5月30日、ユーロ圏の大半の銀行は、ECBが6月5日の理事会でマイナス金利を導入したとしても、業務面で対応できる準備が整っていることを自国の中銀に伝えている。写真はミラノのATM。2011年11月撮影(2014年 ロイター/Alessandro Garofalo) [ロンドン 30日 ロイター] - ユーロ圏の大半の銀行は、欧州中央銀行(ECB)が6月5日の理事会でマイナス金利を導入したとしても、業務面で対応できる準備が整っていることを自国の中銀に伝えている。 ユーロ圏の銀行で短期金融市場部門を担当する幹部は、マイナス金利が導入された場合、業務にどのような影響が出るかが問題となるが、ECBが1年以上にわたってマイナス金利導入を示唆していることから、銀行のシステムを含め、対応する準備は十分整っているとの見方を示した。