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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (16)

  • 本物のアホなのか安っぽいインチキ野郎なのか、判断に迷うケース - Apeman’s diary

    主要エントリリストを記した記事のコメント欄に興味深いコメントをカーツウェルさんから頂戴したのですが、議論には不向きな場所だったのでこちらに転載させていただいたうえでお答えしたいと思います。 従軍慰安婦の待遇のうち、外出の自由について、以下のように言われたんです。こちらで探しても外出の自由を制限するのは見つかるがそうでないのが見つからずです。 何か心当たりがあれば助力をお願いしたいのですが、対応は可能でしょうか。 先方は従軍慰安婦資料集成を根拠に しているそうです。 常州、マニラ、イロイロには外出を許可制とする規程があるがマステバ、遠山隊、中山隊、石兵団、スチュアード等過半数の部隊には外出を制限する規定はないので「慰安婦に外出の自由がない」は間違い、もしくは印象操作 元のツイートはこちらですね。 https://twitter.com/MituzoJ/status/1171989571661

    本物のアホなのか安っぽいインチキ野郎なのか、判断に迷うケース - Apeman’s diary
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    daitom 2019/09/13
  • 『故郷はなぜ兵士を殺したか』 - Apeman’s diary

    一ノ瀬俊也、『故郷はなぜ兵士を殺したか』、角川選書 著者の過去の著作に比べると格段に挑発的な書名なのでちょっとびっくり。日露戦争以降の(ただし重点はアジア・太平洋戦争におかれている)銃後における軍事援護活動――出征兵士の家族への援護、戦死者家族への慰藉や援護、出征兵士への慰問、傷痍軍人への援護、戦死者の顕彰等々――が遺家族・留守家族を監視し、出征兵士に“名誉の戦死”を慫慂し、戦死者の死に意味付けをするという機能をいかに果たしたかを明らかにしようとすると同時に、そうした機能がほころびを見せる瞬間をも拾い上げようとする、社会史らしいアプローチ。日中戦争以降の、「大義」を明確にしがたい戦争において戦死への意味付けを強行しようとすると、結局は戦死それ自体に価値があるというロジックに行き着かざるを得ず、それゆえ「故郷」は出征兵士に戦死を要求することになる……とまとめると強引にすぎるだろうか。 全4章

    『故郷はなぜ兵士を殺したか』 - Apeman’s diary
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    daitom 2019/02/04
  • 戦犯自筆供述書、ネットで公開 - Apeman’s diary

    撫順・太原の戦犯管理所で日軍の戦犯容疑者が作成した自筆の供述書(中国の国家档案局所蔵のもの)がネットで公開されはじめています。先ほど確認した時点では鈴木啓久中将、藤田茂中将、上坂勝少将の3人分が公開されていました。階級の高い方から公開する方針と思われます。 原文(日語)は「[笔供原文(The Original Text of the Written Confessions)]」で、画像ファイルとして提供されており、翻刻はされておりません。

    戦犯自筆供述書、ネットで公開 - Apeman’s diary
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    daitom 2014/07/09
  • アングレームBD祭代表の発言 - Apeman’s diary

    幸福の科学をスポンサーにした「論破プロジェクト」がフランスでやらかした件について。 http://www.charentelibre.fr/2014/01/31/croix-gammees-et-revisionnisme-un-stand-japonais-ferme,1877835.php 上記記事でBD祭代表の発言が引用されていますので、ざっと訳しておきます。 今回起こったことは表現の自由とはなんの関係もない。われわれは水曜日に、この発行者が修正主義的な刊行物と、「慰安婦は韓国のウソだ」と主張する横断幕を有していることを知った。これは明らかに受け入れられないことだ。そしてそのことは、日の団体だという事実とはなんの関係もない。それが誰であれ過激主義者の場所はここにはない。

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    daitom 2014/02/01
  • 誰がどこで間違ってるのか知らないが、とにかく結果としてデタラメな報道 - Apeman’s diary

    中央日報(日語版)  2012年08月16日 「「慰安婦20人を追加で送る…」 日軍の「秘密文書」に驚愕」 もうどこから突っ込んでよいやら。id:mujin さんが、この文書がアジア歴史資料センターで公開されていたものであることを指摘されています。 私は後述するような理由で、当初この記事を最後まで読んでいなかったのですが、改めて読み直してみると、こんなことがヌケヌケと書いてあります。 金所長は中央日報との電話で、「5月に日に滞在しながら、日国会図書館と日防衛省史料室で1カ月ほど調べた」とし「野戦軍に特種慰安婦を派遣した秘密文書資料が日防衛省史料集(陸亜密大日記)と『女性のためのアジア平和国民基金』集成(97年)に収録された事実を確認し、この文書を見つけることができた」と説明した。 開いた口が塞がりませんでした。ちなみにこの電文は第2巻「防衛庁関係公表資料(上)」の203ページ以

    誰がどこで間違ってるのか知らないが、とにかく結果としてデタラメな報道 - Apeman’s diary
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    daitom 2012/08/20
  • 死霊の裸踊り - Apeman’s diary

    法華狼さんのところでの「通りすがりの人」a.k.a.「通りすがりに人」a.k.a.「取りすがりの人」について、これまでのまとめ。 ここのブログ主がソースとしたこの京大の永井って人、資料のタイトルだけで詳細を載せていないものがかなりあるんだけど、なぜ詳細を書かないかというと詳細書くと印象がガラっと変わってしまうからなんだよね。 というわけで、詳細を貼っておくね。 (中略) と、このようにかなり厳密に慰安婦は軍により雇い主から「保護」されていました。 でも、これを書いてしまうと軍の性奴隷という印象から大きく変わってしまうから、長井さんは「タイトルだけ」しか書かなかったんだよね。 まあ、偉そうに書いているけど、この事実を見つけたのってエンコリの赤組の人だけど。 つまりだ、もう何年も前に間違いや印象操作を指摘されてる人なのだよ、この人は。 (http://d.hatena.ne.jp/hokke-

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    daitom 2012/01/24
  • 「封印された原爆報告書」ほか - Apeman’s diary

    昨年の8月6日に放送されたNHKスペシャル「封印された原爆報告書」が昨晩再放送されていた。日政府が放射性物質による被曝から市民をいかにして守るのか、その姿勢が問われている*1時である、という観点からも観るに値する再放送だったのではないだろうか。 アメリカ国立公文書館のGHQ機密資料の中に、181冊、1万ページに及ぶ原爆被害の調査報告書が眠っている。子供たちが学校のどこで、どのように亡くなったのか詳しく調べたもの。200人を超す被爆者を解剖し、放射線による影響を分析したもの…。いずれも原爆被害の実態を生々しく伝える内容だ。報告書をまとめたのは、総勢1300人に上る日の調査団。国を代表する医師や科学者らが参加した。調査は、終戦直後から2年にわたって行われたが、その結果はすべて、原爆の“効果”を知りたがっていたアメリカへと渡されていたのだ。 なぜ貴重な資料が、被爆者のために活かされることなく

    「封印された原爆報告書」ほか - Apeman’s diary
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    daitom 2011/08/04
  • 一週間遅れ - Apeman’s diary

    『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』の第10話で「刀じゃ効率が悪すぎる。(中略)日刀の刃は骨に当たれば欠けるし、3、4人も斬ったら役立たずになる」「決めつけが過ぎるよ、平野君。(中略)剣士の技量、刀の出来、そして精神の強固さ、この3つが高いレベルで掛け合わされたなら何人斬ろうが戦闘力を失わない」「で、でも、血脂がついたら……」というやりとりが。視聴者の反応やいかに? と思って2chのアニメ板をのぞいてみたのだが、サンテレビは他地域より1週間遅れで放送しているのでこの件が話題になったかもしれない時期のスレはすでに過去ログ倉庫行きしていた……。

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    daitom 2010/09/14
  • 東京裁判弁護団の反論にみる本質主義 - Apeman’s diary

    秋から読み始めたもののいろいろな事情でまだ読み終わらない『東京裁判 第二次世界大戦後の法と正義の追求』(戸谷由麻、みすず書房)より。旧日軍の残虐行為に関する各国の検察団の立証努力を紹介し、さまざまな類型の残虐行為が各戦線で行なわれていたことを検察が立証しようとしたことを指摘したうえで、弁護団の弁護方針について次のように述べている。 検察側の膨大な証拠に直面した弁護側はどのような反駁をこころみただろうか。回答はというと、弁護側は検察側の証拠書類にも証人にも基的には挑戦せず、南京事件のときと同様、日軍が広範かつ頻繁に残虐行為をおこなったことを事実として認めたのだった。ただ、弁護側は、「日国家指導者が個人責任を負う」という検察側の主張に対して争った。日軍による残虐行為が広範だったとは認める一方、同じ類型の戦争犯罪などは検察側の証拠書類から浮かびあがらないと主張、そして中央政府や軍参謀部

    東京裁判弁護団の反論にみる本質主義 - Apeman’s diary
  • 『博覧会の政治学』(追記あり) - Apeman’s diary

    吉見俊哉、『博覧会の政治学 まなざしの近代』、中公新書、1992年 引用にあたって、原文にある注番号はすべて省略した。 博覧会と植民地主義について。 博覧会の時代とは、同時に帝国主義の時代であった。これは決して偶然ではない。一九世紀半ばから二〇世紀初頭に至るまで、地球規模で増殖し続けたこの資主義のスペクタクルは、なによりも帝国主義の巨大なディスプレイ装置であったのだ。博覧会は、テクノロジーの発展を国家の発展、つまりは帝国の拡張に一体化させ、そのなかに大衆の欲望を包み込んでいったのである。このような博覧会と帝国主義の結びつきは、すでに一八五一年のロンドン万博のときから現れてはいた。ロンドン万博を開催するに当たり、主催者側が最初に着手したのは、大英帝国の植民地や自治領からの出品全体を帝国の展示としてまとめあげることであった。それらの植民地には、東インド、セイロン、マルタ、アフリカ西海岸、喜望

    『博覧会の政治学』(追記あり) - Apeman’s diary
  • やっと買えた… - Apeman’s diary

    清水寛編著、『日帝国陸軍と精神障害兵士』、不二出版。共著者は細淵渕富夫、飯塚希世。3人とも障害者教育学ないし関連分野の専門家であるようだ。「日近現代障害者問題史研究の一環として、戦争史・軍事史の先行研究に学びながら戦争・軍隊と障害者問題の史的研究にもとりくみ始めた」とのこと。 目次は次の通り。 I 陸軍懲治隊と陸軍教化隊 第1章 陸軍懲治隊と徴兵制―近代初期における軍隊と障害者問題 第2章 陸軍教化隊と国家総力戦体制下の徴兵検査 II 日帝国陸軍と精神障害兵士 第3章 国府台陸軍病院収容の精神障害兵士の概況 第4章 日帝国陸軍と知的障害兵士 第5章 日帝国陸軍と戦争神経症兵士 第6章 敗戦前後の陸軍病院での精神障害患者の状況 III 精神障害兵士の戦後 第7章 戦傷病者特別援護法等の受療者の概況 第8章 「未復員」精神障害者を訪ねて 直接的には(お察しのように)第5章が目当てで買

    やっと買えた… - Apeman’s diary
  • その論法は…(追記あり) - Apeman’s diary

    捕鯨についてはちゃんと調べたことがないので、「捕って問題ないなら捕りゃいいし、疑念があるなら止めりゃいい」と思いつつなぜ農林水産省があれほど懸命になるのかその裏はなんだ? という程度なんですが、Dr-Setonさんの一連のエントリは当ブログの名称とも深い関係があるのであえて触れてみます。 自滅する捕鯨 続 自滅する捕鯨 新 自滅する捕鯨 自滅する捕鯨 征服 最後の 自滅する捕鯨 国際社会で自国の主張が通らない時に、それをぜんぶ外国のせいにしてさらには「人種差別だ」とか言い出すのは、まさに満州事変後の日そのものなんで、それはヤバいですよと。自国の主張を通したいのならなおさら、国際社会がなぜ反対しているのかをきっちり理解しないと。 ブクマコメントより rna 「捕鯨をしなくてもいい理由(若しくは捕鯨の範囲を限定する理由)が繰り返し強調されますが、いくら捕鯨が必要ない理由を挙げてもそれが捕鯨を

    その論法は…(追記あり) - Apeman’s diary
  • じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary

    「三十分で読めるサイト」がお望みだと某所で聞いたので、30分と言わず3分で読めるように「差分」をまとめてみましょう。 捕虜殺害についての秦郁彦の推定(幕府山のことだけを考えても明らかに過少だけど)を採用したとして、短期間に3万人もの捕虜を殺害したという事例は、近現代の戦争史において特筆に値する。投降してくる兵士を捕虜にせずに殺してしまう、というのはたしかに多くの軍隊に見られる現象だが、武装解除していったん兵舎に収容した捕虜を万の単位で殺害する、などということはそうそうあることではない。 南京の日軍は、少なくとも師団レベルで組織的に捕虜を殺害している。上海派遣軍参謀だった長勇が「ヤッチマエ」と命じたという証言が正しいとすれば(そしてこれについては偕行社の戦史も事実だろうと認めている)軍のレベルで収容した捕虜の殺害を組織的に行なったことになる。いずれにしても近現代の戦争史において特筆に値する

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  • できるもんならやってみてくれ! - Apeman’s diary

    http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080103/1199312777 ポイントは、たとえ南京事件がなかったとしても、 「南京事件はあった」ことにすること自体は、 とても簡単だということ。 そもそも、レイプも虐殺も皆無の戦争なんてほとんどないんだから、 よくある戦争中のレイプや虐殺に「南京事件」というラベルを 貼れば、はい、一丁、南京事件のできあがり!なわけです。 この意味で、「歴史的事実」などいくらでも捏造できるし、 それを立証することなど簡単だ。 やってもらおうじゃないか。お題は「日露戦争において日軍はロシア軍の捕虜を万の単位で虐殺した」か「アジア・太平洋戦争において、アメリカ軍は国内の収容所に収容した日軍捕虜を組織的に多数殺害した」のどちらか、でどうかな? で、それを日露の、あるいは日米の近現代史家に納得

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  • 夏淑琴さん損害賠償請求訴訟、原告勝訴(追記あり) - Apeman’s diary

    コメント欄でグリフィンさんからもご指摘がありましたが、東中野修道の著書において偽証言者であるとされ名誉を傷つけられたとして、南京事件の生存者が著者と出版社(展転社)に損害賠償を請求していた訴訟において、原告勝訴の一審判決が出ました。 (追記:コメント欄でゆうさんからご教示いただきましたが、判決全文がピッポさんの手によりアップロードされています。) 時事通信社 11月2日 「著者に400万円賠償命令=南京大虐殺めぐる書籍−東京地裁」 南京大虐殺に関する日の大学教授の著作で「偽の被害者」と指摘されたとして、生存者の夏淑琴さん(78)が教授と出版社に計1500万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は2日、「指摘は真実ではなく、名誉棄損に当たる」として、400万円の支払いを命じた。 (…) 三代川三千代裁判長は、虐殺を記録した英語の資料を同教授が分析し、夏さんを偽者扱いしたことについて

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  • 『敗北の文化』 - Apeman’s diary

    ヴォルフガング・シヴェルブシュ、『敗北の文化 敗戦トラウマ・回復・再生』、法政大学出版局 いやまだ買っただけで読めてないんですが。ドイツ語原著の第2版と同年に出版された英訳版を底にした邦訳で、英訳からの翻訳を勧めたのは原著者だとのこと(「訳者あとがき」より)。邦訳のサブタイトルは英訳のそれをベースにしたもので、原著のサブタイトルは「1865年アメリカ南部、1871年フランス、1918年ドイツ」となっており、書の分析対象を端的に指し示している。読者はこれに「1945年ドイツ、1945年日、1975年アメリカ…」という問題意識を接続することができるだろう(もちろん、過去へと向けて問題意識を広げてゆくこともできる)。 邪道なやり口だが、「訳者あとがき」から書の趣旨を要約した部分を引用しておく。 シヴェルブシュによれば、敗戦のショックに対する最初のもっとも明白な反応は、敗戦という事実の拒否

    『敗北の文化』 - Apeman’s diary
    daitom
    daitom 2007/10/27
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