Appleが5月22日(日本時間)、日本のApple Watchで心房細動履歴を利用できるようになったことを発表した。 心房細動(AFib)とは、心房と心室の拍動が同期しなくなった場合に不規則な心拍リズムのになる不整脈の一種。CDC(疾病予防センター)によると、65歳未満の約2%、65歳以上の約9%が心房細動を発症しているという。日本では心房細動がある人が約100万人いると推定されている。 不整脈は加齢とともに起こりやすくなるが、心房細動が起こっていても自覚症状がない人もいる。心房細動を治療せずに放置した場合、心不全や脳卒中につながる恐れがあるが、定期的な運動や心臓にやさしい食生活、健康的な体重、疾患の治療などによって心房細動の持続時間を減らせる可能性がある。 心房細動と診断された日本のユーザーは22日以降、Apple Watchの心房細動履歴機能を有効にすると、心房細動の兆候を示した時間