LGBT法案、会議打ち切り 推進派「了解得た」、保守派反発―自民 2021年05月24日23時34分 自民党の合同会議で発言する稲田朋美特命委員長。手前は山谷えり子元拉致問題担当相=24日午後、東京・永田町の同党本部 自民党は24日、LGBTなど性的少数者に対する理解増進法案について特命委員会などの合同会議で審査した。稲田朋美特命委員長は党内手続きを進めることの了解を求め、会議を打ち切った。これに対し、保守系議員らは猛反発。自民党内が意見集約できておらず、同法案の行方は依然として不透明だ。 「種の保存に反する」 性的少数者めぐり―自民・簗議員 会議後、推進派の稲田氏は記者団に「党内手続きを進めていくことは了解いただいた」との認識を示した。 約3時間半に及んだ議論では、野党との修正協議を受けて法案に「差別は許されない」と盛り込まれたことに異論が続出。保守派から「国会審議で懸念について確認した