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ブックマーク / agora-web.jp (16)

  • 理解の遅い子はダイヤの原石かもしれない

    学生の頃、塾の講師や家庭教師のアルバイトをした際に、「理解能力が高いのに、学校の成績は良くない」という不思議な生徒が一定の割合で存在することに気がついた。 1.謎の成績低迷 一例として、私が家庭教師を務めたA君(当時中学2年生)のエピソードを紹介する。 家庭教師を引き受けた際、A君の通知表を見たところ、5段階評価で「2」が多く、総合すると「下の中」といった成績だった。簡単にテストをしてみたところ、中学1年生の初期で習う分野から理解が曖昧だった。例えば、数学では文字式を理解できていなかった。 当時、「A君の成績を上げるのは大変そうだな」と、悲観的な気持ちになったことを今でも鮮明に覚えている。 しかし、指導を始めて数週間が過ぎた頃、良い意味でA君に驚かされた。時間を掛けて教えてあげれば、実に良く理解してくれるのである。平均的な生徒と比べると理解するスピードはゆっくりだが、能力的に劣っているとい

    dapadi
    dapadi 2012/03/20
    画一的なモノサシで人を測ることが出来なくなってきてるんですな。確実に面白い時代になってきてるんやけど、一方で古いモノサシがそう簡単になくならない現実もあると。いまはバランス感覚が大事なんかな。
  • 東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍

    未曽有の大地震が東日に襲い、多くの方が被害にあいました。何もできない自分が、当に歯がゆいです。 そんな状況ですが、自分のできることを再確認しました。 1.まずは節電 2.できる限りの寄付 3.しっかり仕事をする(日経済を復活させる) 4.未確認情報やネガティブな情報を拡散させない だと思っています。 そして、5番目に、松孝行氏もアゴラの記事でおっしゃっているように(不謹慎・自粛ムードに関する反論)「不謹慎」のキャンペーンを防ぐということを掲げたいと思います。Twitterでは、レンタルDVDの宣伝(テレビは地震のことばかりでつまらないという方。来店お待ちしております)をツイートした店員さんがボロクソに言われたり、テレビでアニメを放送したら、抗議の電話が鳴りまくったようなことが起きているようです。 しかし、みなさん、よく考えましょう。 まず今、日は支援する国から、支援される国になっ

    東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍
    dapadi
    dapadi 2011/03/15
    今こそユーモアは必要なはず。笑いがなかったらやっとられへんでー。ただし、空気は読まなアカンやろね。
  • 軽率すぎないか。岡田幹事長の大阪都構想批判

    大阪市の平松市長のパーティに出席した民主党岡田幹事長から橋下知事、また維新の会の大阪都構想を批判する発言がありました。 ほんとうに大阪府と大阪市の関係をどうすべきか、また大阪都構想についても、まだまだこれから議論が深まってくるはずですが、「私たちは基礎自治体(の市町村)重視。(都構想は)大阪市の権限を吸い取って府に持っていく印象を持つ。地方主権でも何でもない」と大阪市の平松市長と同じ趣旨で大阪都構想の批判を行ったことは、あまりにも一方的なものであり、政権与党の幹事長発言としては軽すぎると感じます。 地域主権、地方分権と言った場合に、いくつかの視点から考えなければなりません。 まずは、現在は国の一律のルールや規制によって、地方の実情にあった柔軟な行政を行えない、国と地方の役割が重なり、無駄が発生しており、非効率を生んでいるという弊害が起こっているという問題があります。そのために地方に権限と財

    軽率すぎないか。岡田幹事長の大阪都構想批判
    dapadi
    dapadi 2010/11/30
    わかりやすいです。大阪府と大阪市がいい関係で連携できてるんやったら、こんな問題にならへんとも思いますが。
  • 落選させようTPP反対派議員-関税で農業は救えない!!

    米の消費量の減少に歯止めがかからず、農業従事者の平均年齢が65歳を超え、農業人口が200万人を割る寸前の日の現状を考えると、関税障壁を維持する事が料自給に必要だと言う主張は、正気の沙汰とは思えない。 TPPを巡る論争が熱くなった矢先、鳩山由紀夫前首相や国民新党の亀井静香代表、山田正彦前農水相などを発起人とした与党の国会議員が、TPP反対の気勢を挙げたと言う。 米に700%以上、小麦に200%以上の関税をかけ続けても農業の衰退は止らなかった。この現実は、TPP反対派議員の主張が、料自給に名を借りた集票戦術に過ぎない事を物語っている。 大島自民党副総裁の「希望のある一次産業政策無しのTPP参加反対」と言う考えは理解出来るが、それなら、先ず希望の持てる一次産業政策を提案すべきである。 保護主義に弱い経済構造を持つ我が国が、他国には市場開放を求めながら、自国の事になると保護主義を主張する様で

    落選させようTPP反対派議員-関税で農業は救えない!!
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    dapadi 2010/11/12
    日本の農業ってそんなに競争力ないんやろうか?ワカラン。おいしいお米なんかはどんどん輸出したらいいのにと思う。
  • 孫の二乗の兵法 iPhoneアプリができるまで @sorahikaru

    目的は、孫の二乗の兵法を心底身につけること。 企画は1日、制作は2日、開発は2週間、検証は1日、 アイデアから実現まで1ヶ月、孫の二乗の兵法アプリはこうしてできた。 これは昨日リリースされたばかりのソフトバンク孫正義社長の「孫の二乗の兵法」iPhoneアプリの開発話です。コンテンツのインパクトが半端ないだけに、あっという間に無料総合アプリ17位(教育カテゴリ2位、18時現在)に駆け上がってきました。トップ10に入るのは間違いないでしょう。(とブログをアップして見直したら8位!になってた。目指せ、1位)なぜ僕がこのアプリを作ったのか、理由は、今アゴラでも時々話題になる光の道や電子教科書、起業、これからの教育にも通じるものがあるからです。ここから先は長いので興味ある人だけどうぞ。 僕は、7月28日にソフトバンクアカデミアの開校式が行われるのをUStreamで見ていました。孫社長の経営に対する姿

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    dapadi 2010/09/25
    すごい。思いと行動力があるとこんなスピードで物事が進むのか。
  • 正攻法こそ成功法 - 書評 - システム改革の正攻法

    出版社より献御礼。 この夏一番のセイコウ。 改革すべき組織を持つ方、必見。 書「システム改革の正攻法は、東京証券取引所がジェイコム株事件、そしてライブドア事件で受けた屈辱を、arrowheadで雪ぐ物語。 目次 – システム改革の正攻法 《ITpro書店/書籍》より ■ 総括編 ■ 【第1章】 システムの改革の全体像~日IT史に残る成功事例~ ■ 経営改革編 ■ 【第2章】 CIOを社外から登用~復活への一歩を踏み出す~ 【第3章】 西室元会長の覚悟~「すべてを見直し、世界と戦う」~ ■ 現場改革編 ■ 【第4章】 組織改革~ITガバナンスを取り戻す~ 【第5章】 業務改革・要件定義~シンプルなシステムを作る~ 【第6章】 ITベンダー選定~18グループから富士通を選ぶ~ ■ 開発編 ■ 【第7章】 鈴木CIOの決意~「不具合と手戻りを無くす」~ 【第8章】 品質マネジメント~不

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    dapadi 2010/08/27
  • 「分配の政治」の呪縛 - 『田中角栄の昭和』

    ★★★★☆(評者)池田信夫 田中角栄の昭和 (朝日新書) 著者:保阪 正康 販売元:朝日新聞出版 発売日:2010-07-13 クチコミを見る 田中角栄は、よくも悪くも日の高度成長期を象徴する政治家だった。彼の特徴は欲望に忠実に生き、その延長上で政治も「市場原理」で動かしたことにあった。このため彼は「金権政治家」として指弾されるが、彼が金の力だけでのしあがったと考えるのは当を得ていない。書も指摘するように、田中は日の庶民そのものであり、ムラ的な人間関係を何よりも大事にする「日的共同体」の体現者だった。 田中は政治が理念で動くものではなく、人々の欲望を充足することが何より重要だと知っており、そのために官僚や法律を最大限に利用した。そして高度成長期の日は、一面で田中のような「即断即決」型のリーダーを求めていた。たとえば彼が39歳で岸内閣の郵政相になったとき、官僚の反対を押し切って全国

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    dapadi 2010/08/22
  • 幸福は所得で決まらない - 『日本の幸福度』

    ★★★★☆(評者)池田信夫 日の幸福度  格差・労働・家族 販売元:日評論社 発売日:2010-07-16 クチコミを見る 幸福とは何だろうか。経済学では幸福度が効用(utility)という形で計測可能で、効用を最大化することが個人の目的だと仮定する。効用は財やサービスの消費量の増加関数と仮定するので、ここから導かれる結論は、所得が増えれば幸福度が上がるということである。 これは検証可能な命題だが、これまでに行なわれた実証研究はほぼ一致して、そのような因果関係がみられないことを示している。所得が急速に伸びる発展途上国では、所得とともに幸福度が上がるが、年収1万ドルを超えると相関関係が弱くなり、家庭や職場など所得以外の要因の影響が大きくなる。これは逆にいうと、所得が上がらなくても幸福になることが可能だということで、成長率の落ちた日では大事な問題だろう。 特に書でくわしく調べているのは

    幸福は所得で決まらない - 『日本の幸福度』
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    dapadi 2010/08/09
  • デフレは不況の原因ではない - 福島雅則

    –構造改革の必要性– 今日の日の社会環境は先進国の中でも戦後どの国も経験したことの無い環境にあるといえます。社会構造のほとんどが、人口増加を前提にしている法律や社会慣習が放置されたままなのです。 人口増加過程の経済をプラスサム経済、維持過程の経済をゼロサム経済、減少過程の経済をマイナスサム経済とします。戦後人口増加過程の経済状態では毎年買換え需要と新規需要の両方の購買力が期待できます。毎年新しい世帯が増えていくために家電、車、住宅等々耐久消費財が各家庭に普及するまで経済全体の成長を続けることが出来るのです。 ある国のGDPの増加が労働人口の伸びと生産性の上昇の積であることは、ノーベル経済学賞をもらわなくてもわかることです。そもそもGDPとは、労働者の数に一人当たりの生産高をかけたものです。現在の日は既に労働人口のピークを過ぎていると考えられます。労働人口の減少と、生産性の伸び率鈍化は、

    デフレは不況の原因ではない - 福島雅則
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    dapadi 2010/07/19
  • 日教組への御願い ー 日本を「日の丸」「君が代」を敬える国にしませんか? - 北村隆司

    「ある都立高校長の反乱」への多数の反応を読んで、色々考えさせられました。幸い、相手を罵り合う論議は少数でしたが、日教組の方針を丸のみした論議と「自分勝手」を自由と混同した論議が多かった事は衝撃でした。 先ず驚いたのは、日教組が与えた影響は「日の丸」「君が代」反対論のみならず、「自分勝手」論を広げた点でも弊害が大きい事です。 侵略と差別の象徴である「日の丸」掲揚と「君が代」斉唱の強制は、「思想・良心の自由を妨げる」と言いながら、スターリン、毛沢東、金日成等の独裁思想を支持するなど日教組の「自由勝手」主議そのものです。日教組の象徴的指導者である槙枝元文氏に至っては「北朝鮮は、搾取者がいないから、みんながよく働き、生活の不安は全くない。泥棒も殺人犯もいないから警察官もいない。強い軍隊を率いることは国の自主性を堅持するうえで欠かせない」と北朝鮮の軍国主義を賞賛して憚りません。 この様な指導者を持つ

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    dapadi 2010/07/10
  • 「強い社会保障」という偽善 - 『社会保障の「不都合な真実」』

    ★★★★☆(評者)池田信夫 社会保障の「不都合な真実」 著者:鈴木 亘 販売元:日経済新聞出版社 発売日:2010-07-16 クチコミを見る 社会保障に反対する人はいない。民主党も自民党も「福祉の充実」を公約に掲げ、世論調査では「負担が増えても社会保障が充実したほうがいい」という意見に賛成の人が6割を超える。こう答える人は、すべての人に平等に社会保障の恩恵が行き渡ると想定しているのだろうが、民主党政権のいう「強い社会保障」は当にそういう理想郷を実現するのだろうか。 このキャッチフレーズの生みの親である神野直彦氏は、「スウェーデン型福祉社会」をめざすという。しかし北欧諸国の高齢者(65歳以上)人口は20%弱でほぼ安定しているが、日は25%。現役世代3人で高齢者1人を養っているが、これから急速に高齢化し、2023年には2人で1人、2040年には1.5人で1人になる。今年生まれた子供が3

    「強い社会保障」という偽善 - 『社会保障の「不都合な真実」』
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    dapadi 2010/07/10
  • 「誰でも納得いく理屈」 - 書評 - 数量的な見方考え方

    折角の良書なのだが、Amazonで扱っていないので書影と書名のリンクは版元.comにした。奥付には「2010年5月10日 初版発行 (2300部)」とあるが、初版が少ないためそうなっているのだろうか。著者のリンクの方はAmazonのまま。これだけ多くの著作があるのになんともったいない。 数学者でない人が、なぜ、そしてどのように数学と接したらいいのか考えるのに最適の一冊。日の学校ではなにを学び、そして何を学び損ねているのか、書を通して知ってほしい。 書「数量的な見方考え方」は、和算の頃から現代に至るまでの日における数学教育を振り返った上で、著者独自の数学授業を提案した一冊。江戸時代の数学教育書ベストセラー、各章の冒頭の塵劫記のイラストが楽しい。 目次 1.概数の哲学――当の数とウソの数,タテマエの数とおよその数,役立つ数 2.算数教育を考える 3.大学の入学試験と〈浪人〉 4.古代

    「誰でも納得いく理屈」 - 書評 - 数量的な見方考え方
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    dapadi 2010/05/16
  • 池田信夫著「使える経済書100冊」特集ページ : アゴラ

    使える経済書100冊:『資論』から『ブラック・スワン』まで 今年は「電子出版元年」といわれ、アマゾンのキンドルに続いてアップルのiPadが発表された。日でもこれから電子書籍が普及し、を端末で読むことができるようになろう。しかしインターネット時代になっても、に代表されるまとまった知識の重要性は変わらない。 「使える経済書100冊」序文の続きを読む 第2章 ブログ書評一覧 第1章 の選び方・買い方・読み方 第2章 世界経済危機をどう見るか 「ブラック・スワン 上」|「ブラック・スワン 下」 「市場の変相」 「資主義は嫌いですか」 「波乱の時代(上)」|「波乱の時代(下)」 「大収縮1929-1933」 「アニマルスピリット」 「すべての経済はバブルに通じる」 「Too Big to Fail」 第2章で紹介されている書籍のブログ書評を読む 第3章 市場というメカニズム 「市場を

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    dapadi 2010/04/23
  • アゴラ : イマドキの起業のしかた - 渡部薫

    僕は自称、ベンチャー起業家。これまでに10社くらいは起業し、直接、間接合わせて40億円ほど資金調達して、自分の手金を投資したことがあっても、借金してまで起業したことはないし、保証人になったこともない。見方にもよるだろうがまだ成功はしていないが(苦笑)、リスクの割には大きな失敗もしていない。 そんな僕がここ1、2年で明らかに起業のスタイルが変わったと感じることがあり、起業を志している人の役に立てばと思いそのノウハウとイマドキの起業法を伝授したい。 まず心構えから。おいおい精神論からかよ、と思うかもしれないが、、、 ■心構え 1. 起業は怖くない リスクは避けるものではなくヘッジするもの。自分の許容できるリスクの範囲をきちんと見定めること。最大のリスクは恐れるという心の弱さのことなのだ。恐れるということを恐れよ! 2. 安定基盤を捨てなくても起業はできる。 サラリーマン諸君に言いたい。辞めると

    アゴラ : イマドキの起業のしかた - 渡部薫
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    dapadi 2010/02/17
  • 市民セクターの閉鎖性-松本孝行

    年末に投稿しました、社会起業家の誤った認識に、たくさんの反応をいただきました。特に堀江貴文さんがブログに取り上げていただいたこともあり、社会起業家とは何か、社会起業家と言う生き方は是か非か、という議論が起こったように思います。 それ自体、私は大変うれしかったのですが、残念なことに肝心の社会起業家や社会起業家支援者、NPOなどの反応があまり芳しくありませんでした。 堀江さんや他のブロガーの方たちが社会起業家にネガティブな反応を示したことで、「IT起業家にはわかりっこない」とか「あいつらとは違うんだから放っておけ」という声も多く、社会起業家やそれを支援する市民セクターの人たちの内向きな反応は大変残念に思います。 しかしこういった反応というのもある意味当然かもしれません。NPOについては特にそうですが、元々内向きな組織が大変多いのが特徴です。例えば、NPOを構成しているメンバーの所属を見てみると

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    dapadi 2010/02/04
  • 「武士道」より「商人道」に学べ - 『ネット評判社会』

    *今月から、毎週日曜に「良書悪書」と題して書評を掲載します。これは読むに値するとそうでないを客観的に評価する消費者ガイドです。評価は★であらわし、5個が満点です。 ★★★★☆ (評者)池田信夫 ネット評判社会(NTT出版ライブラリーレゾナント 57) 著者:山岸 俊男 販売元:エヌティティ出版 発売日:2009-10-07 クチコミを見る 一時、日社会の「道徳の崩壊」を嘆き、武士道の復活を求める議論が流行したことがあった。著者はこうした通俗的な「道徳教育」を批判し、むしろ市場のルールを守る「商人道」こそ重要だと説く。武士道の依拠しているのは、集団に忠誠をつくす安心社会の原理だが、商人道は不特定多数の相手と取引するための信頼社会のルールだ。日人は互いを信頼しているなどというのは神話で、その実態は特定の集団の中での長期的関係に依存する安心社会だ。 これは山岸氏が『信頼の構造』で明らかに

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    dapadi 2009/10/12
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