マツダがロータリーエンジン(以下、ロータリー)を、2012年の「RX-8」の生産終了以来、約11年ぶりに復活させた。これまでスポーツカーを中心にロータリーを採用してきた同社。今回は、プラグインハイブリッド車(PHEV)「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」の発電機として採用した。「実はロータリーは電動車と相性が良い」(マツダの関係者)という。その理由を技術者に聞いた。
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マツダがロータリーエンジン(以下、ロータリー)を、2012年の「RX-8」の生産終了以来、約11年ぶりに復活させた。これまでスポーツカーを中心にロータリーを採用してきた同社。今回は、プラグインハイブリッド車(PHEV)「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」の発電機として採用した。「実はロータリーは電動車と相性が良い」(マツダの関係者)という。その理由を技術者に聞いた。
iPadの新モデルが登場した。かねてから12インチモデルが販売されていた「iPad Pro」の、9.7インチモデルだ。 タブレットの中では、ブッチギリの人気を誇るiPad。新しいモデルは、従来の路線である「iPad Air 2」の新モデルではなく、さらに上位のiPad Proシリーズの新機種として登場した。 そろそろ世代が古いiPadから買い替えようと思っている人や、「Apple Pencil」が使える9.7インチモデルを熱望していた人にとっては、注目の機種と言えるだろう。 また、最近では携帯ノートの代わりにiPadを持ち歩こうと考えている人もいる。一番の売れ筋サイズの新モデルだけに、実力が気になるところ。今回も辛口で、徹底的に掘り下げていく。
セゾン情報システムズは2016年3月28日、クレディセゾンと同社子会社であるキュービタスから受注した大型システム開発案件の開発遅延のために2社から損害賠償を請求されていた問題で、条件付き和解を行う方針を決めたと発表した。 セゾン情報が支払う和解金はクレディセゾンに対して83億9700万円、キュービタスに対して65億7800万円の合計149億7500万円である。これは、開発業務にかかる契約に基づいてクレディセゾンとキュービタスのそれぞれからセゾン情報が受領した対価と同一である。クレディセゾンとキュービタスは、今回の紛争に関する他の請求を放棄する。 セゾン情報にとっては、受け取った金額を“全額返金”する格好になるが、「当社としては、合理的な和解案であると判断している」(経営企画室)という。 和解案は企業間交渉で策定した。今後、第三者機関であるソフトウエア専門のADR(裁判外紛争解決)機関の「ソ
デルは2015年10月20日、都内で新製品発表会を開催し、第6世代Coreプロセッサーを搭載したクラムシェル型ノートPC「XPS 13」と「XPS 15」を発表した。 XPS 13は前モデルの基本性能が向上した新モデルで、XPS 15は日本では未発表だった新製品。いずれも発表会当日の10月20日より販売を開始した。 デルの最上位モデル「XPS」シリーズが好評 発表会には、デル マーケティング統括本部 ビジネス&コンシューマーマーケティング本部 本部長の田尻祥一氏が登壇。XPSシリーズについて、「Xtreme Performance Systemを略したもの。上質な、ワンランク上の製品を求めるお客様に向けた、デルの最上位モデルだ。2015年1月のXPS 13の発売以降、コンシューマーとビジネス市場の両方で成功しており、上半期の販売台数は前年比5倍になった」と語った(写真1)。 日本市場での評
7月1日未明、既報の通り日本でもアップルの定額制音楽配信サービス「Apple Music」の3カ月無料トライアルがスタートした(写真1、関連記事「『Apple Music』がスタート、日本では月額980円、3カ月無料」)。 米国に遅れずサービスイン 6月9日、同社が開催した開発者向け会議「WWDC(Worldwide Developers Conference)2015」の基調講演の最後に「One more thing」として鳴り物入りで発表されたApple Musicだが、同社の米国サイトでは「2015年6月30日スタート」と明確にうたわれていたのに対し、日本のサイトでは「まもなく登場」と書かれただけで、実際にいつ始まるのか不確定なままだった。実際には、米国と同じタイミングでのサービス提供開始となり、待ちわびたファンの期待に無事応えることとなった。 サービス開始を受けて、ネット上では早く
米Appleは、モバイルOS「iOS 8」の次回アップデート「iOS 8.4」を現地時間2015年6月30日にリリースする。同日スタートする新しい音楽サービス「Apple Music」の担当上級ディレクターであるIan Rogers氏が自身のブログで明らかにした。iOS 8.4により、Apple MusicにiOS端末から手軽にアクセスできるという。 Apple Musicは、Appleが2014年に買収した米Beats Electronicsの音楽事業Beats Musicをベースに構築する。ユーザーがこれまで購入した楽曲やAppleが用意する3000万曲以上の中から好きな音楽を聴ける「Music」、著名なDJが選んだ楽曲を24時間流す「Radio」、アーティストがファンに情報発信する「Connect」で構成し、利用料金は月額9.99ドル(関連記事:「Apple Music」、世界100
「危険な『歩きスマホ』の防止に役立つアプリ、KDDIが無償配布」を読みました。NTTドコモやソフトバンクも同様のアプリを提供しているそうですが、マナー順守ではなく、技術で歩きスマホを防止しようという取り組みは興味深いと思いました。 KDDIの歩きスマホ防止の仕組みを、記事から引用します。 「スマートフォンの画面を見ながら歩行した場合、アプリが歩行中であることを検知して警告画面を表示する(写真1参照)。警告画面は、ユーザーが立ち止まるまで表示され続ける。 人間の歩行中動作だけを感知する『歩行検知技術』の搭載により、車や電車での移動中や端末自体の揺れだけでは警告画面は表示されないという。なお、警告画面は半透明で表示され、表示中も画面操作は可能なため、作成中のメールなどを保存することは可能だ」 カメラやセンサーを搭載するスマホの特徴を生かしたものなのでしょう。私には考え付かないものです。 これで
数年前、他社のプログラミング雑誌を書店で立ち読みしていたとき、その雑誌の編集後記を見て違和感を覚えました。「私はコードは全く理解できないが、間違っていそうな個所は編集者の勘でわかる」と書いてあったのです。「それはおかしいんじゃないか」と思いました。 好意的に解釈すれば、自分にはできないプログラミングができる執筆者に対する尊敬の念が、このような文章になったのかもしれません。編集者としての感覚を誇りたい気持ちもあったのでしょう。たしかに、編集業務の経験が長ければ、「何かがおかしい」という勘で誤りを発見できることがたまにあります。しかし、技術的な誤りをすべて勘で見つけられるわけがありません。 掲載するコードの内容が正しいかどうかをチェックするのは、プログラミング雑誌の編集者にとって重要な仕事の一つです。意味がわからない箇所があれば筆者に確認するべきでしょう。コードがわからないのは恥じるべきことで
国内での全曲演奏は実に約30年ぶり、世界でも10回ほどしか演奏されたことがない。そんなピアノ曲のリサイタルが2013年11月2日に「横浜みなとみらいホール」であった。440席の小ホールで演奏者とともに観客の視線を集めたのは、ピアノの譜面台に置かれたiPad(写真1、2)だった。 演奏されたのは、2013年が生誕200周年となるフランス人のロマン派作曲家アルカンによる「すべての短調による12のエチュード 作品39」。弾き終えるのに2時間以上を要する大作で、リストの「超絶技巧練習曲集」をも量的に上回る。公演パンフレットには「交響楽的色彩を求めた分厚い和音」「非常識なほど半音階の連続」「尋常ならざる体力と柔軟さを必要とする」などと物々しい言葉が並ぶ。
ユニアデックス子会社のエス・アンド・アイは2013年4月11日、法人向けのクラウドストレージサービス「sactto!ファイリング」(サクットファイリング)の提供を開始した。ブラウザー経由でファイルをアップロード/ダウンロードできるほか、Dropboxのようにクラウドストレージとローカルストレージを同期する機能も使える。月額料金は1ID当たり945円(税込み)で初期費用は不要だ。 このサービスはソフトバンクBBなどの営業代理店を通じて契約した法人ユーザーだけに提供する。過去に存在した容量無制限のクラウドストレージでは、大量にデータを利用する個人ユーザーの存在でサービスを撤退するケースもあった。「クレジットカードの登録だけでは使えない。必ず代理店を経由するので乱用は防げると考えている」(エス・アンド・アイ広報)。 ブラウザーを通じたファイルのアップロード/ダウンロードはWindows、Mac
情報処理推進機構(IPA)とJPCERT/CC(JPCERTコーディネーションセンター)が共同で運営する情報セキュリティ関連サイト「JVN(Japan Vulnerability Notes)」は2012年9月27日、2012年第3四半期の「連絡不能開発者一覧」を公表した。 JVNでは一般に流通するソフトウエアに情報セキュリティ上の問題(脆弱性)がある疑いがある場合、開発者と連絡を取りながら、問題解決のための方策を探る。開発者自身がソフトウエアを更新することで脆弱性が解消されるケースも多い。ところが、電子メールや郵便、電話などの手段を使っても連絡が取れない場合、スムーズな対応が困難になる。このため、開発者名や製品名を公表して、広く情報を募る。 2012年第3四半期は、開発者名の新たな公表はなかった。一方で前四半期に開発者名のみ公表した2人について、この四半期の間に連絡が取れなかった。このた
米Appleが現地時間2012年9月21日に発売した最新スマートフォン「iPhone 5」に傷があるとの報告について、同社マーケティング担当上級バイスプレジデントのPhil Schiller氏は「アルミ製品には当然のこと」と答えたと、複数の米メディアが報じた。 Apple関連の情報サイト「9to5Mac」が読者から入手した電子メールのやりとりによると、読者は購入したiPhone 5の黒バージョンにこすったような傷やぶつけたような傷があるのに気づき、Appleに対応を検討しているか問い合わせる電子メールを送った。するとSchiller氏から返信を受け取り、メッセージには「どのようなアルミ製品も使っているうちに傷が付いたりはがれたりして、元の素材の銀色が露出する。これは当然のことだ」と記述されていた。 米Forbesは、9to5Mac読者が丁寧な文章で問い合わせたにもかかわらず、Schille
ニフティは2012年8月20日から22日までの3日間、都内で同社がかつて(1987~2006年)提供していたパソコン通信サービス「NIFTY-Serve」のサービス提供開始から25周年を記念するイベント「NIFTY-Serve大同窓会」を開催している(写真1、関連記事1、関連記事2)。 初日となる20日夜の「第1夜」は“やっぱりパソ通が好き。パソ通マニアが一挙集結”と題して、NIFTY-Serveと縁の深い有名シェアウエア作者らによるトークイベントや、人気フォーラムのシスオペ(SYSOP)による当時の思い出語り、パソコン通信に関連する80~90年代の懐かしいデバイス類の展示(写真2、写真3)および参加者による懇親会などが実施された。
米McAfeeのウイルス対策ソフト向けアップデートによりWindows XPパソコンが正常動作しなくなった問題について、同社は米国時間2010年4月26日、家庭/ホームオフィスユーザーを対象として、被害パソコンの修復などにかかった費用を支払うと発表した。McAfee製品の契約期間を無料で2年間延長することも約束した。 現在McAfeeは「被害に遭ったパソコンを復旧させることが最優先課題」として、無料電話サポートによる対処方法の案内や、修復用ソフトウエアのダウンロード配布およびCDメディアの郵送などを行っている。家庭/ホームオフィスユーザーに対しては、同社が復旧作業の費用を補償する。補償金の請求方法や対象となる費用の詳細は後日説明するが、サポート窓口までの交通費などを対象にするという。 さらにMcAfeeは、被害を受けた家庭/ホームオフィスユーザーの契約期間を無料で2年間延長する。延長は、同
証券取引法違反の疑いで係争中の元ライブドア社長,堀江貴文氏は2008年9月8日,ITproとの単独取材に応じた。堀江氏は8月7日からサイバーエージェントが運営するブログ・サービス「Ameba」で個人ブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」を開設。「思ったことを素直に書きます」と,最高裁判決を前に情報を発信していくことを宣言した。沈黙を破り,約1年半ぶりにメディアの対面取材に応じた堀江氏が,ITを語る。 これまでの沈黙から一転してブログを始めたのはなぜですか。 それは暇なのと,ストレス解消と,メディアに対するけん制ですね。継続中の裁判で一審と二審はあまり目立たないようにということで,2年くらい一方的にメディアに殴られている状況が続いていました。しかし,結局はこういう結果(一審,二審も実刑判決)です。だったら,悪い情報や間違った情報などが流れていたら,ブログできちんと反論していこうかなと。
システム構築の現場は,人と人とのコミュニケーションの場でもあり,ヒアリングや報告などさまざまな目的の会議がたくさん開かれる。そこで問題となるのが「議事録」だ。会議の議事録の取り方を観察していると,実に様々な流儀・方法を目にすることができる。 時々見かけるのが会議をすべて録音して,後日,誰かがほとんど1日費やして聞きなおしてすべて書き出すというもの。出来上がった議事録は数ページに及び,それを関係者に配ったとしても誰も見ようとはしない。それほどに冗長な議事録ではなくても,議題ごとに誰が何と言ったかについて克明に記述された議事録はよく目にする。 第一話で登場したIさんは要求定義ヒアリングのプロであるだけでなく,議事録のプロでもある。Iさんに「議事録の書き方はどうしたらいいか」と尋ねると,「決まったことだけ書いてください。それ以外は基本的にいらないといっていいでしょう」と言い切る。 会議の場では様
まつもとゆきひろ ネットワーク応用通信研究所 フェロー 楽天 楽天技術研究所フェロー Rubyアソシエーション理事長。Rubyの作者 Blog「Matzにっき」 まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡---梅田望夫氏の著書「ウェブ時代をゆく」の中の節のタイトルである。「時代の巨大な変化の中で個人がどう生きるべきか」をテーマにしたというこの本の中で,Rubyを生み「オープンソースで飯を食う」生き方を実践するまつもと氏の生き方に,梅田氏は何を見い出したのか。梅田氏とまつもと氏が,インターネットがもたらす新しい時代の新しい仕事,新しい生き方を語る。 まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡 ――梅田望夫さんの新刊「ウェブ時代をゆく」には,「まつもとゆきひろの起こした小さな奇跡」という節があります。この本で何を伝えようとされ,なぜまつもとさんを紹介されたのでしょうか。 梅田 いま,インターネットの切り拓
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