来春開業する北陸新幹線・長野―金沢間のレール締結式が24日、富山市のJR富山駅構内であり、東京―金沢間454キロがレールでつながった。沿線の長野、新潟、富山、石川4県の首長ら約60人が、ボルトを締めて最後の仕上げをした。開業後は、東京から富山が約2時間、金沢までは約2時間半で結ばれる。 式典では鉄道・運輸機構(東京)の石川裕己(ひろき)理事長が「沿線地域の今後ますますの発展を祈念したい」とあいさつ。工事用車両が通り初めをして完成を祝った。 長野―金沢間のレール敷設工事は、2010年12月に長野県飯山市の飯山トンネルで始まり、今年3月に富山駅構内でほぼ完了した。