本に関するdadakoのブックマーク (85)

  • Socius_社会学感覚20スティグマ論

    20 スティグマ論 20−1 社会的弱者を苦しめる社会心理現象 役割としての社会的弱者 この章では、権力作用の問題を〈医療と福祉の対象となる人びと〉を中心に考えてみよう。 このような人びとは、どのような役割を担っている人びとだろうか。たとえば、それは子ども・高齢者・病者・障害者・低所得者・失業者・公害被害者といった役割である。これらの役割におかれている人びとは一般に「社会的弱者」とよばれている。能力中心主義の近代産業社会にあって、社会的弱者はなんらかの不利益をこうむることが多かった。そこで現代社会では、さまざまな福祉サービスを保障することによって、実質的な平等への努力がなされつつある。 とはいうものの、社会的弱者は一般に暴力や犯罪の対象にされやすいし▼1、こと企業社会においては、あいも変わらず成年男子の健常者中心の組織文化が支配している▼2。 それでも、弱者への暴力や犯罪・酷使といった逆行

  • 民族についての基本文献。 - hituziのブログじゃがー

    民族について、あるいは国民国家論。 小坂井敏晶(こざかい・としあき)『民族という虚構』東京大学出版会 酒井直樹(さかい・なおき)『死産される日語・日人』新曜社 ましこ・ひでのり『日人という自画像』三元社 アンダーソン『定 想像の共同体』書籍工房早山 田中克彦(たなか・かつひこ)『ことばと国家』岩波新書 西川長夫(にしかわ・ながお)『増補 国境の越え方』平凡社ライブラリー 花崎皋平(はなさき・こうへい)『増補 アイデンティティと共生の哲学』平凡社ライブラリー スチュアート・ヘンリ『民族幻想論』解放出版社 エリクセン『エスニシティとナショナリズム』明石書店 アイデンティティについては、つぎの4冊を。 石川准(いしかわ・じゅん)『アイデンティティ・ゲーム―存在証明の社会学』新評論 石川准『人はなぜ認められたいのか―アイデンティティ依存の社会学』旬報社 上野千鶴子(うえの・ちづこ)編『脱ア

    民族についての基本文献。 - hituziのブログじゃがー
  • 広汎性発達障害と精神保健福祉手帳。 - ホツマツタヱ。

    「“アスペルガー症候群”診断」有害無益説(id:umeten:20090326:p1)によると、精神障害と「いわゆる発達障害」は別だと思っている人がちらほらいるらしい。恐らく、(統合失調症を中心とした)精神病 psychosis と精神障害 mental disorder を混同しているのだろう。精神病と「いわゆる発達障害」は、どちらも精神障害のサブカテゴリであると言うのが主流の疾患分類学の考え方である*1。例えば、特定不能の広汎性発達障害(PDDNOS)やアスペルガー障害であっても、精神障害には違いないので、(1)精神科の初診から6ヶ月を経過し、(2)人または人を代行する家族等が申請し、(3)3年以上精神医療に従事した精神科医が書類を書き、それが当局に認められれば精神保健福祉手帳を取得できる。手帳を取得するメリットはいくつかある。精神保健福祉手帳の取得により、下記の福祉サービス(全国

  • ホロコーストの基礎知識について - Danas je lep dan.

    これを読んで,何だか気の毒になってきた。 私自身は、未だ明確に、自身を「修正主義者」だと考えているわけではないですが(「はてな村」では既にそうだと決め付けられていますが)、ルドルフも言うとおり、何十年も「ホロコースト正史」に何の疑いもなく生きてきました。ごく普通の生育暦です。ところが、そんな平和な常識を根底から覆す「修正主義」の学説に触れれば、「え? どういうこと?」と思って、好奇心が沸き起こり、その学説を夢中で読みふけったとしても、人間の好奇心のありようとして、いかにも自然だと思います。むしろ、自分が常識として知っていることを書いてある書物を夢中で読む人がいたら、ちょっと変わっているんじゃないでしょうか。むろん、「正史」と、それへの批判を、比較検討するのであれば、両者の見解を調べる必要があるのは自明です。 でも、とりあえず、「修正主義」の学説が、好奇心をそそるので、そっちから読みます。幸

  • Amazon.co.jp: ナチスと動物: ペット・スケープゴート・ホロコースト: ボリアサックス (著), Sax,Boria (原名), 篤,関口 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: ナチスと動物: ペット・スケープゴート・ホロコースト: ボリアサックス (著), Sax,Boria (原名), 篤,関口 (翻訳): 本
  • 社労士 李怜香の多事多端な日常 - 自己責任教の影−『子供の貧困』

    わたしがこのに興味を持ったのは、下のブログを読んだからだ。 以下は、国ごとの、再分配前(就労や金融資産によって得られる所得)と再分配後(税金と社会保険料を引き、社会保障給付を足した可処分所得)での子どもの貧困率を示したものである。 (ここに 図3-4 のスキャンした画像が入っている 引用者) これらの国の中で、日は唯一、再分配後の方が貧困率が高くなっているのだ。 『子どもの貧困』阿部彩|ほたるいかの書きつけ リンク先にとんで、グラフをよく見ていただきたい。 とにかく衝撃的だ。 そして、同じ箇所に衝撃を受けている方がここにも。 な、なんだってー!? あまりのことに、この図3-4が当か検索してみたところ、以下のグラフを見つけた。 (ここにグラフの画像が入っている 引用者) ....まじである。他国との比較がない代わり、経年変化も載っている。日はこれまでずっと、政府が子どもから奪ってきた

    dadako
    dadako 2009/02/20
    "日本は唯一、再分配後の方が貧困率が高くなっている""貧困対策を論じるとき、「自己責任論」いや、もっと端的にいえば「自己責任教」がいかに論議の手足を縛ってしまうか。"
  • 『『子どもの貧困』阿部彩』

    掲示板での某A氏との議論で消耗してはいるのですが、たまには栄養になるを読まないと続かなくなるので。 この、まだ読み途中なのだが、あまりにも衝撃が大きかったので、そこだけ紹介する。 内容はタイトルの通り子どもの貧困についてである。子どもがいる世帯の貧困、と言ってもいいだろう。 冒頭、子ども時代の貧困が、後の人生にどう影響するかの調査結果の紹介がある。子ども時代の貧困は、その語一生にわたって不利になる、ということだ。これはあくまでも統計的な調査であって、貧困を乗り越えて立派な人生を歩んだ人はもちろん大勢いたのだろう。しかし、学歴やら収入やら健康やらで明らかに子ども時代に貧困であった人々は不利であるということが示される。親の因果が子に報い…ではないが、人の責任ではない、子ども時代の貧困が、その後一生にわかってつきまとうのである。 貧困とはなにか。絶対的貧困と相対的貧困の概念が示される。

    『『子どもの貧困』阿部彩』
    dadako
    dadako 2009/02/20
    "子ども時代の貧困が、後の人生にどう影響するかの調査結果の紹介がある。子ども時代の貧困は、その語一生にわたって不利になる"
  • NHK「クローズアップ現代」に対する図書館の見解/町田市ホームページ

    はじめに NHKの報道番組「クローズアップ現代」は、去る2002年11月7日に「ベストセラーをめぐる攻防〜作家vs図書館〜」を放送しました。図書館がベストセラーの複(同じ)を購入することについて、まず前半で、それに異議を唱える作家・出版社と、ある程度の複の購入は必要であるとする町田市立図書館の主張をそれぞれ紹介しています。 間に糸賀雅児・慶応大学教授(図書館情報学)のコメントを挟み、後半では、これからの図書館の目指すべき方向を示唆するものとして、科学と産業に収集分野を特化した神奈川県立川崎図書館とビジネス支援を掲げた浦安市立図書館の2館を取り上げています。 最後に糸賀氏がこれからの図書館は、資料を揃えて利用者を待つという受け身の姿勢から、情報を発信する「地域の情報拠点」、「知的インフラ」としての役割を果たす必要があるとコメントして終わっています。 町田市立図書館は、視聴

  • 町田図書館が良化委員会との闘争を始めた模様 - 矢野勉のはてな日記

    雑談 ハリーポッターを50冊購入したことについての図書館の見解。NHK「クローズアップ現代」に対する図書館の見解町田図書館は正面からぶつかることにした模様。 まあ見解は書かずに、「図書館の自由に関する宣言」を抜粋して、気になるところを強調しておくことにする。  図書館は、基的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。  日国憲法は主権が国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権の原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想・意見を自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由の保障が不可欠である  知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべき自由と表裏一体をなすものであり、知る自由の保障があってこそ表現の自由は成立する。  知る自由は、また、思想・良心の自由をはじめとして、いっさいの基的人権と密接にかかわり、それらの

  • [科学に佇む心と身体] - FC2 BLOG パスワード認証

    管理人からのメッセージ 某A社との契約を切られた関係で、大幅な更改を行わねば公開できない状態に陥った ため閉止しました。 ご連絡は http://sciencebook.blog110.fc2.com/ もしくは https://twitter.com/endBooks/

  • システムとしての肉食を こえて。 - hituziのブログじゃがー

    シチメンチョウ(七面鳥)は すごかった - hituziのブログ 無料体験コース いったい、肉で腹をみたすために、どれほど ゼータクなことをしているのでしょうか。肉の値段は、もっと たかくて いいはずです。それこそ、金もちだけが たべてれば いいんです。なんで肉がファーストフードに なりえるんですか。 肉が いまのように やすいのは、ほとんどアメリカのおかげだと いっていい。アメリカが家畜のエサを 大量に つくってくれているからこそ、肉が やすくなるわけだ。アメリカは効率よく合理的にトウモロコシや大豆を 大量に つくっている。それを 日は輸入している。 何度も指摘してきたように、肉はコストが かかる。それにもかかわらず、肉は やすい! おどろくほどだ。だから、肉を よく たべているひとは、一度くらいはアメリカにお礼を いってほしい。感謝してほしい。それがスジではないだろうか。 わたしは

    システムとしての肉食を こえて。 - hituziのブログじゃがー
    dadako
    dadako 2009/01/26
    千松さんは、昨年暮れに「素敵な宇宙船地球号」に出られてましたね。血抜き作業等も放映されていました。
  • 1000 novels everyone must read: Comedy: Robert McCrum on the best of PG Wodehouse

    dadako
    dadako 2009/01/21
    あとは短編2つ。
  • Papyrus the virus - FC2 BLOG パスワード認証

    ブログ パスワード認証 閲覧するには管理人が設定した パスワードの入力が必要です。 管理人からのメッセージ 閲覧パスワード Copyright © since 1999 FC2 inc. All Rights Reserved.

    dadako
    dadako 2009/01/03
    井田真木子『14歳』書評
  • 障害学への招待 | 石川 准, 長瀬 修 |本 | 通販 | Amazon

    *Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料 無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

  • そうそう。 - stand_up1973の日記

    2008-12-25 - 明日刈られる麦ついったにも書いたことがあったけど、以前読んだ「障害学への招待」というを思い出した。障害学への招待―社会、文化、ディスアビリティ作者: 石川准, 長瀬修出版社/メーカー: 明石書店発売日: 1999/03メディア: 単行 第5章 市野川容孝「優生思想の系譜」。ナチスの優生学についての記述。 しかし同時に、優生学はまさに福祉国家という枠組みにおいてのみ可能だったとも言わなければならないのである。(略) ある意味で、ナチスの優生政策は、「すべての者に人間たるに値する生活を保障する」(ワイマール憲法第百五十一条)ことを目指した、ワイマール時代の福祉国家体制の上に築かれている。各人の生の保障という責務を引き受けるのと引き換えに、国家は、各人の生を鷲摑みにし、それを国家にとっての経済的有用性の観点から評定する権利を手に入れる。そうした評定は、有限な福祉予算

    dadako
    dadako 2008/12/27
    ポスターだけでなく、こどもの算数の教科書などでもこの手の「障害者にかかる経費」が「健常者の福祉」に負担になってることを露骨に暗示する問題などが散見されたようです。子供のうちから「見方」を押し付けられる
  • 『十四歳』(井田真木子・講談社・1700円+税)

    『十四歳』 (井田真木子・講談社・1700円+税) 故・井田真木子、最後の長編ノンフィクション 3月14日に亡くなったノンフィクション作家、井田真木子の、生前刊行された最後の単行である。奥付を見ると98年初版。井田真木子は多作な作家ではないが、それにしても最後の単行がもう3年も前のだったということに驚いた。 井田真木子の死について、ご存じのない方のために書いておく。深夜自宅で倒れ、救急車で病院に運ばれたときには亡くなっていた。死因は発表されていない。肝臓を患っていたという報道もされているが、精神的に不安定だったという話が一部のマスコミにでていた。 ぼくは井田真木子ファンで、大宅壮一賞を受賞した『プロレス少女伝説』(文春文庫)、中国残留孤児の家族に密着した『小蓮の恋人』(文春文庫)、日でコミュニティーを立ち上げたゲイたちの青春を描いた『もうひとつの青春』(文春文庫)、いずれも濃い

    dadako
    dadako 2008/12/22
    こどもであること、女であること、それに商品価値があることを知らされてしまうことの絶望感について。ネット小説で云々されるあれのリアリティをわかりたい人は必読。
  • 有吉佐和子著・・・非色

    dadako
    dadako 2008/12/16
    昔読んだが今もう一度読みたい
  • ケーサツ権力と精神障害。 - hituziのブログじゃがー

    あたえることには 意識的。うばいとることには 無自覚。 - hituziのブログじゃがー うえの記事を かいたとき、わたしは ほとんど 頭が まわっていませんでした。かなしくて しかたが なかったのですね。 わたしは、知的障害者の施設で しごとを しています。きのうは当直でした。2時間くらいは ねむりました。けれども、ずっとずっと かんがえごとを していました。決着が ついたのか。結論は でたのか。なにも わかりません。 その夜、ずっと かんがえごとを しながら、ある フレーズが 頭を まわっていました。そのフレーズが、どうしても はなれなかったのです。ただ、そのフレーズを かいてしまっても、どうにも ならないではないかと 感じられたので、かくのは やめたのでした。けれども、きょうは かきます。冷静な いま、かいておきます。 それは、「わたしは ケーサツの テサキだ」ということでした。 こ

    ケーサツ権力と精神障害。 - hituziのブログじゃがー
    dadako
    dadako 2008/12/11
    せりざわさんの本、ちょうどこのあいだ読もうかなと思ってコレクションに入れたところでした。やっぱり読もう。
  • ダビッド・ベー『大発作―てんかんをめぐる家族の物語』 - hituziのブログじゃがー

    ダビッド・ベー『大発作―てんかんをめぐる家族の物語』明石書店。 フランスのマンガです。ダビッド・ベーさんは けっこう有名なマンガ作家らしいです。 おおきなで、400ページちかくある。白黒の世界で、主人公には てんかん発作のある あにと、いもうとが いる。主人公が作者人で、家族のことを かいている。おさないころから、あにの発作を 治療しようと、あらゆる医療や民間療法、宗教に たすけを もとめる。ほんとうに、ふりまわされている。てんかんが なおれば、どんなに いいだろうという きもちに。そういった感情を ぬぐいさることが できるまでには、時間が かかったのでした。てんかんを なくすことは できないでしょう。けれども、医療の ちからで てんかんのまま、うまいこと発作と つきあっていけるように することは できる。それは むしろ社会のありかたに左右されるものだ。医療だけに たよらざるを えない

    ダビッド・ベー『大発作―てんかんをめぐる家族の物語』 - hituziのブログじゃがー
  • 躁うつ病の図書室

    これは宣伝です ●●●「躁うつ病 患者・家族を支えた実例集」 林公一著 保健同人社 2009年 一般向けの躁うつ病のの「決定版」を目指して私が書いたです。躁うつ病についての重要事項を、すべて実例に基づいて解説してあります。このサイトにメールを頂いたたくさんの方々のお蔭で実現したです。皆様には深く感謝申し上げます。 ●●●「躁うつ病はここまでわかった」 加藤忠史 不安・抑うつ臨床研究会[編] このの編集代表者の加藤忠史先生は、躁うつ病についての一流の研究者であると同時に、一般の方々に向けての躁うつ病の啓発活動も熱心にしておられる、精神医学の世界ではとても有名な先生で、現代の日の躁うつ病についての第一人者と言えます。その先生をはじめとする「不安・抑うつ臨床研究会」の先生方が、躁うつ病について一般向けに開催した講演会が、こののベースになっています。その内容は、躁うつ病のごく入門的な知