ブックマーク / asukaze827.hatenablog.com (46)

  • 執着の無さと冷たさは表裏一体 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。執着の無さと冷たさは表裏一体。 執着と無縁の夫の母 夫の母は前しか向かない人だ。思い出に浸ったり、過去やものに執着することがない。↓ asukaze827.hatenablog.com asukaze827.hatenablog.com asukaze827.hatenablog.com 私はそんな夫の母を素敵だなと思っているし、見習いたいなと思うこともしばしばある。何よりも、私が夫の母を好きな理由は、自分の考えを他人に押しつけないからだ。何事においても、「人は人。自分は自分」と、そのスタイルを貫いている。そこを人としてとても尊敬している。 ただ、義母のその執着の無さは、反面、人としてとても冷たいのかもしれない、と思ってしまうこともある。 実母に関心のない義母 先日、夫の母方のお祖母さんに初めてお会いした。お祖母さんはもうじき99歳(!)。数年前からグループホームで暮らしてい

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  • 夫婦の関係性 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。夫婦の関係性。 両親の関係性 自分が結婚してから、あるいは30歳40歳と節目を迎えてから、母と同じ主婦という立場で自分の両親を見てみると、夫婦というのは不思議な関係だなと感じる。 似たもの同士で好みの合う夫婦と、正反対の性格で好みも合わない夫婦がいるとする。 私たち夫婦は前者で、両親は後者だ。 うちの両親は昔からちっさい喧嘩ばかりしている。もちろん、価値観とか生き方とか、より大きな共通点があるからこそ、両親は長年夫婦を続けていられるのだろうけれど、日常生活の些細なことに関しては、このふたりは当に正反対だ。 関西出身の母と関東出身の父とでは、まず味つけの好みが全然違う。出す料理出す料理すべてにいきなり醤油をかける父に、母はいつも怒っていたし、父が作る料理はしょっぱいしょっぱいと言って母はあまり箸をつけなかった。 三姉妹の長女である母と、8人きょうだいの末っ子である父は性格も真

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  • お茶碗のない日々 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。お茶碗のない日々。 ペアの物を捨てる時のルール 先日、洗い物中にお茶碗を割ってしまった。我が家には物を捨てる時のルールというかこだわりがあって、ペアの物を捨てる時には、破損したのが片方だけであっても、必ずペアで捨てることにしている。 もったいないけれど、経験上、片割れになった物は使う頻度がガクッと下がるし、何よりペアだったものを、捨てる時に離れ離れにさせるのが嫌なのだ。 というわけで、今回割れたのは夫のお茶碗だったが、私のものも一緒に処分した。 とりあえず100均へ お茶碗と書いたが、我が家のはほぼどんぶりだ。ラーメンやうどんなどもべられる大きめサイズのものである。 割ってしまったその日は、タイミングの悪いことに鍋の〆にラーメンべようと計画していたため、急遽100均で調達することにした。 どんぶりならなんでもいいや、と思っていたものの、いざ100均に行くといいのがない。

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  • 鏡は先に笑わない - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。鏡は先に笑わない。 人に心を開けない私が職場で陥ったこと 私は子どもの頃から他人に心を開けない性格なので、人と上っ面の付き合いしかできない。私のことを「親友」と言ってくれている友達にすら、心を開けていないと自分で感じる。 とは言っても、その子はものすごくいい子なので、長い付き合いの中でトラブルになったこともないし、「こういうところが嫌だな…」と思ったこともない。その子が人の愚痴を言うのを聞いたことがないため、(上っ面でも心でも)愚痴に共感する必要がなく、私にとってはもっとも無理せずに付き合える相手であり、尊敬できる友達でもある。 その子が私にすべてをさらけ出してくれているとは思っていないけれど、これだけ長い付き合いで人の愚痴が出てこないというのは、その子は他人に対してすごく許容範囲が広いのだと思う。私は真逆で、普段から心の内で愚痴を言いまくっているタイプなので、私がもしその

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  • 漫画と青春 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。漫画と青春。 初めて読んだ漫画はちばてつや 私が人生で最初に読んだ漫画は、父の持っていたちばてつやの古い漫画だった。ちばてつやというと「明日のジョー」などの少年漫画のイメージがあるけれど、私が読んでいたのは少女漫画だった。「123と45ロク」「ユキの太陽」「みそっかす」「島っ子」という、どれも元気でお転婆な女の子が主人公の、笑いと涙と感動のハートフルストーリーだ。 どの作品も何十回読んだかわからない。ページの構成やセリフを暗記するほどくり返し読んだ。両親には「またそれ読んでる」と、何度呆れられたことか。大人になってからも父の部屋に行くたびに読み耽っている私を見ては、「パパが死んだら葉月にあげよう」と言われたりしている。 (父に言われなくてももちろんそのつもりだけれど。笑) 子どもの頃は漫画の登場人物になりきって1人寸劇を繰り広げたり、絵を模写したり、同じような漫画を描いたりし

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  • ずっと使い続けたいバッグ - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。ずっと使い続けたいバッグ。 マザーハウスの「ソラ  2wayショルダーバッグ Sサイズ」 3年ほど、画像のバッグの色違いを愛用している。 今までいろいろなバッグを使ってきたけれど、たぶん今後はこれ一択になるんじゃないかと思うほど、私にとっては使いやすいバッグだ。 画像の女性が持っているのもiPhoneSEだと思うのだけれど、私もSEユーザーで、このバッグの外側ポケットにこのiPhoneが横向きにピタッと収まるのである。そのピタッと具合はとても絶妙で、取り出す時にはキツくなく、でも衝撃で飛び出してこないであろう、ちょうど良いホールド感なのだ。 (SEでも裸じゃないと収まらないので、ケースに入れている人やもっと大きいスマホを使っている人は、これのMサイズが同じような使用感だと思う。) バッグをこれにするまで、ポケットのない服を着ている時にスマホをバッグに入れていると、改札やレジで

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  • 花粉症疑惑 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。花粉症疑惑。 アレルギーはなにもないはずなんです 私はべ物でも動物でも花粉でも、アレルギーはひとつもない。青魚アレルギーの母とひどい花粉症持ちの父に、「葉月はなんのアレルギーもなくてよかったね」と言われて育った私は、なんでもべられて、犬もも大好きで、春も秋も快適に過ごせる自分が誇らしい。 でもなぜか、おととしと去年と今年、この時期になると風邪をひいている。くしゃみと鼻水が止まらず、喉も痛い。熱を計ると微熱だ。ちなみに目は痒くない。 鼻をかむ私を見て、夫や職場の人には「花粉症じゃない?(仲間が増えたぞ♪)」と言われるが、私は「これ、春にひく風邪だから!」と断じて認めない。笑 実際、微熱とはいえ熱があるのだし、目はまったく痒くないのだから誰がなんと言おうと風邪なのだ。たとえ風が強い日に特にくしゃみが酷くなろうとも、普段は風邪なんかめったにひかない体だろうとも、鼻セレブを求め

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  • 楽天で買い物ができなくなった - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。楽天で買い物ができなくなった。 突然自動キャンセルされるようになった 去年、うちのマンション全体にネット回線が引かれたため、個人で使っていた回線を解約した。それとほぼ時期を同じくして、登録してあったクレジットカード情報を更新した。 回線が変わったことによる影響か、カード情報を変えたことによる影響か、それとも同時期にその両方を変えたのがいけなかったのか、未だはっきりとした原因は不明なのだけれど、突如楽天で買い物ができなくなってしまった。 何度注文しても、翌日に自動キャンセルメールが届く。ググってみると同じ状態になった人は多いらしく、しかし多い割に誰もがはっきりとした原因はわからないと言っている。「支払い方法を変えてみたらいけた」という情報を見て試してみたけれど、私の場合はそれでもダメだった。 ちなみに楽天のカスタマーは問い合わせるだけ時間と手間の無駄である。 原因不明なのが大変

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  • 困った習慣 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。困った習慣。 放置された下に殺意 最近友人が言っていたことに思わず笑ってしまった。 「昔はね、下をその辺に脱ぎ捨ててる旦那に殺意が沸いてたのね。けど最近はね、放置されてる下そのものに殺意が沸くわけ。わかる?この違い。坊主憎けりゃ袈裟も憎いってやつよ」 彼女は私より少し年上で、結婚生活も長い。普段はあまり家庭の愚痴を言ったりせず、いつも自分の大ボケに家族が迷惑しているという自虐ネタを面白おかしく聞かせてくれる人だ。すごく広いお家に住んでいて、その話しぶりからも裕福な暮らしがうかがえる。おっとりとしていてどこか浮世離れした感じの人である。 でも下の愚痴を聞いて、「この人も普通の主婦なんだなぁ」と思った。笑 あの広いお家のどこかで下を脱ぎ捨てられてたら、そりゃ殺意も沸く。脱ぎ捨てている夫への文句はもう出尽くして、下そのものに「自分で洗濯機のとこまで行きなさいよ!」と言い

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  • 帰属意識 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。帰属意識。 八方美人 子どもの頃、八方美人という言葉は「どこから見ても美人」という褒め言葉だと思っていた。それが「誰にでもいい顔をして信用できない」という意味だと知ったのはいつだっただろう。 私にとって、八方美人という言葉は一番言われたくない言葉である。 高校の時、とても仲の良かった友達から「葉月ってほんとに八方美人だよね」と睨まれながら言われたことが、今でもトラウマになっている。その友達とは大人になってからもわりと親しくしていて、まるで私の八方美人さを受け入れてくれているかのようにも感じてしまうけれど、それはたぶん、高校時代と違って今が表面的な付き合いになっているからだろうと思っている。 八方美人は、表面的な付き合いには便利だ。大人なら誰しも少なからず八方美人なところがある。大人の世界で波風たてずにやっていくためには、必要な能力ともいえる。 でも時々、職場の大学生を見ている

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  • 妄想が現実になったお話【仕事】 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。妄想が現実になったお話【仕事】 なりきりごっこ バレエ教師をしていた時、よく親御さんにこう言われた。 「うちの子、いつも家で葉月先生の真似ばっかりしてるんですよ〜」 私も子どもの頃はバレエの先生ごっこばかりしていた。ひとりっ子だったのでひとり二役とかで(笑)。バレエを習っていて、これをやったことない子はいないんじゃないかと思う。バレエの先生にしろ、幼稚園の先生にしろ、小さな子にとって身近な存在の先生は憧れの対象になりやすいものだ。 ところが、小さい頃からバレエの先生になった自分を妄想していた私は、中学生になっても高校生になっても同じことをしていた。さすがにごっこ遊びはしなかったけれど(してたら怖い。笑)、レッスン中に先生の言わんとしていることが伝わっていない子を見ては、「自分だったらどうやって教えるかな?」とか、下級生の未熟な動きを見ては、「あの子の軸足、直してあげたいな」と

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  • 体質改善プログラムと断捨離 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。体質改善プログラムと断捨離。 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 これまでの記事はこちら。↓ 体質改善記録その① お通じの変化 体質改善記録その② 生理の変化 体質改善記録その③   朝は取るべきか否か? ミニマリストが少な理由 こちらの記事(↓)でも少し触れたけれど、有名ミニマリストには少の方が多い。 asukaze827.hatenablog.com ミニマリズムや断捨離について学んでいると、これらとスピリチュアルは密接な関係にあることに気づく。そして、断(不)とスピリチュアルにも密接な関係がある。ということはつまり、ミニマリズムと断(不)は、切っても切り離せない関係だといえる。 持ち物を減らして身軽に

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  • 体質改善プログラムで学んだこと。【生理】 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。体質改善プログラムで学んだこと。【生理】 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 前回の記事はこちら。↓ asukaze827.hatenablog.com 今回は、カウンセリングで私が「えっ?」と思った質問の2つ目、「生理痛はありますか?」という項目について書いていく。 生理ということを忘れていた友人 友人から初めてプログラムの話を聞いた日から数日後、もっとくわしい話を聞くために、私は友人とともにトレーナーさんに会いに行った。たしかどこかのファミレスでお茶を飲みながらお話を聞いていたのだけれど、その途中で友人がトイレに立った。 ところが、トイレに行った友人がしばらくして「ナプキン忘れた」と言って戻ってきて、鞄の中からポーチ

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  • 体質改善プログラムで学んだこと。【お通じ】 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。体質改善プログラムで学んだこと。【お通じ】 体質改善プログラムとは 体質改善プログラムとは、私たち夫婦が今から5年ほど前に初めて取り組んだ酵素デトックスの一種である。いわゆる断に近いもので、期間中は一切固形物を摂取しないというものだ。 関連記事はこちら。↓ asukaze827.hatenablog.com asukaze827.hatenablog.com 断の効能については賛否あるらしいけれど、少なくとも私たちはやってみてよかったと思っている。最初のプログラムがとてもよかったため、じつは、そのプログラムから2年後に、身体のメンテナンスを兼ねてべつの短いプログラムにも取り組んでいる。 プログラムの詳しい内容ややり方については、興味がない人にとっては余計な情報になるのでここには書かない。それよりも、プログラムを通して学んだことのほうが重要だ。上手くまとめられるかわからない

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  • 習い事を辞める意外な理由 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。習い事を辞める意外な理由。 人前で踊るのが嫌だった子 バレエ教師をしていた頃、ある年の発表会直後にバレエを辞めると言いにきた子がいた。多くの子が発表会の高揚感のまま、レッスンにやる気をみなぎらせている時期だ。この時期に自分の意思で辞める子は珍しい。 (受験期の子は発表会を区切りにして辞める子もいたけれど、この子はまだ小学2年生で、2回目の発表会だった。) お母様は続けさせたがっていたけれど、とにかく人の意思が固く、説得できるような様子じゃなかった。いつも楽しそうにレッスンしていただけに、残念でもあり、意外でもあった。 「理由を言わないんです」とお母様がおっしゃるので、何か言いにくいことがあるのかな?もしかしてクラスの誰かに意地悪されたりしてる?といろいろ訊いてみたが、どれも違うと言う。その子がぽつりぽつりと言うには、「バレエは好き」。「友達も好き」。「先生も好き」。だけど「

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  • 妄想が現実になったお話【愛車】 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。妄想が現実になったお話【愛車】 CMでひとめぼれした車 私がまだ車の免許を取るずっと前、テレビで日産マーチのCMを観て、そのお洒落で可愛らしい姿にひとめぼれしてしまった。恋とマシンガンの曲に乗せて流れる「フレンドリー♪ NEWマーチ♪」というフレーズのCMを、覚えている方も多いのではないだろうか。 免許を取る予定はまったくなかったけれど、いつか絶対にあの車に乗りたい!と憧れていた。 お手頃な価格とその見た目の可愛さで、マーチは当時とっても人気があった。私が注目していたから余計にそう感じただけかもしれないけれど、街中でマーチを見かけない日は1日もなかったように思う。あっちにもマーチ、こっちにもマーチ、なんなら当時の旧型マーチもまだちらほら見かけるくらい、道路はマーチだらけだった。 私があまりにもマーチの話をするものだから、両親はうるさがり、「さっさと免許を取って、自分で買いなさ

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  • 捨てて良かったもの、捨てなくて良かったもの - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。捨てて良かったもの、捨てなくて良かったもの。 捨てて良かったもの 7年ほど前まで超マキシマリストだった私は、過去に数回の断捨離をしてシンプリスト程度にまでなった。わが家は転勤族なのだけれど、今の家に来る前にすでに「もう捨てるものはない」という状態だと自分では思っていて、今の家に引っ越してくる時は断捨離はとくに必要ないと考えていた。 ところが、今の私から見れば、あの家に住んでいた時はまだまだ無駄なものに囲まれていた。そのうちのひとつがベッドである。正確にいうとベッドのフレームだ。結婚する時に買ったベッドで、枕元に棚とコンセントがあり、下に大きな引き出し収納のついた、よく見かけるタイプのものである。 とても便利に使っていたベッドだったけれど、フレームを捨てようと言い出したのは夫だった。というのも、夫の会社は辞令から2週間後に引っ越ししなければならず、いつもゆっくり物件を吟味してい

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  • 妄想が現実になったお話【オパールのネックレス】 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。妄想が現実になったお話【オパールのネックレス】 小説の中で出会ったネックレス 私は普段、ジュエリーにはあまり興味がないのだけれど、若い頃からひとつだけ、いつか欲しいなと思っていたものがあった。それがオパールのネックレスだ。 「とろりとした乳白色の、一粒のオパールのネックレス」 これは私の好きな小説に出てくるネックレスで、小説の中では老齢のピアノ教師の女性がいつもつけているものだった。しわだらけのゴツゴツした指で胸元のオパールにそっと触る老齢の女性。その先生の美しい白髪や、着ている服、シミとしわのある痩せた胸元(描写にはなかったけれど)が、私の頭の中で鮮明に思い描かれた。 いいな、と思った。私もそんな素敵な女性になりたいな。 結婚10周年で、夫が記念に何か買ってあげると言ってくれた時、私は迷わず「オパールのネックレスが欲しい!」と言った。スイートテンダイヤモンド(例えが古い。笑

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  • 台布巾ジプシーからの脱却 - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。台布巾ジプシーからの脱却。 たかが台布巾、されど台布巾 夫と暮らし始めて17年が経つ。だから台布巾ジプシー歴も17年だ。この度、ようやくその歴史に終止符を打つことができた。 これまでに私が処分してきた台布巾の枚数はどれくらいだろうか。すべて繋ぎ合わせれば、余裕で布団が一枚縫えるくらいの枚数は無駄にしてきたと思う。 マイクロファイバーのもの、綿100%のもの、もこもこしたもの、けばけばしたもの、ぺらぺらしたもの、とにかくいろんな種類の台布巾を試してきた。そしてそのたびに「あぁこれもダメかぁ…」とがっくりする。 台布巾への私の希望はごくごく普通だ。吸水性が良く、丈夫で、乾きやすいもの。なのにこれらを満たしてくれる台布巾となかなか出会えない。 どれも使い始めはいいものばかりなのだ。でもしばらくすると、吸水性が衰えたり、汚れが落ちなくなったり、糸がたくさん出てきたりして処分するはめに

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  • 価値観の押し付け - ふたり暮らし

    ふたり暮らし。価値観の押し付け。 体質改善プログラム後の出来事 もう何年も前のことになるけれど、今でも思い出すとモヤモヤムカムカすることがある。下の記事(↓)で書いた、体質改善プログラムを行った後のことだ。 asukaze827.hatenablog.com asukaze827.hatenablog.com プログラム中に飲んでいたサプリメントがすごく良かったので、それを個人的に購入したいと思い、とあるネットワークビジネスの会員に登録した。会員だと割引価格になるからだ。 会員になると、製品について学ぶ講義に参加できるようになる。身体のことに対して若干オタク味のある私は、すべての講義に参加し、自分が行ったプログラムについても真剣に学んだ。次からはトレーナー無しで自分でプログラムを組めるようになりたかったからだ。 家族だけでなく、かつての生徒さんたちにも教えてあげたいという思いが強く、けっこ

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