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bookとmathに関するdaniel1983のブックマーク (11)

  • 数学はいかにして世界を変えるか - hiroyukikojima’s blog

    今日は、ぼくが関わる8月の刊行物を紹介しておこうと思う。それは、雑誌『現代思想』9月号と拙新著『天才ガロアの発想力』技術評論社の二つなのだ。どちらも月末には店頭に並ぶ。実は、この二つには、絶妙な関係性があるので、クロスオーバーしながらお話してみたいと思う。 まず、『現代思想』9月号(青土社)。著者校正も終了したし、編集者の許可も得たので、書いてしまおう。特集名は、(変わる可能性もあるだろうけど今のところ) 、「現代数学の思考法〜数学はいかにして世界を変えるか」。この特集には、ぼくは企画の段階から協力させていただき、記事も2つ参加している。一つは、リード文の「現代数学の抽象化・物質現象認識の抽象化」という短い論考で、もう一つは、物理学者二人との鼎談。鼎談の相手は、な、なんと、学習院大学の田崎晴明さんと、東大物性研究所の加藤岳生さん!!。 遂に、田崎さんと初めてお会いしてしまいました。このブロ

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  • 10秒で覚えられて計算がバツグンに速くなる方法 読書猿Classic: between / beyond readers

    ■補数って? 10、100,1000……から、ある数を引いた残りの数のことを(基数の)補数というが、今回の主役は、 それよりも1少ない、いわゆる減基数の補数(注)である。 10進数だと、ぶっちゃけ足して(各桁が)9になる数(の組)だ。 具体例を出すと「9-1=8」だから、8は1の補数である。いうまでもないが、1は8の補数である。 ■まずは「おつり算」 日常生活で最も多い計算は「おつりを計算すること」だろう。 これは補数を使った計算の第一歩にちょうどいい。 速算に 10000-3452=? を計算することは、3452の基数の補数をもとめることだけれど、 まず減基数の補数を求めちゃえばいい。そしてこれは次の方法で反射的にできる。 減基数の補数は基数の補数よりも1だけ少ないということを心に留めておくと、 次の表を覚えておく(というより反射的に出るようにしておく)だけで、 「繰り下がり」なんかに希

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  • 無の無限の可能性 - 書評 - 異端の数ゼロ : 404 Blog Not Found

    2009年05月16日23:30 カテゴリ書評/画評/品評Math 無の無限の可能性 - 書評 - 異端の数ゼロ 早川書房より献御礼。 異端の数ゼロ Charles Seife / 林大訳 [原著:Zero:The Biography of a Dangerous Idea] ゼロ=無が持つ無限の可能性を人類がどうつきあってきたかを語った渾身の一冊。これが面白くないという人は、ゼロを全く知らない人か神かどちらかだろう。そして、書に何ら不満を抱かないという人もまた、そのどちらかだ。書は不満が魅力となる、まさにゼロ的な一冊なのだ。 書「異端の数ゼロ」は、ゼロという得意な数の歴史をたどった、類書ゼロの単行を〈数理を愉しむ〉シリーズとして文庫化したもの。このシリーズは「はじめての現代数学」、「物理と数学の不思議な関係」など、傑作ぞろいで、そのことだけでも書の品質がうかがえる。 第0章

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  • 21世紀の市民に必要な力 - 書評 - 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 : 404 Blog Not Found

    2013年10月31日00:15 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 21世紀の市民に必要な力 - 書評 - 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 出た、出た。やっと出た。 不透明な時代を見抜く「統計思考力」 神永正博 2009.04.08 初出 2013.10.31 文庫版発行につき改訂 このを、待っていた。 こんなを、ではなくこのを。 そして、この国は待っている。 このを最大限活用してくれることを。 書「不透明な時代を見抜く「統計思考力」」は、「学力低下は錯覚である」をあざやかに証明してみせた著者が、その証明力を読者に分け与えるべく著した一冊。 目次(原著) - Discover - 書籍紹介 はじめに 第1章 基礎編 データを見る それ、ほんとう? まず元データに当たる習慣をつけよう! 1 生データを入手する それホント?まずは生データに当たれ! 数学が出来る=年収

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  • 0.999・・・は1と等しいか - hiroyukikojima’s blog

    刊行からだいぶたってしまったが、吉永良正さんの『アキレスとカメ』講談社というたいへん楽しいを紹介しよう。 吉永さんは、ぼくが東京出版の受験雑誌『大学への数学』や『高校への数学』に連載し出した頃、同じように連載を持った人だが、サイエンスライターとしては大先輩であり、すばらしいをたくさん書き、また翻訳もしている。現在は、大東文化大学の先生をされているので、ライターから大学教員になった、という経歴も似ており、勝手に親近感を抱いている。何度か対談をさせていただき、いっしょにお酒を飲んだこともあるので、知人と言ってもいいと思う。ライターとして気骨を持ったかたで、物書きとして生きていく上での心構えなどを教えていただいた。 アキレスとカメ 作者: 吉永良正,大高郁子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/07/02メディア: 単行購入: 19人 クリック: 395回この商品を含むブログ (1

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  • 数学は易し、算数は難し - 書評 - やりなおし算数道場 : 404 Blog Not Found

    2009年01月26日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 数学は易し、算数は難し - 書評 - やりなおし算数道場 ブルーバックス出版部の山岸様より献御礼。 やりなおし算数道場 歌丸優一 / 花摘香里漫画 実にいい頭の体操だった。何とか全問解くことが出来たが、改めて感じたのは、算数とは「小学生までの数学」では決してない、ということ。大人がやりなおすだけの価値は、確かにある。 書「やりなおしの算数」は、今は亡き月刊「現代」に連載していた「中高年のためのやり直し算数道場」を改めて一冊にまとめたもの。 目次 - やりなおし算数道場 小学校でこう教わりたかった! 歌丸優一 花摘香里 講談社より 仕事算 ニュートン算 比の文章題 過不足算 集合 旅人算etc. 通過算 流水算 時計算 循環小数 約数の個数と総和 アマリーサリーバラバリー N進法 場合の数・順列(並べ方) 場合の数・組合

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  • 数学のフィロソフィー - hiroyukikojima’s blog

    今並んでいる『現代思想』2008年11月号は、テーマは「<数>の思考」、要するに整数論の特集なのだ。「現代思想」という雑誌の性格上、かなり冒険的な特集だと思う。ぼくは、企画段階でちょっとアイデアを出し、あとは数論専門家の黒川信重さんの聴き手を務めた。 現代思想2008年11月号 特集=〈数〉の思考 出版社/メーカー: 青土社発売日: 2008/10/27メディア: ムック購入: 21人 クリック: 130回この商品を含むブログ (8件) を見る 黒川先生のゼータ関数とリーマン予想に関するお話も非常にエクサイティングなもので、数学ファンは必読だと思うが、ぼくがお勧めの論考は、伴克馬さんの『ガロア理論の世界観』と吉田輝義さんの『類体論と現代数学』。どちらも、若手の俊才である。彼らの論考の面白さは、数学の知識そのものを啓蒙している、というより、「数学のフィロソフィー」を語っているところにある。多

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  • Amazon.co.jp: 数学で犯罪を解決する: キース・デブリン (著), ゲーリー・ローデン (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳): 本

    Amazon.co.jp: 数学で犯罪を解決する: キース・デブリン (著), ゲーリー・ローデン (著), 山形浩生 (翻訳), 守岡桜 (翻訳): 本
  • 女王の王冠 - 書評 - プライムナンバーズ : 404 Blog Not Found

    2008年10月24日17:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 女王の王冠 - 書評 - プライムナンバーズ いつもどおり矢野@オライリー様経由にて赤池@オライリー様より献御礼。 プライムナンバーズ David Wells / 伊知地宏監訳 / さかいなおみ訳 [原著:Prime Numbers: The Most Mysterious Figures In Math] あのオライリーが数学を出すので、どんなかと楽しみにしていたのだけど、 そう来ましたか。 風邪をこじらせている身にはちょっとありがたい。 え?風邪とどう関係しているって?答えは「続き」を。 書「プライムナンバーズ」は、一言で例えると、「へぇの素数編」。目次は長いのでここでは割愛し、「O'Reilly Village / オラの村 - プライムナンバーズ」を見ていただくとして、素数からみの話題をアルファベット順に

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  • Amazon.co.jp: 世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険 (角&9D2

    Amazon.co.jp: 世界を読みとく数学入門 日常に隠された「数」をめぐる冒険 (角&9D2
  • 微積分の意味 : ECONO斬り!!

    経済学者 | 安田洋祐(やすだようすけ) のブログ。久々にデザインを変更しました!(2016年1月28日) 経済セミナー増刊で数学系の記事を書かせて頂く際に、一橋の尾山さんから森毅さんの数学(↓)を紹介してもらったのですが、これが個人的に物凄いヒットでした。経済学でもこののような骨太のエッセイが出てくると良いのだけどな〜。。。 以下、気に入った箇所の引用です。 よくオトナの数学ギライと話していると、微積分みたいな「高校数学」は技術者にしかいらんでしょう、ト言われることがある。そのとき、微積分の形成は近代ヨーロッパ思想の形成の分かちがたき一部でありまして、ナンテことを言いだすと、まずたいていは、相手の方が仰天する。マルクスの『資論』は経済学だから思想とかかわりないと特高警察では考えてなかったが、ニュートンの『プリンキピア』は数学だから思想に関係ないと今の日人は考えている。18世紀パリ

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