外国語で発想するための日本語レッスン (Amazon.co.jp) まだ、読みかけだけれども。「これをすご本と言わずして何をすご本と言うべきか。」という思いがふつふつと沸いてくる。この本は本当にすごい。 日々、英語と日本語で論文を読む、書く。また、研究費申請のために報告書を書く。授業のために講義資料を作る。学生の書いたもの(レポート、論文、報告書、申請書などなど)を英語や日本語を問わずに読む。という生活を送っていると、じわじわと感じてくるのが「日本語でのまともな文章の書き方を私は知らない」という思い。そういう思いの中でたまたま本屋で見つけたのがこの本。著者の三森ゆりかさんの本で別の本は持っていたが(積読)、そちらは、子供向けの本でまだ読めていない。 三森さんは、ヨーロッパやアメリカ、南米においては「テクストの分析と解釈・批判」は必修の内容であり、用いる言語は違っていても、彼らの思考や議論の