「♪私~以外私じゃないの~ あたりまえだけどね だ・か・ら マイナンバーカード」 甘利明経済再生相は26日の会見で、突然、替え歌を披露した。元の曲はロックバンド「ゲスの極み乙女。」の「私以外私じゃないの」。新たに始まる「マイナンバー(社会保障・税番号)制度」の利用を訴えた。 マイナンバーとは、国民全員に割り振られる12桁の番号。この秋には、一人ひとりの手元に番号を知らせるカードが届く。来年1月以降、希望者には、制度を利用するときの本人確認手段となる「個人番号カード」が配られる。 ただ、国民の間には、番号で個人情報が管理されることへの警戒感も根強い。制度の成否は、カードの普及にかかっているため、甘利氏は「行政サービスにワンストップでアクセスできる時代がやってくる。圧倒的に利便性が上がる」とアピールした。 この日は、マイナンバーのマスコット「マイナちゃん」も会見場に登場した。