10年前、女性を口説き落とすテクニックを解説して世界的ベストセラーとなった『ザ・ゲーム』。著者ニール・ストラウスはその後、乱れきった生活の中で自分をコントロールできなくなり、地獄の日々を送っていた──。 米国の「恋愛工学の元祖」が、自らの苦悩と再起を英紙「ガーディアン」に語った。 女性を見るとすぐセックスのことを考えた 「お名前は?」 テイクアウト用のカップに書き込もうと、カフェのバリスタが尋ねる。ニール・ストラウスは一瞬考えてから、「クライブ……にしておこう」と答える。そしてカリフォルニアの日差しが降り注ぐ店外に出て、飲み物ができるのを待つ。 10年前のストラウスは悪評高い人物だった。女性を誘惑するテクニックの指南書『ザ・ゲーム 退屈な人生を変える究極のナンパバイブル』(邦訳パンローリング)を書き、あらゆる不埒なナンパの極意を広めようとした男として有名になった。 同書の触れ込みは、「どう
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