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ブックマーク / ascii.jp (89)

  • 忘れ去られたCPU黒歴史 幻の統合CPU Timna (1/4)

    インテルの黒歴史の中でも有名な「Timna」。写真はIDF Spring 2000にて、上級副社長のアルバート・ユー氏(当時)が披露したTimnaの試作品 今回からはちょっと趣向を変えて、出荷されなかったりキャンセルになったり、出荷されたがほとんど採用されなかったといった、俗に言う「黒歴史」に属するCPUを取り上げたい。 CPUが黒歴史入りする理由というのは、当然ながら製品ごとに大きく異なる。設計がまずかったものや実装がまずかったもの、そもそもコンセプトが無茶だったものなど、製品そのものに起因するケースもあれば、政治的な理由でお蔵入りになったもの、メーカーが途中で放棄してしまったものまである。 黒歴史入りした製品は詳細が語られないことが多く、どこまで細かく説明できるかというのは微妙であるが(多分に推定で語るしかない製品もある)、なるべくきちんと説明をしていきたいと思う。 Celeronの低

    忘れ去られたCPU黒歴史 幻の統合CPU Timna (1/4)
    daishi_n
    daishi_n 2024/08/23
    この流れがPentium-MからのCoreシリーズに繋がる。
  • Lunar LakeにはWi-Fi 7があるがPCIe x16レーンは存在しない インテル CPUロードマップ (1/3)

    前回まででLunar Lakeのコンピュート・タイルの話は完了である。ということで残りはプラットフォーム・コントローラー・タイルの話である。 Intel Thread Directorを改良 まずEコアで実行し一定以上の負荷であればPコアに移行する なぜプラットフォーム・コントローラー・タイルで真っ先にThread Directorが出てくるか? というと、パワーマネジメント関係の制御が搭載されているためである。 さて、Meteor LakeではThread Directorにずいぶん手が入ったという話は連載739回で説明した。Meteor LakeではSoCタイルにLow PowerのEコアが搭載されている関係で、まずはこのEコアで動かした上で、必要に応じてコンピュート・タイルのEコアや、それ経由でPコアに移行するという仕組みであったが、Lunar LakeではこのLow Power E

    Lunar LakeにはWi-Fi 7があるがPCIe x16レーンは存在しない インテル CPUロードマップ (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2024/08/05
    PSEはIntel Active Management Technology や Intel Management Engine の作り直しかな。専用SRAMとROMしかアクセスできないのはセキュア実装に必要だけど例によって穴がありそう
  • NTTドコモ「dアカウント」一から作り直した方がいいのでは (1/3)

    sponsored 2024年4月に新キャンパスへ移転した静岡デザイン専門学校は、最新設備を備えた実習室とMSIのノートPCで学生の実践力を養成 sponsored 部屋が狭い日家屋仕様になったピラーレスケース、自作初心者にもオススメ! ピラーレスだがコンパクト、価格もお手頃なCORSAIRのPCケース「3500X」が完成度高い! sponsored コスト、人材、セキュリティ…… データ活用の課題を包括的に解消するHPEの取り組み なぜHPEがソフトウェアを? 統合データ基盤「HPE Ezmeral」に注力する理由を率直に聞いた sponsored スマホ設定で快適なハイエンドゲーミングルーター「ROG Rapture GT-BE98」 そろそろ替えどき?いまさら聞けない“Wi-Fi 7”の利点とASUSのWi-Fi 7ルーターを解説 sponsored JN-MD-IQ1301FHD

    NTTドコモ「dアカウント」一から作り直した方がいいのでは (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2024/08/01
    au idもauひかりとスマートパスポート使うとpovoの利用は面倒になるのよね。auカブコム証券使ってるので変えるつもりはないけど。iPhoneはAppleかAmazonで買うことにした。ドコモとauでは買わない
  • ドコモ「dアニメストア」は動画サービスの“勝ち組”になった (1/4)

    ここ最近のNTTドコモは、キャリアオリジナルのサービスを相次いで終了させてきた。 dデリバリー、dカーシェアマイカーシェア、dミールキット、dトラベル、dゲーム、dコインといった、いわゆるd系サービスだけでなく、iコンシェルやしゃべってコンシェルなど、ケータイのころから親しまれていた待ち受け画面に表示されていた情報配信サービスまでもリストラされてしまった。 確かにユーザーからすれば、NTTドコモが提供しなくても、様々な企業によるサービスを利用すれば何ら不自由は感じない。 実際、インターネットにおけるコンテンツと言えば、動画配信はNetflixAmazon Prime、音楽であればSpotifyやApple Musicなど海外発のサービスを使っている人が多いだろう。 キャリアのサービスはショップで「機種変更が安くなるから」と猛烈にプッシュされて仕方なく契約し、いつの間にかチャリンチャリンと

    ドコモ「dアニメストア」は動画サービスの“勝ち組”になった (1/4)
    daishi_n
    daishi_n 2024/07/25
    dアニメは支店がニコニコやAmazon Primeにもあるけど、こいつらの契約は本店と独立してるからね。本店でしか見られないコンテンツもあったりするのよ
  • WSL以前から40年以上続く、Windows(Microsoft)とUNIXとの関わり

    80年代、Microsoft製のUNIXが存在していた POSIXサブシステムは2012年までサポートが続いた 現在のWindows 11では、Windows Subsystem for Linux(WSL)が動作するため、(それ自体はUNIXではないものの)UNIXからのアプリケーションを簡単に動作させることができる。 かつてMicrosoftは、x86版UNIXのライセンスを持っており、XENIXと呼ばれる製品を販売していた。また、Windows NTに「POSIXサブシステム」、のちに「Windows Service for UNIX(SFU)」と呼ばれる機能があった。そういうわけで、WindowsとUNIXは切れない“縁”があったのだ。 Windows NTのPOSIXサブシステムやその搭載理由などに関しては、過去記事(「Windows Subsystem for Linuxの中身

    WSL以前から40年以上続く、Windows(Microsoft)とUNIXとの関わり
    daishi_n
    daishi_n 2024/07/21
    記事にもあるけどPOSIXサブシステムはアメリカ政府案件請けるのにPOSIXが必須条件だったから付いてたのよね
  • アニメーター木上益治さんの遺作絵本が35年の時を経てアニメになるまで (1/4)

    木上益治さんの絵をアニメ化した制作スタジオ、エクラアニマルの作画監督・多敏行さんにさまざまなエピソードをお聞きした 〈後編はこちら〉 幻の絵が30数年の時を経てアニメ化 2019年に起きた京都アニメーション放火事件で惜しくも帰らぬ人となったアニメーターの木上益治さん。1979年にシンエイ動画で活動をスタートし、その後あにまる屋に所属しながら『ドラえもん』の映画シリーズをはじめ、『AKIRA』『火垂るの墓』といった名作アニメに参加。 1990年代以降は京都アニメーションの諸作品で腕を振るい、2000年代からの快進撃を支える。同社の取締役になった後も第一線で活躍するかたわら、若手の育成にも努めた。 そんな木上さんが唯一描いた絵『小さなジャムとゴブリンのオップ』が数十年の時を経てアニメ化する。制作はかつての仲間、多敏行さんが所属するアニメスタジオ・エクラアニマル。 今回は多さんにアニ

    アニメーター木上益治さんの遺作絵本が35年の時を経てアニメになるまで (1/4)
    daishi_n
    daishi_n 2024/07/14
    高橋良輔さんが「アイツらろくな死に方しねえぞ」とか呑兵衛に言われる七人か
  • 日本アニメの輸出産業化には“品質の向上よりも安定”が必要だ (1/4)

    アニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を手掛けた「つむぎ秋田アニメLab」の櫻井司社長ロングインタビュー後編。引き続き、ゲームエンジンを使ったアニメ制作の実際などについて語っていただいた (C)謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会 〈前編はこちら〉 今こそ“クオリティーの安定”を目指すべき 「Unreal Engine」というゲームエンジンの採用によって、アニメ制作の工程を大きく変化させることに成功したつむぎ秋田アニメLab。これまで縦割りだった工程をさまざまな役職のスタッフが越境しながらこなすさまは、『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』(以下、『第七王子』)のエンドクレジット表記で垣間見ることができる。 だが、制作工程を大幅に見直した目的は、決してクオリティー向上のためではないという。今回は、日アニメが輸出産業として成り立つには、向

    日本アニメの輸出産業化には“品質の向上よりも安定”が必要だ (1/4)
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    daishi_n 2024/07/14
    『いわゆる異世界転生ものだと思っていたら、少年バトルものになってきた!? 読者の期待も高まっているけれど、アクション作品の経験がほとんどない我々に作れるのか?』
  • 『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか (1/4)

    アニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』を制作したアニメスタジオ「つむぎ秋田アニメLab」櫻井司社長へのロングインタビューを前後編でお届けする (C)謙虚なサークル・講談社/「第七王子」製作委員会 〈後編はこちら〉 人気急上昇のなろう原作アニメが、他作品とひと味違う理由 たびたびX(Twitter)のトレンド入りを果たすなど、テレビアニメ『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』(以下、『第七王子』)が好評だ。 実はこの作品の制作スタジオ「つむぎ秋田アニメLab」の社は秋田県にあり、プロダクション成果物の多くを内製で生みだしている。2024年5月にはバンダイナムコフィルムワークスとの業務提携が発表されたことでも注目を集めた。 元請け・下請けの関係が複雑に絡み合い、海外への依存度も高い一般的なアニメ制作とはまったく異なるプロセスで生み出された作の舞台裏

    『第七王子』のEDクレジットを見ると、なぜ日本アニメの未来がわかるのか (1/4)
    daishi_n
    daishi_n 2024/07/14
    バンナムFWの子会社になったので、他のスタジオにも展開できるかな。UEを使うゲームともシナジーありそう
  • 「1億台の常時接続」を実現せよ! Nintendo Switchのプッシュ通知システム全面刷新の裏側 (1/3)

    アマゾン ウェブ サービス ジャパンは、2024年6月20日と21日、国内最大の年次イベントである「AWS Summit Japan」をハイブリッドで開催。150を超えるセッションが展開された。 記事では、ニンテンドーシステムズによるセッション「Nintendo Switch向けプッシュ通知システムのリプレイス事例」をレポートする。登壇したのは、同社 システム開発部の林愛美氏と坂東聖博氏だ。 2017年のNintendo Switchの発売とあわせてリリースされた「プッシュ通知システム」。同社は、長期運用を見据えて、よりクラウドネイティブなシステムへのリプレイスを決定するが、大量のTCP接続を維持するための様々な課題が立ちふさがった。 セッションでは、AWS FargateやNetwork Load Balancer(NLB)といったAWSのマネージドサービスを用いた、“最大1億台”級

    「1億台の常時接続」を実現せよ! Nintendo Switchのプッシュ通知システム全面刷新の裏側 (1/3)
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    daishi_n 2024/06/28
    1億台の試験どうやったのかが気になる。EC2を1億台立てることはないだろうからECSかな。ELB系のセッション問題はNature Remoでもあったはず
  • Lunar Lakeはウェハー1枚からMeteor Lakeの半分しか取れない インテル CPUロードマップ (1/3)

    6月4日から開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024は、こういうと失礼かもしれないが、予想外の盛り上がりを見せた。特集ページに記事一覧があるが、昨年のCOMPUTEX TAIPEI 2023と比較して記事の数が多いというのがその傍証ともいえる。 ちなみに主催者であるTAITRA(台湾貿易センター)の発表によれば、2024年の参加者は8万5179人。2023年が4万7594人なのでらほぼ倍増である。ちなみにコロナにより休止する前の2019年は4万2495人であり、今年がいかに盛況だったかがわかろうというもの。 筆者の個人的な感想で言えば、昨年は久しぶりの再会ということで出展者・参加者ともに様子見というか、恐る恐るという感じだったのが、今年は一気に弾けた感がある。昨年は「この調子だとCOMPUTEXは遠からずなくなるのではないか」という気がしたのだが、今年は見事に復調した。 そんな雰

    Lunar Lakeはウェハー1枚からMeteor Lakeの半分しか取れない インテル CPUロードマップ (1/3)
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    daishi_n 2024/06/24
    相変わらずやべーな。Arrow Lakeはどうすんだろ。メモリ帯域が半分(=64bit幅)なのは「えー」と思うけど、マジなのか
  • 日本の半導体メーカーが開発協力に名乗りを上げた次世代Esperanto ET-SoC AIプロセッサーの昨今 (1/3)

    Esperantoが日の半導体メーカーRapidusと協力 5月15日、都内でRapidus(ラピダス)とEsperanto Technologyが共同で記者会見を開催、Esperanto Technologyの第3世代製品をRapidusの2nmプロセスを利用して製造することに関してのMOU(協力覚書)を交わしたことを明らかにした。 左がRapidusの小池淳義社長、中央がEsperanto TechnologyのArt Swift氏(CEO&President)。右は通訳を務めた笠原栄二氏(Senior Architect, Esperanto Technology) といってもまだMOUのレベルであって、具体的に契約が交わされたわけではない。そもそも現状ではまだRapidusの方が工場すらなく、サンプル品を作るどころかテストベッドすら走らせられない。 また製造装置すら確定していない

    日本の半導体メーカーが開発協力に名乗りを上げた次世代Esperanto ET-SoC AIプロセッサーの昨今 (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2024/06/04
    David Ditzel氏はTransmetaでLongRun2で電圧制御やってたのでその辺の技術は残ってるのだろう
  • Sound Blasterが普及に大きく貢献したGame Port 消え去ったI/F史 (1/3)

    ゲームコントローラー用のI/Fを標準化 さまざまなサードパーティが参入する あまり広く知られていないがGame Port、あるいはGame Controllerそのものは最初のIBM-PCから標準で「定義されていた」。あくまでも定義がされていただけであって、標準で搭載されていたわけではない。 IBMはGame Controller Adapter(55ドル)を別売りの形で用意しており、これを実装するとジョイスティックなどのゲーム用コントローラーを接続できた。コネクターは15ピンのD-Sub(正確に言えばDA-15コネクター)が利用されており、この1ポートで2つのジョイスティックを装着できるというものだった。

    Sound Blasterが普及に大きく貢献したGame Port 消え去ったI/F史 (1/3)
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    daishi_n 2024/05/28
    最初の自作PCは440BXだったけど音源ついてなかったからヤマハのPCIサウンドカード買った。YMF724かYMF744か忘れたけど、これにもジョイスティックポートついてたのか https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980907/yamaha.htm
  • スーパーコンピューターの系譜 本格稼働で大きく性能を伸ばしたAuroraだが世界一には届かなかった (1/2)

    2024年5月12日よりドイツのハンブルグでISC24が開催され、この2日目になる5月13日にTOP500の最新リスト(2024年6月版)が公開された。結論から言えば、引き続きAMDのFrontierが1位を堅持。これで5期連続での1位となった。Auroraは大きく性能を伸ばし、こちらもRmax(実効性能)で1EFlopsを超えたものの、Frontierを超えることはできず、2位に終わった。まずはこのあたりから説明したい。 Auroraの理論性能は1980.01PFlops ダイナミックに動作周波数を下げて電力効率を上げる 2023年11月に初ランクインした際のAuroraの詳細は連載746回で説明したが、おおよそシステムの半分を稼働させた段階で実効585.34PFlopsほど。消費電力は24.687MWと発表されていた。 コア数は474万2808で、この際の構成は5439ノードと筆者は推

    スーパーコンピューターの系譜 本格稼働で大きく性能を伸ばしたAuroraだが世界一には届かなかった (1/2)
    daishi_n
    daishi_n 2024/05/20
    Grace Hopper GH200 はCOBOLのおばちゃまこと、"Amazing" Grace Hopper 提督由来の名前。イージスの父、ウェインEマイヤー提督と並ぶアメリカ海軍の二大情報技術提督
  • GB200 Grace Blackwell SuperchipのTDPは1200W NVIDIA GPUロードマップ (1/4)

    今年は刷新されると考えるのが普通だし、そうなるとBlackwellアーキテクチャーを使うと考えるのが妥当と言えば妥当である。ただその一方で、以下のようなあまりコンシューマー向けに向かない特徴が気になるところである。 プロセスがTSMC 4NPで、多少速度は上がってるにしてもトランジスタ密度はどの程度向上しているか疑問 NVIDIAはBlackwellでマイクロアーキテクチャーを刷新したと説明しているが、その一方で性能に関してはTensor Coreの大幅な性能改善がメインであって、CUDA Coreの方はどこまで性能が上がっているのか不明(スペックだけ見ているとCUDA Coreの方の性能向上はほぼなさそうに見える) Ada Lovelace世代のAD102は609mm2で128SMであり、つまりSMあたり5.97mm2ほどでの実装となっている。これに対しB100/B200のものは783.

    GB200 Grace Blackwell SuperchipのTDPは1200W NVIDIA GPUロードマップ (1/4)
    daishi_n
    daishi_n 2024/04/01
    今のRTX4000系はAda、HPC用はHopperでコード名別・アーキ共用してるけど、BlackwellをGeForceに持っていくにはCUDA足らないんじゃない仮説。
  • B100は1ダイあたりの性能がH100を下回るがAI性能はH100の5倍 NVIDIA GPUロードマップ (1/3)

    消え去ったI/F史は中断し、今回と次回は、3月18日からサンノゼで開催されたGTC 2024におけるNVIDIAの発表、特にBlackwellについて解説したい。 B100のダイサイズは850平方mm前後? 2023年10月に行なわれた投資家向けカンファレンスで示されたのが下の画像にあるロードマップである。今回GTC 2024で発表されたのはB100、つまりH200の後継となる新サーバー向けチップとこれを利用した派生型である。 昨年発表されたNVIDIAのロードマップ。H100とH200は同じ2023年に発表はされているが、発売は2024年ということでこのロードマップになっている。B100も今年中に発売される予定で、X100は2025年になる 最初にお断りしておくと、稿ではB100とひとくくりに説明しているが、これは上の画像で"B100"と記されているのでこれを使っているだけで、実際には

    B100は1ダイあたりの性能がH100を下回るがAI性能はH100の5倍 NVIDIA GPUロードマップ (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2024/03/25
    完全にTensor特化してFP64性能はほどほどにしか上がってないよね。ダイを2個にして3割アップだからダイ1個ではFP64が6割くらいしか性能出てない計算。GeForceはFP32演算がメインなので構成変えるんだろうけど
  • 測定器やFDDなどどんな機器も接続できたGPIB 消え去ったI/F史 (1/3)

    消え去ったI/F史の3回目はGPIBを取り上げたい。これに関しては、自宅でパソコンを使っていた「だけ」の方はあまりおなじみではないと思うが、職場や学校などでも使っていた方の中にはなじみがあったかもしれない。筆者の場合、大学で研究室に入った時にずいぶん使う羽目になった。 GPIBの原点は測定器を接続するために誕生したHP-IB GPIB(General Purpose Interface Bus)は、もともと1965年9月にHPで開発された。それもあって当初はHP-IB(Hewlett-Packard Interface Bus)と呼ばれていた。このHP-IBの主な目的は測定器の接続である。連載509回でHPの歴史を紹介したが、HPは計測器関連から大きくなった会社であり、1960年代後半に初めてコンピュータビジネスに参入する。 計測器とコンピューターがそろうとどうなるか? と言えば、「測定し

    測定器やFDDなどどんな機器も接続できたGPIB 消え去ったI/F史 (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2024/03/11
    予想通り速度と使い勝手でUSBに駆逐された。いまは測定器自体がインテリジェント化されてるからPCとの接続手段も豊富だしね
  • CPU黒歴史 周回遅れの性能を20年間供給したItanium (1/4)

    今回は、久々にCPU歴史をお届けしよう。黒歴史シリーズそのものも、公式には連載211回のIntel G965が最後だったので8年ぶりである。 さて、久々の黒歴史であるが、ついにインテルのItaniumが最終製品の出荷を完了した。現時点でark.intel.comを参照すると、まだItanium 9750以外は出荷中に見えるが、実は2019年1月末の製品変更通知で、Itanium 9700シリーズとIntel C112/C114チップセットは2020年1月30日に受注を終了、2021年7月29日に出荷を完了することが明らかにされている。

    CPU黒歴史 周回遅れの性能を20年間供給したItanium (1/4)
    daishi_n
    daishi_n 2024/03/09
    製品の終息で供養の黒歴史化。PS2 EEのVLIW VPUはコンパイラができずに並列アセンブラとか変態の極地なのでItaniumよりタチ悪いよ https://qiita.com/YukiMiyatake/items/dbdd8a45615e476810ce
  • 半導体プロセスまるわかり EUVは微細化の救世主となるか? (1/3)

    今回は半導体プロセスそのものではないが、非常に影響がある、というより多くのファウンダリーが望んでいるEUVを解説したい。 ウェハーにトランジスタを形成する マスキングと露光 EUVの話をするためには、まず露光というプロセスの話をしないといけない。これまでも露光(リソグラフィー)の話は折々で説明した。例えば連載第238回でトランジスタの形成の説明をした時には、簡単に「フォトレジスト」で済ませているが、これが結構大変なのである。 露光というプロセスは名前の通り「光に晒す」工程である。実際にはマスクを被せた上で光に晒すわけであるが、装置(これをステッパーと呼ぶ)は下図のような構成になっている。 まず光源(これは後述)で、実際に利用する光を発生させた上で、ミラーなどを使って方向を変化させる。「ミラーなんて使わずに、マスクの上に光源置けばいいじゃないか」と思うだろう。昔は光学系を簡素化すべく、そうし

    半導体プロセスまるわかり EUVは微細化の救世主となるか? (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2024/03/09
    これで実製品出荷するのに2021年くらいまでかかった。元々は2000年代初頭に実現すると言われていて「ずっと5年後に実現」「ずっと開発中」とネタにされてた
  • スマホがなかった時代の寵児! ソニー「CLIE」が始まってから終焉を迎えるまで

    ◆持ち歩ける情報処理端末「CLIE」は未来だった 今は国民のほとんどがスマートフォンを持っている時代ですが、2000年頃はまだそんなものはなかった頃、いかに情報処理端末的なガジェットを持ち歩くことを夢みたことか。 確かにケータイをいつも身につけて、単なる通話だけじゃなくて、カメラもついてて音楽も聴けて、ケータイ用に用意されたサイトを見たりショートメッセージくらいはできても、それぞれのクオリティーはまだまだ低くて、なんとももどかしい窮屈さから逃れられませんでした。 その当時、最も処理速度の速いはずのノートパソコンを持ち運ぶのが最善だとわかってはいても、やっぱり重くて大きい。VAIOはあくまでも Windowsという路線に乗っかっているもので、起動するだけで待たされるし、バッテリーもすぐになくなるし、そもそもHDDが壊れるかもしれないというリスクを背負っていたので、気軽に外に持って行くわけには

    スマホがなかった時代の寵児! ソニー「CLIE」が始まってから終焉を迎えるまで
    daishi_n
    daishi_n 2024/01/25
    筆者の写真がア・バオア・クー最終決戦のツインバズーカ装備
  • TOP500の1位に惨敗したスパコンAuroraの真の性能 インテル CPUロードマップ (1/3)

    先週の続きで今週もRISC-Vの話をするつもりだったのだが、SC23がコロラド州デンバーで開催され、これにあわせてTOP500のリストも更新された。ということで長らく懸案になっていたAuroraがついにランクインしたため、急遽予定を変更してこちらを解説する。 AuroraTop500のランキング2位 トップを維持したFrontierの半分の性能 Auroraは今年5月に行なわれたISC 23のタイミングでは、スパコン性能ランキングとなるTOP500にまだエントリーしなかったという話は連載723回で説明したとおりである。今回はきちんとエントリーされたので、分析の前にまずは結果から伝えよう。 そのAuroraであるが、ランキング2位である。下の画像はTop 4までの抜粋であるが、ラフに言ってトップを維持したFrontierの半分の性能しかない。それでもやはり今回新規にランクインしたマイクロソ

    TOP500の1位に惨敗したスパコンAuroraの真の性能 インテル CPUロードマップ (1/3)
    daishi_n
    daishi_n 2023/11/20
    やはり激ヤバだったIntelのAurora