原子力安全委員会が放射能拡散予測と積算線量の推定を発表、深刻な放射能汚染が改めて - 11/04/26 | 15:06 原子力安全委員会は、25日、福島第一原発からの放射能放出予測の計算結果を発表した。緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を用いたシミュレーションで、1時間ごとの放射性物質の拡散状況を予測計算した履歴を公表している(→こちら)。 また、あわせて、3月12日からの積算線量のシミュレーションも発表した(下図1、2)。このシミュレーションは、成人が1日24時間屋外にいた場合に、それぞれの期間で被曝する放射能の積算値の推定。大気中など体外の放射性物質から受ける放射線量(外部被曝)で、食物や水の摂取、ほこりの吸い込みなどで受ける内部被曝は含まれていない。 これによると、屋内退避の基準となる10ミリシーベルト以上(図1、2の線3)の地域は、4月6日時点では30