだ。 今回は、出身高校で学年唯一の京大進学者である学生4人にご協力いただき座談会を行った。「非進学校」から京大を志望して入学し、大学生活を送る彼らから見えたリアルを振り返る。(編集部) 目次 京大を志すきっかけ 出身高校の特徴 受験勉強 入試合格・そして入学 進学の判断を振り返って 座談会の参加者(学年は3月時点) H 理学部3回生。神奈川県の公立高校出身。浪人。出身高校の京大合格者数は20年1人、21年0人、22年1人。 N 文学部4回生。栃木県の公立中高一貫校出身。現役。出身高校の京大合格者数は20年1人、21年2人、22年2人。 S 医学部人間健康学科2回生。埼玉県の公立高校出身。浪人