北海道・帯広を拠点にクラウドを使った牛群管理システム「Farmnote」を開発するファームノートは27日、総額2.1億円の資金調達を実施したと発表した。このラウンドでの出資には、兼松(東証:8020)、兼松アグリテック、グリー、コロプラ副社長の千葉功太郎氏、シックス・アパートCTOの平田大治氏のほか、非開示の国内事業会社1社が参加している。今回の調達資金により、ファームノートは牛の個体情報を収集できる家畜用ウエアラブルデバイスや周辺機器の開発を強化するとしている。 ファームノートは2013年11月に設立、経済産業省の助成制度「サポーティングインダストリー (ものづくり基盤技術) 」を活用し、2014年6月から酪農・畜産を効率化するセンサーデバイスやクラウドシステムの開発の取り組んできた。2014年9月に札幌で開催された「全国 Startup Day」では、開発着手からまもないにもかかわらず