イギリスのブレア政権は子どもの貧困解消を大きな政策目標の一つに掲げ、様々な子どもの貧困に対する取り組みを実施、1997年に340万人いた貧困状態の子どもが、2007年に290万に減少したこと(*4)にCollective for Childrenが注目し、イギリスの子どもの貧困対策の現状調査を行った。今回は2017年3月23日に開催された、Collective for Childrenの報告会の内容(要約版)をレポートする。 *1厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」 *2 「大阪子ども調査」阿部彩、埋橋孝文、矢野裕俊 *3一般社団法人Collective for Childrenは関西で活動する子ども支援のNPOが中心となり、自治体や専門家などが垣根を超えて連携、乳幼児期~成人に至るまで切れ目なく支援を行い、その地域の子どもの貧困や貧困の連鎖解消を目指す団体として昨年日本財団のソーシャ
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