概要 なんか意外と忘れがちなsystemctlコマンドのよくつかいそうなオプションをまとめてみる。 概要 サービスの起動 サービスの停止 サービスの再起動 サービスのリロード 自動起動の有効化 自動起動の無効化 自動起動が有効か確認する ユニットがアクティブかどうか確認する サービスの強制終了 サービスにシグナルを送信する ユニットの設定の詳細を確認する ユニットの起動状態を確認する 全ユニットをリスト表示する systemdをリロードする サービスの起動 起動しても標準出力にはなにもでない。 $ sudo systemctl start wawawa.service サービスの停止 停止しても標準出力にはなにもでない。 $ sudo systemctl stop wawawa.service サービスの再起動 再起動しても標準出力にはなにもでない。 $ sudo systemctl re
追記:消されて困るものをそんな所に置くなというご意見はおっしゃる通り。今回は、~/var/run ディレクトリを作ってそこに移して対応した。 追記終わり CentOS7およびAmazon Linux2 での話。ubuntu server でどうかは知らん。 OS再起動時に/tmpがクリアされる認識はあったが、OS稼働中に/tmpの内容が消える事象が発生した。 直接の事象は supervisord.confで [unix_http_server] file=/tmp/supervisor.sock ; (the path to the socket file) と設定しているときに、supervisorctl コマンド実行時に supervisor.sock が見つからずに失敗するというもの。 supervisord をrestartすれば済んでいたのでしばらく放置していた。 よくよく調べる
Ubuntuで、キーボードの数字と記号を入れ替え(シフト無しで記号、シフトありで数字になる)ようにしようとしていた。 .profileで予め用意したキーマップをxmodmapコマンドで上書きしようとしたけど、Unityに上書きされるのか、上手く書き換えられなかったので、Systemdを使ってどうにかしようとした時のメモ。 結局途中でキーマップの変更方法は正しい方法が見つかったので、やっていない。 まずはsystemdの仕組みがわかっていなかったので、調べた内容から。 参考のURLを読めば仕組みは詳しく書いてあるので、まずはそれを読む。 特徴 高速なシステム起動と終了 高い並列度でプロセスを扱う 設定ファイルによるシステム管理の共通化 柔軟なプロセス起動 タイマーによる起動 socketへの通信検出によるプロセス起動 所定のパスへのファイル作成をトリガーとしたプロセス起動 cgroupsによ
数年前に、こういう記事「ulimitが効かない不安を無くす設定」を書きました。しかし、ディストリビューションのバージョンが上がり、デーモン管理が systemd に変わったことで、インターネットのゴミとなりつつあります。 そのため今回は、その次世代バージョン的な内容ということで、systemd の場合はこうしておけば見えない敵と闘うこともなくなるはずです、というものになります。例によって、抑えきれていないパターンがあったら御免なさいです、押忍。 limits設定で目指す所 復習になりますが、limits の設定で困るのはだいたいこういうパターンでしょう。 作業中ユーザーのシェルのlimits設定が思い通りにならない コンソール/SSHログインしてデーモンを再起動したら、limits設定が戻っていた su/sudoを使ってデーモンを再起動したら同上 デーモンをシステムに自動再起動させたら同上
CentOS 7のシステム管理「systemd」をイチから理解する:CentOS 7で始める最新Linux管理入門(2)(1/4 ページ) 「systemd」は、Linuxの起動処理やシステム管理を行う仕組みです。systemdはinitの限界を克服するために作られた新しいシステム管理アーキテクチャで、CentOS 7でも用います。では、何が違うのでしょう。これまで使われてきた「init」と比較しながら、基礎と課題を解説します。 連載バックナンバー 前回解説した「ここが変わった、CentOS 7のポイント」に続き、今回はより実務にLinuxの起動処理やシステム管理を行う「systemd」をあらためてイチから解説します。 CentOS 7では、これまで使われてきた「init」の限界を克服するために作られた新しいシステム管理アーキテクチャとして、このsystemdを使います。 まずはその特徴を
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? SysVinitおぢさんなので。 コレのメモ書き http://www.slideshare.net/enakai/linux-27872553 SysVinit / UpStart systemd の起動処理/操作方法 journald のログ管理 Unit設定の書き方 Tips SysVinit / Upstart BIOS が Grub を読み込んで実行 → Grub が Kernel と初期ラムをメモリに展開して Kernel 実行 → Kernel が init Script を実行 SysVinit/Upstart は /e
$ tree -F -L 1 . ├── bin -> usr/bin/ ├── dev/ ├── etc/ ├── init -> /usr/lib/systemd/systemd ├── lib -> usr/lib/ ├── lib64 -> usr/lib64/ ├── proc/ ├── root/ ├── run/ ├── sbin -> usr/sbin/ ├── shutdown* ├── sys/ ├── sysroot/ ├── tmp/ ├── usr/ └── var/ 14 directories, 2 files Red Hat系ではinitにsystemdを採用しているのでinitが/usr/lib/systemd/systemdへのシンボリックリンクになっています。 このうちDracutに関係するファイルはusr/lib/dracut/以下にまとまっています
これはとある勉強会用の資料です。スライド作るのが面倒臭くなったのでブログにすることにしました。 Systemdとは Systemdは、Linuxの起動処理やシステム管理を行う仕組みです。 Linuxの起動処理 Linuxの起動はざっくりと以下の4段階によって行われます。 電源投入によりBIOSが起動する。 BIOSからブートローダーが呼び出される。 ブートローダーがLinuxカーネルを起動する。 Linuxカーネルがinitプロセス(PID 1)を起動する。 このinitプロセスが、Linuxの起動処理を司ります。古くから使われていたのがSysvinitで、Sysvinitの代替えとして近年Ubuntuなどで採用されていたのがUpstartです。そしてFedora 15やCentOS 7、Red Hat Enterprise Linux 7で採用されたのがSystemdです。 System
5. systemdとは何か l initであるSysV init/Upstartの代替となる l Linuxの必要デーモンや、initスクリプトなどの起動・管理理システム l inetd, xinetdといったデーモンの代わりの機能も持つ l ちなみにCentOS 6やUbuntuではUpstart l initに対応する他の有名なシステム l SolarisはSMF(Service Management Facility) l Mac OS X(iOS)はlaunchd 5 6. initのおおよそのフロー l ここの/sbin/init以降降をsystemdが置き換える 6 boot loader Linux kernel /sbin/init デバイスドライバの読み込み initスクリプト起動→/sbin/init起動 = SysV init/ups
原文はこちらです。 昔、ランレベルは固定でした。”systemd” は、より柔軟で動的なシステム制御方式を提供します。 “systemd” の話に入る前に、メモリ レーンに関して多少触れておきます。Linux 世界には、この変てこな 2 つのレーンがあります。ここでは、Linux と FOSS が常に押し合いへし合いしています。そして、人々はいつもそれに不満を持っています。これが、私が反 ”systemd” 派の叫びを塩を持って追い出したい理由です。以下のような話を聞くと、特にそうです。 パッケージは最悪。本当の Linux ユーザーは、すべてをソース コードからビルドして、システム上にあるすべてのものを知っている必要がある。 依存性を解決してくれるパッケージ管理は最悪。真のLinux ユーザーは、依存性を手動で解決すべき。 apt-get はましだが、それ以外は、つまり、”yum” は、
このブログ記事は2014年5月21日に行った私の講演の内容に基づいています。 ここ数年、GNU/LinuxのディストリビューションはSysV initを避ける傾向にあり、代わりに多種多様な新しいinitシステムへと移行が進んでいます。SysV initに満足しているユーザにとっては、これは予想外の流れでしょう。問題なく使えるのに、なぜ多くのディストリビューションはSysV initに背を向けているのでしょうか。 この記事ではSysV initの問題点と、それに対してsystemdがどんな解決法を提供しているのか説明してみようと思います。 私は特にsystemdの大ファンだというわけではなく、ただ広く使われているツールだという認識以上の思い入れは無いことだけお断りしておきます。 initシステムの役割とは何か? コンピュータが起動する時には、ビルトインされたファームウェア(コンピュータの場合
2. systemd/systemctlコマンドとUnit定義ファイル① /usr/lib/systemd/system/ /etc/systemd/system multi-user.target httpd.service httpd.service Unit定義ファイル 起動方法などを記述 システムデフォルト の設定が格納される Dir Systemdが”優先的” に参照する設定が格 納されるDir#systemctl enable httpd (#chkconfig httpd on) シンボリックリンクの作成 シンボリックリンク httpd.service #systemctl disable httpd (#chkconfig httpd off) シンボリックリンクの削除 Runlevel3相当で自動 起動するサービスを定 義するDir systemd #systemctl
前回の記事「Systemd」を理解するーシステム起動編ーでは、Systemdの概念とSystemdによるLinux起動プロセスの内容を解説させていただいた。第二回となる今回の記事では、Systemdを利用したシステムの管理方法を記載していきたいと思う。 今回の記事ではSystemdのsystemctlコマンドを利用したサービス(プロセス)管理方法と、journalctlコマンドを利用したSystemd journalログ照会の2章立てでSystemdによるシステム管理を解説させていただく。また、各コマンドは先日リリースされたCentOS7上で動作確認させていただいた。 systemctlを利用してサービスを管理する Systemd環境にてサービス管理を行う場合、主にsystemctlコマンドを利用するが、一部、従来のコマンドも利用可能となっている。使途別のコマンドを見ていこう。 Unitの
日本アニメ初の快挙!海外アニメ賞を受賞した『スキップとローファー』海外ライセンス部長&プロデューサーが語る、奮闘の舞台裏
8. SIGKILLしたらどうなるか # systemctl status httpd httpd.service - The Apache HTTP Server Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled) Active: active (running) since Thu 2014-07-24 03:57:50 JST; 1min 21s ago Main PID: 1311 (httpd) Status: "Total requests: 0; Current requests/sec: 0; Current traffic: 0 B/sec" CGroup: /system.slice/httpd.service ├─1311 /usr/sbin/httpd -DFOREGROUND ├─1451
CentOS 7ではsystemdが導入されているので、サービスの管理が従来と大きく変わっています。詳しい解説はsystemd徹底入門のスライドを参照するとして、ここでは「前のコマンドはsystemdでどう入力するの?」というのだけ、簡単にまとめてみました。 サービス名にはsshdを指定していますが、もちろん任意のサービスが指定できます。 サービスの起動、終了など 操作SysV InitSystemd 起動/etc/init.d/sshd startsystemctl start sshd 終了/etc/init.d/sshd stopsystemctl stop sshd 強制終了PID探してkill -9systemctl kill -s 9 sshd 再起動/etc/init.d/sshd restartsystemctl restart sshd 設定反映/etc/init.d/s
最近のsystemd-udevdはlinuxのネットワークインタフェース名を設定します。それにともない特にRHEL界隈でNIC命名規則が複雑になってきたので紹介します。。 問題: linuxカーネルはNICの名前をドライバ初期化順につけるので名前とNICの対応が安定しない。再起動毎に順序がかわる可能性もある。 これに対して過去から最近までいろいろな手法で対策がとられています。 ユーザが明示的に指定する MAC アドレスなどの識別子とインタフェース名を設定ファイルで明示して指定する。こんなかんじ。 DEVICE=eth1 HWADDR=D4:85:64:01:46:9E ONBOOT=yes Predictable Network Interface Name くわしくはsystemd本家のwikiにみっちり書いてますが、ざっくりまとめるとハードウェアの物理的な位置やバス上のアドレスを根拠に
こんにちは、運用部 アプリ運用グループの清水です。モンスト仲間募集中です。 以前、Fedora 8からFedora 17への移行のお話を書きました。Fedora 17ではsystemdがデフォルトで使われています。そのsystemdを本番環境で運用して1年以上が経ち、様々な経験をしてきました。systemdの環境で知っておくと役に立つと思われることについていくつか紹介したいと思います。 まずは、systemdの概要について簡単に紹介します。 systemdの概要と歴史 systemdは、従来のSysVinit/Upstartに代わるもので、Linuxサーバの起動時に初期設定やサービス起動をおこなうことにとどまらず、プロセスやリソースなど様々な管理をおこなうデーモンです。 Fedora 14の頃(2010年11月リリース)にTechnology Previewとして提供され、Fedora 1
斎藤です。こんにちは。 RedHat Enterprise Linux 7(RHEL7)リリースの足音が聞こえる今日この頃ですが、皆様いかがでしょうか。予習として、Fedora 19を利用されている方もいらっしゃるかと思います。 その中で、大きな変化の1つとして、 systemd(※1) の採用があります。systemdは、SysVinitやUpstartに変わる、プロセス管理の仕組みです。そうです、起動スクリプトの書き方や、プロセスの確認方法が大きく変わる事になるのです!そうなれば、構築や運用に関わる知識や手順を覚え直す必要が出てきます。 しかし、systemdに関する資料は、それほど多くありません。そこで、簡単ですが記事執筆時点(2013-10-24)での情報源をまとめてみました。検証の際の情報収集時、お役に立てば幸いです。 ※私が社内Wikiにまとめた情報をBlog用に整理し、公開し
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