2月5~11日、東京・大手町駅にユニークな広告が掲載された。「ちゃんと隠さないと、個人情報は特定される」というメッセージと、一部を黒塗りにした人物名らしきものが5つ並んでいる。 2月12~18日にJR大宮駅に掲出した広告 妹子……といえば、小野妹子? なるほど、歴史上の人物名のようだ。シェイク……スピア! 「門」が2つ入る名前といえば……誰だろう? ガリ、ガリ……だめだ、お笑いタレントさんの名前しか浮かんでこない。 これは、個人情報保護の大切さについて、消費者の意識向上を促す取り組みを続ける一般財団法人「日本情報経済社会推進協会」(JIPDEC)が展開している広告だ。歴史上の人物をクイズ感覚で考えさせる手法が、SNSなどで話題を呼んでいる。 どのような着想から、今回の広告は実現したのか。同協会で広告展開を担当する、プライバシーマーク推進センターの福岡峻さんに話を聞いた。 ビジネスパーソンで
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