現在ニューヨークで生活し、マンガから繊細なタッチで描くドローイング、アニメーション、そして油彩と活躍の場を拡げているアーティスト近藤聡乃。幼い頃の夢や記憶、リニアに流れるのとは異なる時間を内包した作品世界は、見た者の身体の眠る記憶や不思議な感覚を呼び起こす。9月に行われた個展「KiyaKiya 1/15秒」で一時帰国した際に、このたび刊行された初の画集『近藤聡乃作品集』に寄稿した、芥川賞作家の朝吹真理子と言葉を交わした。 photo: Masayuki Nagamine text: Eiji Kobayashi edit: Madoka Hattori cooperation: MIZUMA ART GALLERY
フランス、パリのポンピドゥー・センターにあるパリ国立近代美術館は、1977年の開館以来、ニューヨーク近代美術館と並んで近・現代美術に関する世界で最も重要な拠点。特に現代美術の収集は活発に行われ、巨匠から現在活躍中の美術家の作品にいたるまで、幅広く刺激的な内容を持つコレクションは常に増加を続けていた。 展覧会では、この美術館の支援団体「国立近代美術館友の会(la Société des amis du Musée national d’ art moderne)」が2002 年に立ち上げた「現代美術プロジェクト(le Projet pour l’ art contemporain)」によって、ここ10年間に収蔵された現代美術のコレクションを中心に、現代の最前線の美術の様相を示す作品を大規模に展示。このプロジェクトによりコレクションされた19人の作家による25点の作品と、現代美術の巨匠の作品6
スウェーデンの陶芸家リサ・ラーソンの全世界500個限定の「HARRY(ハリー)」と、天童木工とコラボした低座椅子「マイキーチェア」が2013年11月中旬から発売される。 HARRYは、1979年に全世界で発売され、コレクターアイテムとして知られるリサ自身のヴィンテージのハリネズミをベースに、2013年版としてリデザインされた待望の新作。1979年のものより表情が明るく、顔も少し上向きになっているところに、リサの今の気持ちが込められていることがわかる。 生産はリサ・ラーソンの陶器を専門的に作っているスウェーデンの工房で手作業で行われており、一つずつ色合いや表情が異なることが大きな魅力だ。リサ・ラーソンからのメッセージカードが付いてくるのも嬉しい。 また今回リサ・ラーソンと日本を代表する家具メイカー天童木工とのコラボによる低座椅子「マイキーチェア」も発売。天童木工が製造する低座椅子は場所を選ば
イギリスで人気のデパートチェーン、セルフリッジが経営していたセルフリッジ・ホテルの跡地で、ICAギャラリー(現代美術協会)の特別展が開催されている。 ポスト・パンクやゴシック・ロックと言われる1980年代から今日にいたるまでの、ロンドンで生まれ発展してきたクリエイティブを紹介する、展示というよりも「プロジェクト」と呼ぶにふさわしい企画である。 ICA Off-Site: The Old Selfridges Hotel, 2013, Installation Shots, Photo: © Mark Blower ガランとしたコンクリートむき出しの会場には、56ものガラスケースがジュエリーショップのように並んでいる。デザイナーやギャラリー、アーティストたちの作品と生き様、活動の軌跡が、各々キュレーターと共にショーケースの中に繰り広げられ、圧倒的な世界感を披露する。 ICA Off-Site
今年6月からイタリアで開催されている「第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」で、特別表彰を受賞した日本館の展示を手がけるアーティスト・田中功起。ロサンゼルス在住の田中は、日常のシンプルな行為に潜む複数のコンテクストを、映像やインスタレーションとして表現する作家として知られる。今回ヴェネチアで発表した「abstract speaking - sharing uncertainty and collective acts(抽象的に話すこと - 不確かなものの共有とコレクティブ・アクト)」展では、恊働作業といったコンセプトに注目が集まる一方、そのスタイリッシュな映像美にも目を奪われる。アート作品として、コンセプト以上に人々に訴えかける美しさはどのように作られているのか−−。
プロダクトを生み出すクリエイターたちとともに、展示やイベントを通じて、作り手とユーザをつなぐイベント「代官山デザイン デパートメント(Daikanyama Design Department)」が2013年10月23日(水)から11月4日(月)に、代官山 蔦屋書店にて行われる。 代官山 蔦屋書店では2011年のオープン以来、デザイナー、建築家をはじめ多くのクリエイターも来店している店舗。今年の秋は、そのようなプロフェッショナルな来店者のインスピレーションの源泉や資料をより充実させるとともに、デザインに興味をもつすべての人たちが楽しめる書籍や雑誌を取りそろえ、フロアをリニューアルした。 今回のイベントでは、デザイナーやクリエイターによる展示やトークショー、デザイングッズの販売などデザインを切り口とした催しを実施。デザインを「知る・考える・楽しむ」ライフスタイル提案の場として、「本」かからデザ
これも1つのクールジャパン。日本の美術品ECサイト「Unique Japan」が写真集級に美しい2013.10.20 17:00 武者良太 モニタの前でため息ついちゃった…。 主に日本の伝統工芸品を海外に販売している「Unique Japan」を見ると、越前(旧武生)の手作り包丁、伊賀の伊賀焼き、高崎のダルマなどなど、コンテンツもいいけど旧来の職人技もね!と、日本のモノの美しさに惚れ惚れします。 特に、商品カテゴリ「SWORDS」がお見事! 長刀・脇差・短刀の写真集としても機能するくらいの美画像祭りなんですよ。 こちらの一刀は「A MOROKAGE WAKIZASHI (NAGINATA NAOSHI)」。師景が長刀をカスタムして作った脇差し…なのかな? 薙刀直しの説明や鍔のデザイン、刃紋や鑑定書の画像など、その一刀を表す情報もすべて見ることができます。 キリン刃物のダマスカス包丁も、その
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く