こちらは丸太町駅から10分弱歩いた場所にある、スタイリッシュな鮨店です。 古くからの家具街の静かな一角にあり、扉は何と銅製! 店内に入ると壁はコンクリートとタイルが組み合わされ、カウンターはニス塗の白木。 スタイリッシュでありながら暖かみがあり肩が凝らない内装だと感じました。 オープンから1年2ヶ月との事ですが、京都で意外性のある立地と内装なのではないでしょうか。 コースは握り主体で、鮨好きとしては大変好ましいです。 日本料理店がひしめき合う京都において、料理ではなく握りに絞られている点はお店お客の双方にwin-winかと思います。 親方は東京で修行されたとの事で、その繋がり故か魚の多くは築地経由。 築地から引っ張ってきているのにコース設定が8,000円とは、恐れ入ります。 親方の握りは掌ポンはあるものの、4手ほどで捨てシャリ無し。 シャリは硬すぎず「やや硬め」の範疇に巧く収めておられます