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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/hotsuma (3)

  • 産業精神医学の未来。 - hotsumaのURLメモ。

    秋葉原の殺人事件でもう一つ思ったのは、産業精神医学が「企業イメージを損ないかねない」従業員をスクリーニングする手段になるのではないかということ。診断から治療に至る経路と排除に至る経路、二つの経路のうち、前者は企業にとってコストとリスクが高く、後者は企業にとってコストとリスクが低い。産業精神医学の専門家たちの責任は重い。追記(08/06/15): 以前も少し書いたように症候学的な手法で「近い将来に殺人や拡大自殺をする」リスクの高い集団を抽出する技術は確立していない。が、自殺が詳細に研究され、ハイリスク集団が抽出されたように、殺人や拡大自殺も同様の研究が可能だろう。例の事件の容疑者は研究者にとって格好のサンプルとなりうる。

  • ひきこもりにおける気分変調性障害の有病率は一般人口の15倍。 - ホツマツタヱ。

    井出(id:iDES)さんがひきこもり地域疫学調査の中途経過を報告した報告書(川上,2006)について解説していた。id:hotsuma:20071120:p1とid:hotsuma:20071121:p1の補足としてコメントしておく。今回は14人中5人、約36%である。http://ronten.net/modules/tinycontent/index.php?id=43この数字は、ひきこもっていた時点での精神障害の時点有病率である。「生涯診断がまったくつかないものも5人であった」とあるので、生涯有病率は64%(9/14)のようだ。対象者をより増やした最終報告書では、精神障害の時点有病率が42%(8/19)、生涯有病率が63%(12/19)となっている(川上,2007b)。同一調査では、一般人口における精神障害の生涯有病率は24.2%、大うつ病の生涯有病率は6.2%となっている(川上,

  • ひきこもりの半数は精神薬理学的治療を試みるべき病態である。 - hotsumaのURLメモ。

    macska :あえて心理学の分類を用いるならやはり人格障害の一種になるんだろうけど、人格障害というカテゴリは「ひきこもり」と分類するのと全然変わらないわけで、なんら理解にも解決にも繋がらない。chiki :そうですね。井出 :DSMなら回避性人格障害が一番当てはまりはいいですけど、人格障害は精神医学的治療が必要とされるI軸ではなく、II軸なので、当てはまっても何も良いことないですよね。当てはまらない場合は、何でも当てはめられる、適応障害っていうカテゴリもありますしね、DSMには。何でも当てはめられるということは、何もしてないことに等しいと思うんですよね。macska :いや何もしてないですよ。http://d.hatena.ne.jp/seijotcp/20071116/p1ひきこもりは「あえて心理学の分類を用いるならやはり人格障害の一種になる」という思い込みはよくあるが、斎藤環による定

    dasaitama_osamu
    dasaitama_osamu 2007/11/21
    『斎藤の定義による「他の精神障害を原因としないひきこもり」という概念は、最近ではほとんど使われていない。』そうなのか。投薬が効果的なのかも知りたい。
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