パスタやトマト味の煮込み料理に欠かせない、トマトの水煮缶のお話です。 トマトには、生食に向くトマトと加熱しておいしいトマトがあります。トマト缶は、「加熱しておいしいトマト」を使いやすいよう水煮したものです。缶を開けたままでも食べられますが、通常はトマトソースや煮込みに使われます。 もともと日本では生食でトマトが定着した経緯があるため、トマトはいまだにサラダなど生で食べることが圧倒的です。加熱用のフレッシュトマトはあまり出回らない上、夏以外の季節にお目にかかることは、まずありません。 そんな日本でも、季節を問わず手軽に完熟の加熱用トマトを使うことができるトマト缶はとても便利です。しかも安いものなら1缶100円前後と安価ですから、家に常備しておきたい缶詰のひとつですよね。 ホールとカットは、味が違うの?さて、このトマト水煮缶、売場に行くと「ホール」と「カット」があります。ふだんはどちらをお使い
