日々の「気づき」を、いまさらながらに綴ります。この「統合医療」カテゴリでも何回か紹介していますが、この本の内容は大変有用だと思いますので、改めて紹介させていただきます。神田橋條治先生の「精神科養生のコツ 改訂」です。 神田橋先生は1984年からはじまり現在も、鹿児島市の伊敷病院にて精神科診療および臨床にあたっておられます。 私は神田橋先生の著書を読んだのはこの本が初めてだったのですが、先生の「コツ三部作」(追補 精神科診断面接のコツ / 精神療法面接のコツ / 精神科養生のコツ 改訂)は精神科の医師では読んでいない方が珍しいというような、バイブルとなっているようです。中でも、前2作は「治療者向け」に書かれた本であるのに対し、どちらかと言えば「精神科養生のコツ 改訂は患者向けに書かれた本と言うことです。 この本の中身を簡潔に言えばこうなります。 人それぞれ、体のクセは違う。同じことをしても