月の表面にある大小さまざまなクレーターなどを立体的に表現した地図を国土地理院(茨城県つくば市)が13日、ホームページで公開した。地球からは見えない月の裏側を含め、地形が詳細に描かれている。 平成19年に宇宙航空研究開発機構が打ち上げた日本の月観測衛星「かぐや」が集めた月面の高さのデータを使い、作製した。 月の「南極」付近の地図では、巨大なクレーターの中に小さなものがあったり、隣り合うクレーターの一部が重なっていたりする様子がはっきり見て取れる。ほかの場所は、溶岩に覆われて比較的平らな「海」と呼ばれる地形も鮮やかに描かれており、月がどのように形成されたかを探る手掛かりになりそうだ。 ホームページのアドレスはhttp://gisstar.gsi.go.jp/selene/
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