最近、脊柱管狭窄症と病院で診断された方を続けて診る機会がありましたので、今回はこのことについて書いていきます。 2人いらっしゃったのですが、結論からいいますと2人とも脊柱管狭窄症ではありませんでした。 もしも“本物”の脊柱管狭窄症ですと実際に脊髄が圧迫されているためそう簡単には症状は軽減しません。 何度も根気よく輸気を繰り返し背骨に弾力が出るのを待たなければなりません。 しかしお2人とも数回の操法で症状の軽減がありました。 おまけに1側(背骨のすぐ際)に硬直が診られませんでした。 むしろ3側、4側に硬直がありました。 これは骨盤が緩み過ぎたことによる坐骨神経痛の典型的な症状です。 左の脚が痺れていた方は胸椎12番。 右の脚が痺れていた方は腰椎1番がそれぞれの急所でした。 左の骨盤を閉める。 右の骨盤を上げる操法をそれぞれ行い、急所となる箇所を輸気しますと症状が軽減しました。 他の項目のとこ