EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
「セキュリティに関するインシデントの対処では事後対応が話題になりますが、事後対応ばかりやっているのは健全ではありません」と語るのは、Cy-SIRT事務局の伊藤彰嗣氏。Cy-SIRTでは、まずはインシデントの予防に注力している。そして製品やサービスの品質管理、何か事故が発生した際の事後対応の3つの業務がある。脆弱性報奨金制度もCy-SIRTの管轄であり、これは予防対策の1つと言えるだろう。 報奨金制度は、6月30日までの4ヶ月間で43件の脆弱性が発見され報奨金の支払い予定額は2,798,000円となっている。脆弱性報告は内容の重大さによって支払われる報奨金額が変わる。これまでの報告で1回の金額の最高は51万円だ。 多くの人から報告があるが、一部の特定の人から深刻な脆弱性を報告してもらっているのが現状だ。この報奨金制度で確保していた予算は年間500万円程。現在は、それが予測より速いペースで消化
はじめに MongoDBは使い始めるのが簡単で、インターフェースもJSONを出し入れするだけとシンプルなため、DBMSに関して知識が少ないアプリ開発者でも簡単にアプリを開発することができます。サクッとアプリを作り、サンプルデータで動作を確認し、いざ本番データで動かしてみたら「あれ?思った以上に性能が出ない」なんてことはないでしょうか? 「MongoDBはNoSQLなんだから速い」という思い込みは危険です。MongoDBをはじめとするNoSQLは「水平分散(シャーディング)が得意で、水平分散すれば単体構成よりも速い」というのは事実ですが、単体構成が速いかどうかはチューニング次第です。また「NoSQLなんだからRDBMSより速い」という考えもよくありません。単体性能を比較した場合、どちらが速いかは単純には比較できません。 「じゃあ、性能を上げるために水平分散をしよう!」と考えるかもしれませんが
理系と文系を行ったり来たりの学生時代 西山莉紗さん とにかく本が好きだった彼女が特に好んで読んでいたのが、学研の『ひみつシリーズ』のような本だった。どちらかと言えば理科系。 「天文や星座のひみつ、病気のひみつなどは、小学生の頃に何度も繰り返し読んでいました。星座の話では1光年とかスケールの大きさにワクワクしました。病気のひみつではどうなると風邪になるのか、因果関係の部分に興味を持ちました」 中学では図書委員になった。小説なども読むようになり、文学少女的要素も出てきた。とはいえ理系女子の興味関心も引き続き保っていた。中学3年で化学を選択、それまでの理科の授業では実験をやる際には5人くらいのグループ単位。それだと自分の思うようにはなかなかできなかった。選択授業であれば、1人か2人で実験を独占できる。さらに担当した先生が実験の考察部分を徹底指導してくれた。なので、失敗したりうまくいかなかったりし
IoTとは何なのか? クラウド、ソーシャル、ビッグデータに続く重要トレンドとして「モノのインターネット」(Internet of Things:IoT)が注目を集めている。 IoTの概念そのものはそれほど難しいものではない。従来型のインターネットがコンピューターのネットワークであったのに対して、テクノロジーの進化により、今まではネットワークに接続されていなかった「モノ」がインターネットを介して情報をやり取りする能力を備えていくということだ。 ここで、「モノ」には「コンピューターを内蔵した物品」も含まれるし、無線タグを付した物品のようにそれ自体ではコンピューターとは呼べないが、別のコンピューターと情報をやり取りすることで間接的にインターネットに参画できる物品も含まれる。重要なのは、「コンピューターを内蔵したモノのネットワーク」あるいは「コンピューターとやり取りできるモノのネットワーク」とは言
大学生活を女子大で過ごした長江さん。専攻は理学部情報科学科でずばりITやソフトウェアを学ぶ学科だった。ただし新設からまだ5年という若い学科で、別学科の先生が講義を持つこともあったという。 「全員女子でしたから、(男性に)甘えたり頼らずできるようになったのはよかったですね。力仕事はできる範囲で。サーバーのバックアップは当番制で。泊まりがけの作業もありましたが、女子大なので親も安心していたようです(笑)」(長江さん) 女子大ならではというべきか。新入生向けに在校生が作成した学科案内冊子には、なぜか学科別結婚率が記載されていたという。平均して5~6割のところ、長江さんの学部では「8%」という著しく低い数字の学科もあって、入学間もない長江さんは「この学部にいると結婚できないの?」とちょっぴりショックだったそうだ(学生が作成した冊子のため、データの信憑性は定かではない)。 年を追うにつれ学科には徐々
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