ドイツ極右、テロ計画か=外国人襲い「革命」もくろむ 2018年10月02日05時25分 1日、南西部カールスルーエで、逮捕された極右を乗せているとみられるドイツの警察車両(EPA時事) 【ベルリン時事】ドイツ連邦検察庁は1日、極右テロ組織を結成し、3日のドイツ再統一記念日に外国人や政治家の襲撃を計画した疑いがあるとして、「革命ケムニッツ」を名乗るグループの構成員6人を逮捕した。戦後70年超を経ながら、移民や難民への反感からネオナチ勢力の台頭が深刻化している実態を独社会に印象付けている。 6人は、8月下旬に外国人排斥を訴える極右の暴力的なデモが発生した東部ケムニッツで、フーリガンやネオナチとして活動。検察によると、先に逮捕された別の1人とともに、民主主義国家の転覆を狙う「革命」を目的に9月にグループを結成した。本番に向けた「練習」としてスタンガンなどで外国人を狙った暴力事件を起こしていたほか