http://anond.hatelabo.jp/20090318024902 誰かさんにニッキョーソというがっかり命名をされた仔犬は、私との邂逅以来、ブクブク肥え続けている。 曇天のあの日、公園で、か細く啼いたあのイキモノをお持ち帰りして以来、 あの小憎たらしいモバゲーのマキも、メルマガという名の産業廃棄物を押し付けなくなった。快適快適。 これではまるで、マキ避け目的でニッキョーソに鶏肉の水煮缶を与え続けているみたいだ。 お前の食費のせいで私は、ささやかな楽しみだったファミチキを我慢しているんだ。 それをこいつは分かっているのだろうか。 こやつめ、ハハハ。 恨めしいような羨ましいような気持ちで、ニッキョーソ唯一の取り柄であるふあふあの耳毛を撫でる。 こら、目を細めるな小首を傾げるな体をこすり付けるな。 私と暮らし始め、見違えるように毛並みが良くなった犬を眺めながら、思いがけず自分の頬筋が