東洋電機製造が、鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの実証実験に向けた機器製作などをJR東日本から受注しました。 鉄道分野における世界初の実用化を目指す 鉄道車両用の電機品などを開発、製造する東洋電機製造は2018年8月31日(金)、鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの実証実験に向けた機器製作などの業務を、JR東日本から受注したと発表しました。 鉄道用超電導フライホイール蓄電システムの概要(画像:東洋電機製造)。 この実証実験は、装置の内部にある大型の円盤(フライホイール)を回転させることで電力を運動エネルギーとしてたくわえ(充電)、必要に応じてこの運動エネルギーを再び電力に変換する(放電)というものです。 電力は、電車がブレーキをかけて減速するときに発生する電気エネルギー(回生電力)を利用。超電導フライホイール蓄電システムは軸受部分に超電導技術を採用し、フライホイールを浮上させて非