アルザスのこちら側 一般言語学を専攻し、学位はとったはいいがあとが続かず、ドイツの片隅の大学のさらに片隅でヒステリーを起こしているヘタレ非常勤講師が人を食ったような記事を無責任にガーガー書きなぐっています。それで「人食いアヒルの子」と名のっております。 どうぞよろしくお願いします。 本を出しました。詳しくは右の「カテゴリー」にある「ブログ主からのお知らせ」をご覧下さい。 メッセージをくださる際にメルアドを記していただくとこちらから返信できます! 犬がいる。 馬鹿がいる。 機関銃がある。 これをもっと詳細に見てみると生物は「いる」、無生物は「ある」とは一概にいえないことがわかる。 あそこにタクシーがいる。 昔々おじいさんとおばあさんがありました。 しかしタクシーに「いる」を使えるのは駅前で客を待つべく待機しているタクシーなど中に運転手がいる、少なくともいると想定された場合で、意味が抽象化して